■種類数:1種
■本体サイズ:W240×H200×80mm
贅沢CD2枚組!
エッシェンバッハの濃密演奏によるチャイコフスキー悲恋の管弦楽
&フィラデルフィア管のメンバーによる金管奏者必聴のエヴァルド
エッシェンバッハ&フィラデルフィア管のシリーズ第9弾。2003年から2008年までフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務めたエッシェンバッハ。最新盤はチャイコフスキーの管弦楽作品と金管奏者にはお馴染エヴァルドの金管五重奏曲を収録。伝説的な演奏を作り上げたエッシェンバッハ&フィラデルフィア管のチャイコフスキー交響曲第4、5&6番に続く熱演を披露しています。
シェイクスピアの傑作「ロメオとジュリエット」。チャイコフスキーは1869年の第1稿から約10年かけて練り上げ、現在は1880年の最終稿が演奏される事がほとんど。世界中の誰もが知っている恋愛悲劇を音楽で細かく描写しています。チャイコフスキー特有のロマンティックな旋律を、エッシェンバッハお得意の濃密かつ濃厚な表現で描き出しています。後半のクライマックスシーンのロメオとジュリエットのテーマでは、一層劇的に盛り上がり鮮烈な印象を残します。『弦楽のためのセレナード』はオーケストラの実力が表れる緊密なアンサンブルを聴かせてくれます。『フランチェスカ・ダ・リミニ』はダンテの「神曲」に出てくるフランチェスカ姫の劇的な悲恋の物語。エッシェンバッハのグロテスクでドラマティックな音作りに注目です。
ロシアの作曲家、ヴィクトル・ウラジミロヴィチ・エヴァルド(エーヴァリト)は一般にはほとんど知られていないものの、金管楽器奏者の間ではビッグネーム。サンクトペテルブルク生まれ。音楽院で学んだ後、土木工学の教授を務めながら、当時ロシアで名を馳せたベリアエフ四重奏団のチェリストとして活躍しました。4曲の金管五重奏曲は、1888年から1912年にかけて作曲。それまでは生前に出版された変ロ長調(作品5)1曲だと思われていたのが、1960年代になって4曲あることがわかり、金管五重奏の標準レパートリーとして広く演奏されるようになりました。フィラデルフィアのメンバーによるクインテットはちっとも力まないのにパワフル。柔らかく、美しい自然なアンサンブル。ヴェリゾン・ホールで録音されたこの演奏で聴くと、エヴァルトの作品が、味わいのある素敵な音楽に一変します。全4曲を演奏したストックホルム・チェンバーブラスの録音(BIS613)ととともに、この曲集の代表的録音に挙げられるでしょう。(キングインターナショナル)
【収録情報】
CD1:
チャイコフスキー:
・幻想的序曲『ロメオとジュリエット』 (1880)
・弦楽オーケストラのためのセレナード作品48
フィラデルフィア管弦楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音時期:2008年1月、2007年11月(セレナード)
録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
録音方式:デジタル(ライヴ)
CD2:
チャイコフスキー:
・幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』作品32
フィラデルフィア管弦楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音時期:2008年1月
録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
録音方式:デジタル(ライヴ)
エヴァルド:
・金管五重奏曲第1番変ロ短調 作品5
・金管五重奏曲第3番変ニ長調 作品7
フィラデルフィア管弦楽団員
デイヴィッド・ビルガー、ジェフリー・カーナウ(トランペット)
ジェニファー・モントーン(ホルン)
ニッツァン・ハロズ(トロンボーン)
キャロル・ジャンチュ(チューバ)
録音時期:2009年6月
録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
録音方式:デジタル(セッション)
制作: マーサ・デ・フランシスコ
録音: ジャン=マリー・ジャイサン、チャールズ・ギャグノン
Disc1
1 : Tchaikovsky: Romeo and Juliet [22:21]
2 : Serenade for String Orchestra, Op. 48: I. Pezzo in forma di sonatina: Andante non troppo - Allegro moderato [10:46]
3 : II. Valse: Moderato. Tempo di valse [04:03]
4 : III. Elegia: Larghetto elegiaco [11:17]
5 : IV. Finale (Tema russo): Andante - Allegro con spirito [08:16]
Disc2
1 : Tchaikovsky: Francesca da Rimini,Op. 32 [26:24]
2 : Ewald: Brass Quintet No. 1, Op. 5: I. Moderato [04:47]
3 : II. Adagio - Allegro - Adagio [03:47]
4 : III. Allegro moderato [03:45]
5 : Brass Quintet No. 3, Op. 7: I. Allegro moderato [05:31]
6 : II. Intermezzo [04:36]
7 : III. Andante [03:52]
8 : IV. Vivo [03:48]
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大クープランの伯父、ルイ・クープラン・エディション第4巻!
