簡素ながら研ぎ澄まされた美学のあるウィリアムソンの94年の作品。派手なフレージングがなくとも小粋なスウィング感は抜群で、しかも素朴さの奥に輝く洒落たフィーリングはこの人ならでは。良く知られたスタンダーズ中心の選曲が功を奏した、魅力全開の快作。
ディジー・リースとテッド・カーソンの2人の名トランペッターによるアルバム。「星影のステラ」「ウォーキン」などのスタンダードから斬新なオリジナルまで幅広い選曲でファンを飽きさせない。
バレンボイムも認めたレバノン出身の新進ヴァイオリニスト、クロード・シャルフーのエキゾティックなオリジナル・アルバム。彼の手にかかるとサティもオリエンタル風に変身!
チマローザはナポリ楽派の代表的なオペラ作曲家だが、現在は「秘密の結婚」が上演されるくらいだ。「女の手管」は1794年に作曲されたブッファ。新進の頃のダニエラ・デッシーに注目。
《ヘリテッジ・オブ・ジャズ〜コンコード30》の1枚。小気味よくスウィングするアーネスティの歌声が素晴らしい、彼女の代表作。バックを務めるのはハンク・ジョーンズ、レイ・ブラウン、ジミー・スミスのトリオ。