松任谷(荒井)由美のデビュー30周年を記念したトリビュート盤。楽曲の良さは保証付きだから、参加ミュージシャンがそこに寄りかかって間が抜けやしないか心配したが、それは杞憂。井上陽水とともに歌い手としてのオリジナリティを見せつけたaikoが恐るべし。
BMG在籍時代からアルバム『ボディ・ランゲージ』までを完全網羅したカイリー・ミノーグのベスト。マスコミで話題となったシザー・シスターズとの共作トラックなども収録。
しばらく鳴りを潜めていたRIZEだが、2005年2月に山嵐とのバトルCD『革命』で復活を果たし、このベスト盤でそれまでの活動を総括してからまた新たにシーンをかき回す魂胆なのだろう。オルタナ、ヒップホップ、パンクなどのいいとこ取りをエモーショナルに昇華。さて、次は?
88年のデビュー作から97年の8作目までエピック在籍時代のベスト・アルバム。10年間で表現スタイルは変化しているが、変わらずに貫かれているものを感じさせる年代をシャッフルした選曲が絶妙。新たなマスタリングで初期作品の魅力も生々しく。
93年のデビュー以来、常にトップの人気と話題をさらったガールズ・ヴォーカル・ポップのパイオニア、ジュディマリ。2001年3月に惜しくも解散した彼女たちの歴史を完全収録したベスト盤。
「地平線」のヒットで知られる西島三重子の話題曲がCD化。巣立っていく子供たちへのメッセージを綴った楽曲で、地方局でオンエアされたのをきっかけに、学校関係者からリリースの要望が高かった曲。
2000年9月にライヴ・レコーディングされたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライヴ・アルバム。バンドとしての頂点にあったザック在籍時の伝説のラスト・ライヴがついに甦る。
カッティング・エッジ・レーベルのサンプラー的コンピが初登場。夏らしいhotなクラブ・ミュージックとボサのcoolな感覚、レゲエのリラックスしたタイム感をこの1枚で。
最高の音で楽しむために!
雑誌『ストレンジ・デイズ』監修による、60〜70年代のB級洋楽ヒット曲集。といいつつも、なかには超名曲(3)(10)を収録するなど、緩急ある構成で聴き手を飽きさせない。選曲基準は曖昧だが、70年代に洋楽に浸った人たちにとっては思い出深い曲ばかり。