レオンハルトの高弟であり、現在のオランダを代表する世界的チェンバリスト、ボブ・ファン・アスペレン。J.S.バッハの鍵盤作品集、フローベルガー・エディションと並行して進められてきたアスペレンの重要録音プロジェクト、ルイ・クープラン・エディションの最新巻となる第4巻が、約7年ぶりにリリース!
フランス音楽界に栄えたクープラン一族の中で「大クープラン」ことフランソワ・クープランに次ぐ重要人物であり、フランソワの伯父にあたるルイ・クープランのチェンバロ作品集。ヨハン・ヤーコプ・フローベルガーと親交を結び、大きな影響を受けたルイ・クープランの作品は、フローベルガーのスペシャリストでもあるアスペレンならではの解釈が光ります。今作では、ドイツ、ヴェストファーレンのヴァレン城ゆかりのオリジナル・チェンバロ、ヨハネス・ルッカース1640年製の楽器を使用し、比類なき技術でルイ・クープランの音楽を解明していきます。
また、ルイ・クープランのチェンバロ作品全集はこれで完結となりますが、ルイ・クープラン・エディションの第5巻としてオルガン作品集も予定しているとのことで、アスペレンのこれからの活動にもますます期待がかかります。(Photo, Aeolus)(輸入元情報)
【収録情報】
L.クープラン:
● 組曲ト短調
● 組曲ニ短調
● 組曲ハ長調
● 組曲ホ短調
● 組曲ロ短調
● 組曲ニ長調
● パヴァーヌ 嬰ヘ短調
● ファンタジー ホ短調(フリギア旋法)
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ/ヨハネス・ルッカース1640年製のオリジナル・チェンバロ)
録音時期:2020年
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
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スロヴェニアの新進気鋭作曲家
ヴィト・ズライのパワフルなサウンド
スロヴェニアの作曲家、ヴィト・ズライはその音楽のパワフルさが魅力の作曲家です。多層的な音響は彼の作品の特徴の一つですが、このスーパーオーディオCDではその立体的なサウンドがじっくりと堪能できます。
球技の審判補佐コンピューター情報処理システムを指す『ホークアイ』や、テニスのコートチェンジを意味する『チェンジオーバー』などというタイトルにみられるように、ズライは創作のインスピレーションを、彼自身が情熱を傾けているテニスから得ています。陽の光と影、様々なものとの遠近法、動きと静けさなど、彼がテニスを通して体感したであろう様々な要素が作曲家ズライというフィルターを通って音楽となった作品の数々は、どこかカラリとして明るい響きがします。ズライの創作に深く関わっているホルン奏者、ザール・ベルガーのソロも圧巻です。(キングインターナショナル)
*この商品には打楽器作品を収録した約15分のDVDが付属しておりますが、このDVDはPAL方式で記録されており、DVD再生が可能なWindows PCやMacのほか、マルチシステム対応AV機器などで再生することが可能です。通常のNTSC方式のDVDプレーヤーやTVでは再生することができません。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。
【収録情報】
ズライ:
● ホークアイ〜ソロ・ホルンとオーケストラのためのコンチェルト (2014)
ザール・ベルガー(ホルン)
スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
マティアス・ピンチャー(指揮)
録音時期:2014年2月28日
● リストラング〜アンサンブルのための (2012)
アンサンブル・モデルン
録音時期:2015年3月14,15日
● チェンジオーバー〜アンサンブルとオーケストラのための (2011)
アンサンブル・モデルン
フランクフルト放送交響楽団(hr交響楽団)
ヨハネス・カリツケ(指揮)
録音時期:2011年11月25日
● ランアラウンド〜4人の金管楽器奏者とアンサンブルのための (2014)
アンサンブル・モデルン
録音時期:2015年3月14,15日
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
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ジュリーニ・コンダクツ・チャイコフスキー
ジュリーニによるチャイコフスキー『悲愴』の録音は、フィルハーモニア管とロス・フィルとの2つの録音があります。造形美と彫りの深い立体的なフィルハーモニア管との演奏。明るい響きと見通しの良いジュリーニの指揮で名演と言われているロス・フィルとの演奏。両者には20年ほどの開きがありますが、前者のフィルハーモニア管との録音のほうが、ジュリーニらしい精巧さと明確な構成力が反映されていると言えるのではないでしょうか。(キングインターナショナル)
