レスリー・ダンカンやジョニ・ミッチェルを思わせる英国のシンガー・ソングライターが72年にリリースしたデビュー・アルバム。英国の匂いを感じさせるクラシカルなストリング・アレンジが映え、格調高く気品のあるフォーク・アルバムに仕上げている。
ユニークで多彩、創造性のあるサックス&フルート奏者ユセフ・ラティーフが残した初期の名作。パーカー作の(6)以外は自作曲。ハード・バップ全盛時代の録音であり、ハード・バップ主体のジャズながら、ラティーフのアドリブが先進性を示していることに注目。