村上春樹『国境の南、太陽の西』に引っ掛けたアルバムで、(8)以外は小説に登場する曲で構成。ベテラン3人が、ちょいとやってみるべぇか的気楽さでプレイしていて、その分こっちも聴きやすい。アッサリ味のピアノが、春樹小説ぽいっていうことなのだろうか。
村上春樹『国境の南、太陽の西』に引っ掛けたアルバムで、(8)以外は小説に登場する曲で構成。ベテラン3人が、ちょいとやってみるべぇか的気楽さでプレイしていて、その分こっちも聴きやすい。アッサリ味のピアノが、春樹小説ぽいっていうことなのだろうか。
レイ・ブラウンに捧げたアルバムで、全編にカーの美麗なアルコが響きわたる。ピアノ・トリオに、フロント楽器としてもう一本のベースが全編ソロを取るというアイディアもユニークだ。解説にある、若き日のカーがレイに贈られた言葉というのが、また面白い。
ウィスパー・ヴォイスが心地好い、ボサ・ノヴァ・シンガーの『ブルー・ボッサ』に続くアルバム。西海岸のスタンダードを中心に、ブラジル・ギターと伸びやかなヴォーカルを聴かせてくれる。