妻は学びの宝庫!?妻が悪いから哲学に走ったのか、哲学に走ったから妻が悪くなったのか?ソクラテスもツチヤ師も苦悩した“抱腹絶倒”のベストエッセイ集!
稀代の天才にして、不世出の実業家といわれるマスクだが、彼も最初からそれができたわけではない。自分の得意なIT関連からスタートして、徐々に力をつけ、才能を磨き、資金を蓄える中で「世界を救う」ためのビジネスに関わるようになったのだ。「神がかり的な決断の速さ」と「神をも恐れない鋼のメンタル」2つの視点を軸に、マスクの知られざる仕事術を解き明かす!
不可思議で理不尽な、中南米撮影ノンフィクション!
インドに大聖者カリアッパ師との偶然の出会いから、師についてヨーガ行者の集落で厳しい修行に励むことになった若き日の中村天風が、幾多の苦難を乗り越えて不治の病を克服し、ついには覚醒に至るまでを、ヒマラヤの大自然の中に壮大なスケルーで描いた、実話に基づく感動の物語。
アテーナイの軍人クセノフォーンが、己れの見聞のままに忠実に、師と仰いだ哲学者ソークラテースの姿を記した追想録。師への告発にたいする反論に始まって日常の言行を述べながら教育論にいたる全篇から、ソークラテースの人となりが生き生きと浮び上がってくる。歴史的ソークラテース像を知るうえでの貴重な一書。
新宿で飲んだ帰りにヤクザにからまれた土下座させられたサラリーマンが一念発起して練馬の空手道場に通い始めた。「強くなりたい。ケンカに勝ちたい」の一心で男の腕前はめきめき上達した。不倫のホテル帰りに再び同じヤクザにからまれた男は、若いOLの手前、りきんだのだが…。異色格闘技長編ロマン。
ある日とつぜん、“逃げだせ王さま”のなかの2ページが、ある者の手で消されてしまったー。ある者とは?ナゾを追いつめる友太のまえに、こわい白目の少年が現れる。友太はふしぎな世界にはいりこんでいきます。あること、ないこと、みなはんたいーすべてがさかさまの『はんたい学』ってなんだ?君は、知りたくないか。
凍てつくブダペストの橋の上で、あの女は、わたしを待っている-異様な衝動につき動かされ、見知らぬ町の遠い女を捜しにやって来た美しいアレーナを待ちうけていたものは…コルタサル「遠い女」未知の世界への探検熱に取り憑かれ、狂人たちを引き連れて船出した騎士フォン・クヴァッツの数奇な運命…ムヒカ=ライネス「航海者たち」ポーの正統的な継承者、フリオ・コルタサルの表題作をはじめ、現代ラテンアメリカ文学の多様性をあますところなく伝えるパス、フエンテス、ビオイ=カサーレス、ムヒカ=ライネスらの傑作全11篇を収録。驚倒すべき想像力が紡ぎ出した、きらびやかな悪夢、奔放な空想、黒い哄笑が交錯する短篇集。
「どこのおうちにもこんな王さまがひとりいるんですって」このことばをかかげ、1959年、毎日出版文化賞の受賞とともにスタートした王さまシリーズ。以来たくさん版を重ね、500万もの子どもたちに愛されてきました。わがままでくいしんぼの王さまが、お城でじけんをおこしたり、お城からとび出し宇宙や海の底に行ったり大活やく。誕生40年を記念して、「ぼくは王さま全集」の五十ものゆかいな話が、新編集で十一冊の本にうまれかわることになりました。文字を読みやすく組みかえ、さし絵も全部かきかえました。お話の面白さをたっぷり味わって下さい。