ことのはじまりはパンチェン・ラマ十世が50歳の若さで急死したことにあった。転生ラマをめぐり、中国とチベット亡命政府のかけひきの中、95年5月半ば、突如ダライ・ラマはパンチェン・ラマ十一世を発表。その生まれ変わりとされる6歳の少年は、両親、兄弟とともに中国公安に連れ去られ、消息を絶った。転生者探しの顛末は?中国とチベットの関係は?本書は英国人ジャーナリストの著者が、綿密な取材力で克明に描いたノンフィクション作品である。
全店詳しいデータ&マップ付き!あの老舗やホテル、お洒落なレストランの「贅沢ランチ」ベスト100を一気にご紹介。
日本列島の自然を鳥の視点で映し出していくシリーズの第4弾は、ライトアップも良好な東京の夜景を激写。大都会を中心に特集し、高層ビル街・新宿やクリスマスに華やぐ渋谷・六本木の街並など、絶景場面がずらりと並ぶ。
日本上空を縦断しながら鳥の視線で四季折々の風景を楽しませてくれる、空中撮影シリーズの沖縄編。どこまでも青く美しい海、そこに生息のウミガメやエイ、さとうきび畑やパイン畑などを紹介する。
奥深く、さまざまな表現方法を持つ日本音楽=純邦楽のベスト。三曲の「六段の調」や長唄の「京鹿子娘道成寺」といった有名曲のほか、普段なかなか聴けない雅楽といった音楽まで網羅。
イタリアの神童、フランチェスコ・カフィーソの第2弾。デビュー作ではエモーショナルで美しいバラード・プレイを聴かせていたが、今作ではカフィーソの超絶技巧のアルト・サックスが炸裂している。
百年前の大震災は起こるべくして起こった。地震の頻発する土地柄を直視しない市民たちの辿る運命を、実地取材や被災写真などの貴重な記録をもとに、地質学のグローバルな視点から包括的かつ詳細に描く。
松戸・柏・野田・我孫子・流山・鎌ヶ谷で、日常からちょっと離れてすてきな時間を過ごしませんか。
中国、日本、ヨーロッパの膨大な文献の渉猟に基づいた考察を、フィールド農学者が翻訳・解説することで、中国農業史を世界に開かれた視野から俯瞰する。中国の科学・技術史の集体成として名高い、ジョセフ・ニーダムの『中国の科学と文明』シリーズの一巻。