本書は経営工学関係や経営情報学関係の学科で、オペレーションズ・リサーチ(operations research,OR)を初めて学ぶ、あるいはORを広く勉強したい学部学生諸君のためのテキストとして書かれたものである。
「スロー」をキーワードに、スピードに象徴され、環境を破壊しつづける現代社会に抗するライフ・スタイルを求めて、さまざまな場所で模索し、考える人々の言葉に耳を澄ます。人と自然とのつながり、人と人との結びつき、身体、日常生活、文化ーその根拠にある“遅さ”という大切なものを再発見するユニークな試み。
初版を刊行して以来、多くの読者に支持され、版を重ねることができたが、早くも10年を経過した。もとより、本書のような内容は、十数年の間に変化するものではないが、その間に寄せられた質問なども勘案して、この際に、内容を全面的に見直し、新訂版とすることとした。改訂にあたっては、最初に0章として、物理化学量の単位に関する事項を解説した。また、例題や問題についても検討し、若干の新問題を追加した。
砂漠に不時着した飛行士がめぐりあった星の王子さま。愛と美しさと純真さについて、私たちにそっと問いかける、不滅の名作。
荘園公領制の展開にもみられる東国の独自性、見え隠れする東国自立国家の構想、水陸の交通と都市的な場の形成…常陸・北下総の地を舞台とし、武家諸勢力の消長を主軸としながら将門の乱から北条氏の滅亡までを、網野史学の諸テーマを凝縮して描く。知られざる歴史叙述の達成。
本書では、経済の問題だけではなく、戦争と平和、安全保障、日本国憲法、環境危機、民主主義などが、多岐にわたって論じられている。だとするとなぜ、『経済成長がなければ…』なのか?それは、経済発展を目指すことこそが現実的であり、それ以外は理想論にすぎないという考え方にこそ、本書で扱った多くの問題の核心があるからである。
民衆が歴史の表舞台に登場した室町・戦国時代。飢饉や世上不安の中、掠奪の限りを尽くし、幕府に徳政を要求した土一揆は果たして村民の抵抗運動だったのか。その実態を検証し、民衆にとって土一揆とは何かを考える。
本書では、実践的なパワーMOS FETの活用ノウハウを、実験と実用回路の試作によって余すところなく紹介する。
巷には語学の教材や学習法の情報があふれているが、本当に有効な外国語学習法とはどんなものだろうか。「外国語が身につく」とき、学習者にはどんな変化がおきているのだろう。言語学や心理学などの知見を基盤としながらも独自の研究分野として発展してきた「第二言語習得研究」の最前線を紹介する。
あらかじめそこで行われることがわかっている建築(遊園地)から、そこで行われることでその中身がつくられていく建築(原っぱ)へ。潟博物館、ルイ・ヴィトン表参道、青森県立美術館、並びにH、Sなど一連の住宅で、今最も注目されている著者の初めての建築論集。
なるほど、納得!読んだその日から「経済通」。まったくの初心者・初学者が、すんなり楽に通読できて経済学と経済の全体像をつかめるように書かれた入門書。これでもう、新聞・テレビの経済ニュースは怖くない。