「PAO〜N」という一風変わった名前の番組が福岡にある。メインパーソナリティーは「ラジオにこの身を捧げる」と言い切る男、沢田幸二(九州朝日放送アナウンサー)。ラジオの深夜放送が隆盛を極めた1980年代に始まった「PAO〜N」。現在は平日の昼にゆるく、時にするどいしゃべりでリスナーを楽しませている。放送が始まり、40年が過ぎた。生放送ならではの「今」を届ける姿勢を貫く沢田が当時の仲間や憧れの人物と会い、存分にラジオ愛を語り合った。