江戸から明治、大きく時代は変わる。人々は夢を追いかけ新しいものを取り入れ、初めてのものを作り出した、スキー、アイスクリーム、胃カメラ、万年筆等々。豊富な資料を駆使して描いたパイオニアたちのとっておきの話『事物はじまりの物語』と、綿密な取材ぶりで知られる著者が旅先での出来事を綴った『旅行鞄のなか』の合本。長編小説の取材で知り得た貴重な出来事に端を発した物語の数かず。
定番・人気ブランドからヴィンテージ・限定品アイテムまで、自分だけの「至高の1本」の見つけ方、一生モノにするためのメンテナンス法etc.初心者も、愛好家も、どっぷりひたれる「万年筆のある暮らし」。
MonoMAXのワンランク上のファッション誌文房具&万年筆とインク沼の世界
「パートナー」「やる気を高めるスイッチ」「自分の内面を教えてくれる」「頭の中を整理するためのアイテム」「癒やしの時間をくれるもの」…勉強ノート、家計簿、ひとりブレスト、トラベル日記、オリジナル手帳、ライフログ…メーカー中の人&SNSで人気の文具好き23人のノート術を公開!
気になる「あれ」を作っている人はどんな人たちなんだろうー本書はそういう単純な動機から生まれました。経済のソフト化とか、他国の追い上げによって、モノ作りの現場は自信を失いかけているかのように報道されていますが、ちょっと視点を変えてみると、素敵でかっこいいモノが生み出されています。そして訪ねていくと…そういうモノたちは、「職人技」によって支えられているものでした。十の物語が紡ぎ出す新しいモノ作りに、参加してみませんか。
「足して」使うと、こんなに便利。ピュアで、スタイリッシュで、実用的な文房具のお話。
甦る。真夏の海の眩しさが。いつか見た、あの風景に出逢いたいーそうだ、今度の旅は、大人発、青春時代行きー無限に拡がるレールの先の未知なる出逢い。
筆記具の枠を超えたステータス・シンボルであり、美術品であり、代々の家宝として受け継がれる万年筆。宝石をちりばめたもの、手書きで絵がつけられたもの、細いものや太いもの、頑丈なものから繊細なものまで、一本一本が持ち主の好みや性格を反映する。本書は、1998年にイギリスで発売されたこの世界でもっとも優美な筆記具の決定版ガイドブックだ。30社のメーカーによる200本以上の万年筆とアクセサリーを取り上げ、フルカラー写真と1998年当時の流通価格も含めてそれぞれの万年筆を詳しく解説する。巻末には最新の万年筆も掲載した。このコレクター向けガイドでは、古代の原始的な筆記具から今日の最新万年筆に至る魅惑の進化の歴史を紹介。カルティエ、シェーファー、モンブラン、ビスコンティ…どんな万年筆のファンにも役立つ豊富な情報と実用的なアドバイスを含んだこのハンドブックは、すべての万年筆愛好家必携の一冊だ。
歴史を振り返り、日本の勁さを取り戻せ。膨張中国の脅威、中韓の歴史攻撃、安全保障体制の確立など、待ったなしの重大課題にどう対処すべきか。日本再興の針路を示す時論集。
馴染めない会社を退職し、地元・金沢に帰還した玉緒は、小説家だった亡き祖母の書斎で、古い万年筆を見つける。それに憑いていたのは、尻尾がペン先みたいな黒猫姿のつくも神・マネだった。マネは玉緒に、祖母の書き残した小説を完成してほしいと頼む。その小説は工芸品に関わる、つくも神たちを巡るお話だった。金沢の街を舞台に、様々なつくも神と人々の想いを、相棒の万年筆猫と共に紡いでいく。
懐かしくて、格好良くて、小さな存在。それが文房具。
鉛筆や万年筆から生まれる文学、絵画、音楽、建築-創造と夢を生みだす、手になじんで放せないとっておきの掌中の一本。
パソコンがこんなに普及する世の中になっても、パソコン嫌いの人はまだまだ多い。「パソコンを使うようになると漢字を忘れる」とか、「ステレオタイプな文章しか書けなくなる」などと、まだ思っている皆さん、パソコンは実は「あなたの思考力をおおいに高める、人生の味方」なのです!本書は、超ビギナーでもラクラク読みこなせる、パソコンライフへの第一歩の一冊です。
文房清玩の世界へようこそ!どっしりした無垢板の広葉樹の机、硬質な切れ味を誇る切り出し、世界に一本しか存在しないオーダー万年筆、竹の柔らかい弾力が生み出したマガジンラック、スクラップには欠かせない長刃の封切り鋏、緻密な細工にぴたりの握り鋏、品格ある手漉きのワープロ用紙、顔に合わせて微調整された快適な眼鏡、一本の原線から叩き出される誂えの眼鏡フレーム、透明感ある黒がにじむ幻の松煙墨、軽くて不思議な漆硯、伝統ひと筋の毛筆、防水防腐防虫効果満点の柿渋座布団、昔の知恵を今に活かす葛籠。これら造り手の顔が見える書斎の道具はみな、単独で在るのではなく、使い手と一緒に育っていき、かけがえのない逸品となります。