アメリカン・アニメ『トムとジェリー』の主題歌をはじめとしたドラマ主題歌やCMソングなどなど、昭和の冗談音楽の第一人者の作品を一挙に収録した作品集。大滝詠一、鈴木慶一、永六輔らの解説も読み応え満点。
フィンランド出身、メロディック・デス・メタル・バンドの2nd。オペラ調女性ソプラノ2人と、男性デス・ヴォーカルをフィーチャーしたユニークかつドラマティックなサウンドを聴かせる。
随所にクリスマス曲を引用しているので、てっきり12月録音かと思ったら、84年1月イタリアでの未発表ライヴだった。当初アルバム化の予定はなかったものらしく、どの曲も延々とソロを回す長い演奏。一風変わったフォスターのソロもたっぷり楽しめる。
簡素ながら研ぎ澄まされた美学のあるウィリアムソンの94年の作品。派手なフレージングがなくとも小粋なスウィング感は抜群で、しかも素朴さの奥に輝く洒落たフィーリングはこの人ならでは。良く知られたスタンダーズ中心の選曲が功を奏した、魅力全開の快作。
ディジー・リースとテッド・カーソンの2人の名トランペッターによるアルバム。「星影のステラ」「ウォーキン」などのスタンダードから斬新なオリジナルまで幅広い選曲でファンを飽きさせない。
村上春樹『国境の南、太陽の西』に引っ掛けたアルバムで、(8)以外は小説に登場する曲で構成。ベテラン3人が、ちょいとやってみるべぇか的気楽さでプレイしていて、その分こっちも聴きやすい。アッサリ味のピアノが、春樹小説ぽいっていうことなのだろうか。
『ヴィーナスジャズ・スペシャル・キャンペーン』のアンコール・プレス。ウィリアムソンのいわゆるメインストリーム・ジャズが楽しめる。スタンダード中心に選曲もされている。
村上春樹『国境の南、太陽の西』に引っ掛けたアルバムで、(8)以外は小説に登場する曲で構成。ベテラン3人が、ちょいとやってみるべぇか的気楽さでプレイしていて、その分こっちも聴きやすい。アッサリ味のピアノが、春樹小説ぽいっていうことなのだろうか。
ベテラン・アーティストの北村英二が、旧友テディ・ウィルソンとともに制作したアット・ホームな雰囲気の暖かなアルバム。ジャズの名スタンダードばかりが収録され、コアなマニアからジャズ入門者までオススメできる1枚だ。