本書は、「粘度管理」の要望にこたえることを目的として、工業プロセスで扱う実用の溶融スラグ・ガラス(一般に、多成分系)に対する高精度の粘度推算法について解説したものであり、また新しい材料プロセス工学創造への道を拓くものである。
本書は、日本建築学会の「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」を初め、諸計算規準・設計規準に準拠して記述したが、いわゆる構造計算に重きをおくことより、鉄筋コンクリート構造の基本的なことがらの理解を深めるように心掛け、計算図表などは最小限必要なものだけにとどめた。また、初学者のための参考書、または教科書として役立つよう、簡単な例題や演習問題をつけ、平易簡潔に記述した。第6版では、日本建築学会の規準、指針や規定などが改定され、限界耐力計算法なども整えられたのを受け、全体的な見直しをし、単位系をSI単位系に統一した。
大競争の主戦場であるアメリカ・北米の現地工場で、日本型経営・生産システムは受容・定着するのか。ハイブリッド・モデル分析による日本多国籍企業研究グループの成果。
事例から学ぶ事業中断とレジリエンシー(復元力)構築。
太陽活動と地球圏を統一的に捉え情報通信・宇宙開発から環境問題まで幅広い課題に答える。
保全に関する基本的な考え方とその変遷。また、それにともなってどのような対策が取られてきたかを保全現場における具体的な事例、中でも航空産業に基づいた事例を多数用いて詳しく解説。一方、保全で必要となる基本的かつ理論的な考え方をなるべくていねいに記述。
糖尿病患者に出会った時の初期対応、入院患者の血糖コントロールの仕方のエッセンスを多岐にわたる場面(状況・病態)ごとに解説。2010年の新しい糖尿病診断基準、HbA1cの表記法をふまえた最新の記述。
本書は、洗浄技術のうち、特に洗浄装置と洗浄剤を中心に解説している。洗浄装置の抱える技術課題や解決方法、装置選定のポイントのほか、代表的な洗浄装置、代替洗浄剤について、その詳細をそれぞれ専門技術者に解説して頂いた。さらに、製造現場ではどのように代替洗浄が行なわれているか、半導体製造工程、液晶製造工程における事例を紹介した。
20世紀を代表する不世出のヴァイオリニストが自身の生涯と音楽についてあますところなく綴った自伝。激動の時代に生きながら、あくまでも音楽の精神を追求しつづけた芸術家の信念と滋味あふれる人間性をしのばせる名著。
膨大なソーシャールデータから価値ある情報を見出すために必要な一連の技術について解説。ソーシャルネットワークが生み出すデータを抽出、分析、可視化するまでのテクニックを学ぶことができる。技術的なアプローチの背景となる概念や理論、有用なツールの活用方法なども解説。ソーシャルデータとはどのようなものか、またどのようにアプローチすればよいのか、そのために必要な知識や技術は何かなど、ソーシャルデータを扱おうとする開発者に必要な基礎をわかりやすく提供する。
「幸福」は何によって決まるのか?私たちの「幸福」を計測することはできるのか。経済学の理論、測定、政策に新たな知見をもたらす。