破壊的でエモーショナル、官能的でメロディック。規格外の個性と危険なまでの爆発力でグリーン・デイやSUM 41に続く存在として期待されるマイ・ケミカル・ロマンスの傑作デビュー・アルバム。
第86回直木賞受賞作を、原作者つかこうへい自らが手掛けた脚本で映画化(82年)。“階段落ち”の記憶が鮮明すぎて、ヒット曲(3)が主題歌だったってことはすっかリ失念してました。今も耳に残ってる「銀ちゃ〜ん」はないけど、ハイライト・シーンのせりふ入りです。
こういう漫才聴いていると気分は昭和40年代の実家にタイム・スリップ! 澤田隆治がセレクトした漫才傑作選。音源はラジオの公開録音(NHK)。ボケまくる鳳啓助、お浜・小浜の勢い、若井ぼん・はやとの「失礼(しっつれい)しました!」が懐かしい。
我が道をゆくヘヴィ・メタルの強者が結成17年目にして放つ、初の2枚組ライヴ・アルバム。もともとライヴ・アクトの評価が高いバンドだけに、満を持しての登場だ。ベストといえる選曲で全23トラック、息つく暇もなくヘヴィ・メタルの真髄を提示している。
入手困難となっていた93年の“裏ベスト”を復刻。ピストルズと共演した「アイ・ラヴ・ロックンロール」や女性パンク・バンドL7との共演ライヴ「チェリー・ボム」など、貴重な未発表音源集。
1曲目のイントロが流れた瞬間からAORブームをリードした70年代後半が甦ってくる。ジャズのスタンダード集だった『バット・ビューティフル』(2003年)に続くアルバムは、ベスト盤的内容の2枚組ライヴ。これでスティーヴ・ミラー・バンド時代の作品があれば完璧だ。
70年代を中心に、フォーク、ニューミュージックの名曲を収録したコンピレーション・アルバム。今だからこそ、心に染みるフレーズがきっとあるはず。じっくりと耳を傾けたい。
2005年のショパン・コンクールで優勝したブレハッチによる、第1次予選の演奏を収録している。ポーランドからは、第9回のツィマーマン以来30年ぶりの優勝者となった。ポーランド期待の星だ。
ドキュメント盤と2005年のライヴ盤からなる2枚組。1973年にTV放送されたリサイタルの抜粋や80年代のツアーをとらえた貴重な映像も収録。拓郎の過去と現在の魅力が満喫できる。