ポスト3大テノールとして注目される旬の2人のテノールが、ローマの雄大な遺跡、コロッセオをバックに熱唱したライヴ映像。ジャンルを超えた親しみやすい選曲で綴る、充実したコンサートだ。
平成のフランク・ザッパとも言うべきユニークな音楽集団による、フュージョン・ファンだけでなくザッパ好きのロック・ファンにもアピールする1枚。超絶技巧サウンドにどこかユーモアが漂う。
ラバトは室内楽からジャズまで活動範囲が広く、映画や劇場の音楽も手がける欧州のベテラン・コントラバス奏者。仏ジャズ・ピアニスト、マヌエル・ロシュマンとのデュオでスタンダードを取りあげたジャズ・アルバムだ。存在感のある重厚な演奏を展開する。
ヴィヴァルディの唯一のチェロのためのソナタ集を、バロック・チェロのオーソリティであるビルスマが、共感あふれる演奏で聴かせる。さまざまな楽器で奏される通奏低音の新鮮な響きが心地よい。
喜劇の王様は辛口の時代批評家でもあり、素晴らしい作曲家でもあった。本作では、彼がサントラ録音のために用いたオリジナル譜面が復元され、そのなかから編まれた組曲を演奏。彼が生んだ名曲にはクラシックのエッセンスが込められているんだ、と納得。美しい曲多し。
モーニング娘。主演で話題になった青春映画。実際に彼女たち7人が駅伝を完走する様子をとらえたドキュメントが映画で使われた。等身大のキャラクターを投影させた彼女たちの演技に注目だ。