「奇跡」を創ったのはだれか?産業構造の全く違った三か国が戦後の高成長をいかに実現できたか?高成長メカニズム企業類型に着目してみる新たな経済史。日本の企業集団、台湾の中小企業、韓国の財閥。それぞれ担い手は違えど高度な経済発展を遂げた背景に、企業類型はいかなる影響を及ぼしたのか?自動車・電子・石油化学・製鉄・鉄道インフラ…それぞれの分野ごとに、高成長の多様な側面を浮き彫りにする。
アフリカの哲学と知恵を今こそ現代世界に活かす。アフリカには、人びとの共生を実現するための知恵や仕組みがある。自らの不完全性を認めつつ他者を拠り所にする社会認識、徹底した交渉、日常の生活世界に豊穣を見いだし、手元にある物や知識、技術をブリコラージュして活用する力。個の自律と公共的連帯をいかに両立させるかに苦悩する現代社会の問題を解く鍵がそこにある。
「存在論的人類学」のほんとうの起点がここにある。新アニミズム論を再評価し、世界を結び直すために。
現代の「人間」の輪郭を浮かび上がらせる試みは、人類が葛藤のなかで培った「耐える」力を探ることから始まる。絶滅の危機にある種と感染症との闘い、焼畑農耕による森の破壊と再生の連関、変動する島環境のなかで移住によって命をつなぐ人々-積み重ねてきた知恵を足場に自らを改変するダイナミズム。
京都を暮らすように旅するー。市民運動のやり過ぎから免疫低下でがんになった。治療の後、体にいいことをするため京都へときどき転地。観光客の集まる古都とは違う何かが見えてくる。
英語をなるべく英語のまま理解するにはどうしたらよいか?私は英文の主語と動詞の辺りの関係に注目することで、おおよそそれが出来たように思います。皆さんは私の読み方をどう思われますか?
身体壮健な老後を選ぶか、よれよれな老後を選ぶか。身も心も健全なセンテナリアン(百寿者)になりませんか。
70年代、半世紀前ーそれは日本に若いエネルギーがあふれていた時代。横浜を出港、ソ連邦、北欧を経てロンドンへ。そしてヨーロッパ周遊。船、列車、飛行機を乗り継ぎ、一人旅。旅好きが高じて4年ちょっと勤めた会社をやめ、約1年のヨーロッパ旅行に出かけた女性の若い日の旅物語。
ドバイ・ロンドン・パリ・ミュンヘン紀行。熱中症に罹りパリ病院に3日間入院する婿。マレーシア航空MH17便のウクライナ上空での撃墜事件。運命の悪戯は今日も起きる?
お店の逸品から、おばんざいまで「近又」が伝える本物の味。二〇〇年の伝統に裏打ちされた和食の真髄がここにある。お台所でも作れる近又の“ハレ”と“ケ”の料理。
子どもたちを信じ、平和を愛した作家・那須正幹さんありがとう。豪華執筆陣が作品への思いを綴ります。児童文学作家・評論家による作品解説、ともに仕事をした画家・編集者や交流のあった方々からのエッセイ・手紙、さまざまなジャンルで活躍する読者からの思いを集めました。
各自治体別の最新試験情報と独自の地域情報を掲載。論作文の過去問から執筆すべきポイントを解説。過去問を分析して作成した演習問題による教養試験対策。