本書は、経済学、経営学、そして組織論等が構築してきた企業理論を、制度主義的観点から整序したものである。経済学・経営学の理論は、出自としては、西欧社会での企業行動を観察して形成されてきたものといってよいが、本書の整序によって、異なった制度環境のもとにある日本企業を理解する上でも、有効なものとなった。斬新かつユニークな書。
黒人のオペラ歌手ロブソンとの交流を通して、また、書簡・論文・講演やインタビュー等を博捜して、人種差別と戦いつづけた偉大な物理学者の知られざる側面を明らかにする。
米国政府から150万ドルの予算措置を受け、多くの分野からハーバード大学医学部精神科に集められた研究者たちが、ゲームが子どもに及ぼす影響を2年にわたって詳細に検証。歪められたゲーム批判から、問題の本質を発掘する。「子どもの味方」をアピールしたい政治家、めざましい成果を発表して世論に迎合したい研究者、ドラマチックな見出しを求めるマスコミへの、実証的で痛烈な反論の書。
心理カウンセリングにとどまらず、さまざまな対人援助の現場で「心のふれあい」が求められてきている。その領域は、学校・病院・福祉施設・企業をはじめとして多様に増えつつある。そうしたなか、まずもって必要なのは、実践を支える考え方と実践の方法を伝えることであろう。いま本書は語る。カール・ロジャーズの“人間尊重”の姿勢を、人々はどのように実践しうるのか?ますます広がりゆく「心のふれあい」の現場での可能性をさぐる。
雪がとけ、緑が芽吹く春。生命が躍動しだす季節をソローと歩む。“森の人”の日々!博物誌家、思想家でもあるアメリカの作家ヘンリー・ソロー。1837〜61年に彼が綴った日記を日付ごとに編纂。(「春」編は2月24日〜4月11日)。本邦初訳。
全米で話題の書、待望の日本上陸!西友を飲み込んだ巨大企業。トヨタ、セブンーイレブン、ユニクロどころではない、ブラック企業の概念も超えたその実態に迫る!
「うつとは行動である」-この新しい見方から生まれた、古の知恵と最新の科学知識に基づく、うつからの脱出プログラムを解説。