【収録情報】
Disc1
チャイコフスキー:
● 交響曲第2番ハ短調 Op.17『小ロシア』(1956年録音)
● 幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』(1962年録音)
Disc2
● 交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』(1959年録音)
● 幻想序曲『ロメオとジュリエット』(1962年録音)
フィルハーモニア管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
原盤:EMI
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ヴェルディ生誕200年
スカラ座での記念公演ライヴ映像!
豪華ソリスト陣と音楽監督バレンボイムの指揮
ミラノ・スカラ座にとって特別な意味を持つヴェルディ生誕200年シーズンの開幕直前に演奏されたヴェルディのレクィエムのライヴ映像。記念公演にふさわしく、アニヤ・ハルテロス、エリーナ・ガランチャ、ヨナス・カウフマン、ルネ・パーぺという人気・実力ともに絶好調の歌手陣が集められています。
バレンボイムとスカラ座によるヴェルディのレクィエムといえば、2009年におこなわれた来日公演での見事な演奏が話題になったのが記憶に新しいところですが、その3年後の演奏である今回の映像は、両者の関係がさらに深いものとなっており、その大きな成果を披露するかのように、スカラ座公演の後、同じチームで、ルツェルン、ザルツブルク、ベルリンでも再演がおこなわれ、高い評価を得ていました。
バレンボイムならではの重みのある楽曲解釈、スカラ座の声とオケの素晴らしさに加え、ソリストの大健闘が光る内容となっています。(HMV)
【収録情報】
・ヴェルディ:レクィエム
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
エリーナ・ガランチャ(メゾ・ソプラノ)
ヨナス・カウフマン(テノール)
ルネ・パーペ(バリトン)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
収録時期:2012年8月
収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo、DTS 5.1
NTSC
Region All
レーベル : Decca *cl*
色彩 : カラー
画面サイズ : ワイドスクリーン
信号方式 : NTSC
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
音声 : ラテン語ー2.0ch (stereo) リニア PCM,ラテン語ー5.1ch DTS
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フォンテーン&ヌレエフの「白鳥の湖」
フォンテーンとヌレエフによる定評ある映像ソフト。演奏はランチベリー指揮ウィーン交響楽団が担当。
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲
ルドルフ・ヌレエフ、マーゴ・フォンテーン、他
ウィーン国立歌劇場バレエ団
ウィーン交響楽団
指揮:ジョン・ランチベリー
107分
音声:リニアPCMステレオ/ドルビー5.1/DTS5.1
画面:NTSC カラー スタンダード・サイズ(4:3)
レーベル : Dg
信号方式 : NTSC
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 1
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Disc1
1 : un isolato da te
2 : mio giorno pi bello nel mondo
3 : lungo inverno
4 : Vivendo adesso
5 : Ora vieni a vedere
6 : L'impossibile
7 : L'amore altrove
8 : Dimenticarmi di te
9 : In equilibrio senza te
10 : Era una vita che ti stavo aspettando
11 : Almeno un po'
12 : S... be'... ma... non so?!
