激動の前四世紀にギリシア統一を訴えた、弁論術の巨星の全容が今、蘇る。本邦初訳。
革命と反革命がせめぎあう20世紀ラテンアメリカを舞台に検証する-。宗教パワーはどう動くか。
世界を知ろう、21世紀へ。世界全域を網羅した世界各国史。
ラ・ロシュフーコー、百科全書、プルースト、フロベールなど、古典的な作家と書物を扱ったこれらのエッセーは1961-71年にかけて執筆されたが、この10年間にバルトは、『記号学の原理』、『S/Z』、『サド、フーリエ、ロヨラ』などの主要著作を発表している。たえず転位する刺戟的な批評家であるバルトの、この間の文学的軌跡が本書のエッセーには集約・反映されている。
王さまは、たまごやきがだいすき。朝も、ひるも、夜も、いつもたまごやきを食べます。ある日、王さまは、とびきり大きなたまごやきをつくるために、「ぞうのたまご」をとってこいと、めいれいをだしました。いいだしたらきかない王さまのお話。日本児童文学の歴史に残るロングセラーをA5判サイズで活字も新しくページもリニューアルしました。
いったい、いつからこの国にはリーダーがいなくなったのか!“歴代総理の指南役”安岡正篤、中村天風が遺した理想的指導者の条件。
ヨーロッパ文明の基層、ラテン語の世界を案内する、知的雑談満載のイツミ教授のラテン語講義。よく引用されるラテン語名句の話から文法の初歩へと導く読み物風入門。
ラテンアメリカ地域の歴史を読みやすく概説した入門書。
王さまなら、なんでもすきなことができる…ほんとでしょうか。小さな王さまは、インコをかいたくて、テストで一〇〇てんをとる、と大臣にやくそくします。ところが、だいすきなインコがクマにゆうかいされて、あわてた王さまは山へむかいます。王さまは、大すきなエミちゃんのパーティに…。小さな王さまシリーズ。
保田は生国大和を、自らの生と文学の根源をなす揺籃の地として終生慕い続け、語り誌して倦まなかった。就中、産土の地・桜井近在を国の初めの土地、記紀・万葉の故里として尊び、幼少時からその隅々にまで足を運んで本然の感傷と教養を育んだ。本書に収めた四篇は、そうした著者のかたみともいうべき、歴史と風土への讃仰に満ちたガイドである。「長谷寺」は開基千三百年に当り、同寺からの慫慂を受けて、書き下ろされたもので、写真を添えて『大和長谷寺』の題で上梓されたのは昭和四十年。万葉集風土記の趣きを呈する『山ノ辺の道』も同じく写真を付して同四十八年に刊行された。一方、昭和三十三年から棲家を求めた京都と、離れて思う奈良両都の“伝統と現代”を写した「京あない」「奈良てびき」は昭和三十九年に「芸術新潮」の需めに応じて執筆された作品である。
本書では、古今の「ミサ曲」を歌う皆さんのために、ミサとは何か、ミサとミサ曲の歴史、ラテン語の発音など「ミサ曲」にまつわるさまざまな事柄を解説しています。演奏家にとって大きな関心事である「発音」に多くを割きましたが、背景となる歴史やキリスト教の教義にも触れてあります。さらにミサ曲以外のラテン語の教会音楽についても、簡単ではありますが代表的な曲の概要と発音を解説してあります。
本書は、ディジタル信号処理の入門用テキストである。不規則な信号を処理対象とし、フィルタの演じる役割を興味ある信号の抽出手段として捉え、現代的手法を用いてまとめた斬新な書。