スキャンダラスなことがあっても、彼は20世紀を代表するキング・オブ・ポップであることに変わりはない。さまざまなチャートで1位になった曲をコンパイルしたベスト・アルバム。ビートルズのときみたく、あれが入ってないとか大人げないこと言わないようにね。
小室哲哉の携わった作品を厳選収録したコンピ。彼自身がメンバーだったTM NETWORKやglobeの代表作から渡辺美里や篠原涼子、hitomiなど、プロデュースを手がけたヒット曲までを収録。全盛期の活躍を凝縮した2枚組。
最新ベスト・シリーズ《GOLDEN☆BEST》の南佳孝編。その都会感覚あふれるセンスでシティ・ポップ・シーンをリードしてきた南佳孝のヒット・シングルをすべて網羅したベスト・コレクション。
東芝EMI在籍時のシングル12曲を中心としたベスト盤。大ヒット・ナンバーはもとより、カヴァー曲でも聴ける彼女の圧倒的な個性と独特の世界観は、あらためて確固たるものだと痛感させられる。
電気グルーヴの究極の2枚組ベスト・アルバム。シングル・ベストのディスク1に、石野卓球&ピエール瀧セレクトによる裏ベストのディスク2という構成で、新曲も収録されたファン必携盤だ。
オリジナル・アルバムとしては通算9枚目にあたる本作も、前2作に劣らぬ大ヒットを記録。ラジオによって育まれた自らの音楽的ルーツを基本コンセプトに、5曲のシングル・ヒットを生んだ86年作品。
保育園から幼稚園、学校をはじめ、結婚式などのさまざまな行事に使われる音楽を集めた《実用シリーズ》。今回は『パーティ・効運動会BGM特集はこちら!
果音楽』を加え、あらゆる場面に対応させた新シリーズとして登場。
突然発売されたマイケルの新曲5曲と前作『ヒストリー』からのリミックス8曲という変則CD。おそらく、これらの新曲5曲も、『ヒストリー』制作時のアウト・テイクと思われる。サウンド的には、『デンジャラス』、『ヒストリー』路線のもの。
[1]は81年のファースト・アルバムを不動のメンバーにより2006年に録音したもので、(11)はLP初回分封入のソノシートの曲。不変のロマンティシズムに年食ってパワー増したエナジー注ぎ込んで聴きごたえ十二分だ。[2]は82年6月の豪雨の日比谷野音ライヴ。
“メンズエッグナイト”“ブチアゲ♂トランス”“トランスレイヴ”などのトランス・シリーズのアーティストが集った、トランスCD。それぞれのシリーズから歌えるトランスをピックアップ。
アンディ・スターマー、奥田民生らいつもの面々に加え、ジョン・スペンサーら超豪華作家陣が楽曲を提供。誰の曲であれPUFFYでしかない世界へと塗り替えてみせる情感希薄な個性的歌唱の見事さは、もはやブルース・リーの名言「考えるな、水になれ」の領域に。
ブエナビスタによる人気海賊映画のサントラ盤。スコアを手がけるのは『ライオン・キング』でアカデミー賞を受賞し、前作の音楽も担当したハンス・ジマー。ベテランならではのドラマティックなトラックが満載。
そういうネタなんだろうな、と身構えているのに、つい笑わされてしまうのは、やっぱしセンスと実力の賜物なのだろうか。一発ネタ的な要素満載ながら、人に聴かせれば絶対ウケること間違いなしの一枚。しかし刑事ものテーマとクラシックの相性は最高だよなぁ。
ボチェッリ初のカヴァー集。選曲のよさが光り、彼の声に合ったメロディがロマンティックに響く。嬉しいのは日本盤に収録された夏川りみとのデュエット。まったくタイプが違うふたりの歌声と歌唱が、美しいメロディの中でまばゆいばかりに溶け合う。