13 : Dovrebbe essere cos
14 : Mai
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モーツァルト唯一のオラトリオ『救われたベトゥーリア』
ルセ&レ・タラン・リリクによる決定打録音の登場!
歌唱陣にはピオーら充実の布陣
ルセ率いるレ・タラン・リリクがモーツァルトを録音しました。1771年、モーツァルトが15歳の時に書いた宗教劇『救われたベトゥーリア』です。モーツァルトによる完成された唯一のオラトリオ。台本は1734年に完成されたピエトロ・メタスタージオによるもので、モーツァルト以前にもヨンメッリらが作曲、さらにモーツァルト以降にはサリエリも1821年に同台本に作曲しています。モーツァルトはこの作品をアラゴナ公ヒメネスの依頼で作曲しましたが、この作品が上演されたという記録は残っていません。オラトリオといっても、オペラ・セリアを思わせるような作風で、冒頭の序曲だけとっても、15歳にしてこれだけの作品を作ったモーツァルトの神童ぶりにあらためて驚かされるばかりです。ルセとレ・タラン・リリクの見事な管弦楽による、天才モーツァルトの唯一のオラトリオの決定録音の登場です!
あらすじはユダヤ教徒の町ベトゥーリアが襲撃され、イスラエルの貴婦人アミタルは町の頭領オヅィーアに言い、包囲軍に屈服し、交渉し、人々の恐れを和らげるよう申し入れる。しかし、貞淑な寡婦ジュディッタが、敵の陣営に乗り込み、彼女の美貌に心を許し宴で酔い寝込んだ敵将の首を打って町を救うという物語。女性の貞節や勇気を象徴する主題で、バロック以降よく用いられ、広く知られていた物語です。華やかなアリアを受け持つのはソプラノのアミタル。ここではサンドリーヌ・ピオーがアミタル役を務めています。種族の長達、カーブリとカルミは物語の注進役。アルトが配されたジュディッタ役はイタリア出身のイエルヴォリーノ。ヘンデルからヴェルディまで幅広く活躍、あぶらの乗った歌手です。合唱はアクサンチュス。やわらかなアンサンブルで、物語を影になり日向になり支えています。(写真c Eric Larrayadieu)(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:オラトリオ『救われたベトゥーリア』 K.118
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ/アミタル)
アマンダ・フォーサイス(ソプラノ/カーブリ、カルミ)
テレサ・イエルヴォリーノ(メゾ・ソプラノ/ジュディッタ)
パブロ・ベムシュ(テノール/オズィーア)
ナウエル・ディ・ピエロ(バス/アヒオール)
アクサンチュス
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指揮)
録音時期:2019年6月22-29日、7月1日
録音場所:ブローニュ=ビリャンクール、ラ・セーヌ・ミュジカール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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イタリアの女流パニーニが
バッハの全フルート曲に挑戦!
バッハのフルート曲を、偽作といわれているものまですべて含めた好企画。イタリアのフルート奏者パニーニは、古典派の知られざる作品発掘に熱心な女流。王道のバッハでも澄んだ美しい音色を聴かせてくれます。ピアノ伴奏という点もかえって新鮮です。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:
● フルート・ソナタ ロ短調 BWV.1030
● フルート・ソナタ イ長調 BWV.1032
● フルート・ソナタ ト短調 BWV.1034
● フルート・ソナタ ホ長調 BWV.1035
Disc2
● フルート・ソナタ ハ長調 BWV.1033
● フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV.1031
● フルート・ソナタ ト長調 BWV.1020
● 無伴奏フルート・ソナタ イ短調 BWV.1013
フランチェスカ・パニーニ(フルート)
アムミンバーレ・レバウデーゴ(ピアノ)
録音時期:2016年6月
録音場所:ブレシア、カストレッツァート・カヴァッリ・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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