初のベスト・アルバム。曲は外部への発注だが、詞はすべてGAO自身。セレクション・アルバムだからということもあるのかもしれないが、いい楽曲が丁寧にパフォーマンスされていることを再認識する。最近の作品からスタートする構成が、意外。
さだまさしと吉田政美が1972年に結成した伝説のフォーク・デュオ、グレープ。わずか3年の活動期間で「精霊流し」「無縁坂」といった名曲を生み出したデュオのラスト・コンサートの模様を収録したライヴ盤。ラジオで放送されただけの、初レコード/CD化となる秘蔵音源だ。
ゲルニカ、ヤプーズなどで活躍し、現在でもカリスマ的存在の不思議系キャラ、戸川純。本作は、1984年2月19日にラフォーレ・ミュージアム原宿で行なわれたライヴを収録した作品。
ザ・ハッスルズ、アッティラと不遇のバンド時代を経て、ロサンゼルスでレコーディングされた1971年のソロ・デビュー・アルバム。ブレイク前の22歳のビリーの素朴で初々しい歌声が楽しめる。
初めてホームタウンのNYで録音された1976年の4thアルバム。NYへの愛情、郷愁を感じさせる「ニューヨークの想い」「さよならハリウッド」などの名曲を含む、ビリー自身お気に入りの名盤。
新録のC.ローパーのカヴァー(2)を含むベスト盤。収録曲の半分以上が米No.1ソングという実績も凄いが、個人的には顔は三枚目、だけど歌うと二枚目となるフィルならではのキャラクターに拍手したくなる。枯れ葉舞い散る季節に相応しいベスト盤だ。
新聞、テレビ、雑誌に取り上げられ爆発的ヒットを続けている中高年のアイドル、綾小路きみまろの待望のライヴ・ビデオ。その極めて独創的で個性的でユーモアに満ちた、他に類をみない漫談家の魅力を。
81年3月発表のライヴ・アルバム。前年のツアーからのベスト・テイク集で、「順子」や「乾杯」など、彼の初期の代表曲を完全網羅。ギター1本で生き様を感じさせる“兄貴”の魅力にあふれた1枚だ。
83年8月発表のライヴ・アルバム。同年7月に西武球場で行なわれた大規模なサマー・ライヴの模様で、「巡恋歌」や「順子」などのヒット曲を中心に全16曲を2枚にコンパイル。初期のバンド・スタイルの集大成的作品だ。
90年2月発表のライヴ盤。大ヒット・アルバム『昭和』のリリース直後の全国ツアーから、全22曲を2枚にコンパイル。「巡恋歌」から「ろくなもんじゃねえ」まで、新旧の代表曲を完全網羅した人気の高い作品だ。
97年12月発表のシングル集第2弾。83年の「恋人時代」から88年の「NEVER CHANGE」までの10タイトル全20曲を2枚に完全収録。リリース順に収録されているので東芝EMI在籍時代中期の“兄貴”の微妙な変化がうかがえる。
97年12月発表のシングル集第3弾。88年の大ヒット曲「とんぼ」から96年の「傷まみれの青春」までの10タイトル全20曲を2枚に完全収録。リリース順に収録されているので東芝EMI在籍時代後期の微妙な変化がうかがえる。
言葉を紡ぐメロディの一つ一つに、人生の酸いも甘いも経験した男だからこそ出せる、影を含んだ優しさが醸し出されている。スーッと歌の世界に入り込させてくれる鈴木雅之のエモーショナルな歌声もさることながら、上質な歌謡ソウル曲が、胸を焦がせます。
1stアルバムから最新シングルまでのラブ・ソング全108曲の中からリスナー投票によって選ばれたベスト・ラブ・ソング・アルバム。懐かしいあの曲や、心に残る名曲がこの1枚に。
世間の女性シンガー・ブームとはまるで無縁であるかのように、着実に自らの音楽を高めているセカンド・アルバム。聴く者を惹きつけずにおかない魅力を深めた、堂々たる歌いっぷりはすでに独自の境地に。アートワークを含めスタッフとのユニティも強力。