哲学はソクラテスとともに始まったと見なされてきた。だが、何も著作を残さなかったソクラテスが、なぜ最初の哲学者とされるのか。それを、彼とその弟子のプラトン、アリストテレスという3人の天才による奇跡的な達成と考える従来の哲学史観では、致命的に見落とされたものがある。ソクラテスが何者だったかをめぐり、同時代の緊張のなかで多士済々の思想家たちが繰り広げた論争から、真に哲学が形成されていく動的なプロセスだ。圧倒的な量の文献を丹念に読み解き、2400年前、古代ギリシアで哲学が生まれるその有り様を浮き彫りにした『哲学者の誕生:ソクラテスをめぐる人々』の増補改訂版。
古代学芸の受容、信仰理解の体系化、修道制の確立などに大きな役割を果たした西方の教父群像。ラテン教会は彼らにより揺るぎない基盤を与えられ、決定的な飛躍を遂げる。中世の自己成型が進展する世界史的時代の証言たる重要著作を網羅。
あしたはたのしいえんそくだ。でも、のらねこソクラテスにはないしょなんだ。いったらぜったいついてくるからなあ。ごめんな、ソクラテス。好評のソクラテスシリーズ第3弾。
空手界に一大旋風を巻き起こした日本武道魚本流空手拳法。その練習ノウハウを初公開!著者でなければ伝えることが出来ない「技」と「心」を初心者、特に子供達にも解り易く、写真中心で解説。
終わりのない旅を続ける亡命者エックス。出会いと別れ、獲得と喪失を繰り返す遍歴のはてに見出されるものとは。母国ウルグアイの圧制を逃れ、亡命という「痛みを伴う複雑な経験」をくぐり抜けた著者がつづる、現代の遍歴の物語。
本書は、心理臨床・ソーシャルワーク領域で注目を集める「ナラティヴ・アプローチ」の三人の創始者たちが、フィンランド・ハメーンリンナで一堂に会した最初で最後のワークショップの記録である。「問題/治療」の脱構築を通して既存のセラピーが拠って立つ基盤に新たな光をなげかけ、協働的なプロセス/協働的な言語を追求してきた三人の“コラボレイショニスト”たち。来歴の披露、ケースの供覧、率直な議論、そしてリフレクションからなる“マスターズ”の貴重な饗宴を通して、「セラピスト」の新たな責任と倫理が浮上する。
「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)でおなじみ北原照久が贈る、励ましの名言コレクション。
最悪?と思った中古マンションには女神が棲んでいた。突然持ち上がった立ち退き話をきっかけに入居者たちが組合を作って個々の負担なし、外断熱で管理費もカバーとあらゆる知恵を絞って新しいマンション建設に至った。コーポラティブハウス完成までの笑いと文殊の知恵の物語。
かあさんがかえらないー?!きびしく美しい氷の国でけんめいに生きるペンギンのおやこのふかい愛のきずなー。
この絵本は指で道をたどって読み進めるしくみの本です。絵本のとびらにビンゴカードを発見した主人公「いぐら」といっしょに、あなたもビンゴカードを手に取り、お話の中へでかけましょう。道はふたつに分かれていたり、ときには3つに分かれていたり。選んだ道によって数えるものも結果も変わってきます。いろいろなものを数えて、ビンゴをしながらたどり着いたゴールでは、きっと数える楽しさと達成感で心が満たされていることでしょう。さて、あなたはいくつビンゴできたかな?
宗教でも教義でも瞑想でもない、新たなる浄化体験
内村光良とさまぁ〜ずが、毎回多彩なゲストを迎えてお送りする脱力系成り行きバラエティ。行き当たりばったりの、ゆるいテイストでロケに挑む一同が、ゲストによって違うさまざまな企画にチャレンジし、爆笑を生み出していく。