千年の都、京都。日本の寺のエッセンスがすべてこの街にある。新鮮で衝撃的な京都十寺巡礼。
作家・五木寛之が案内する、古都の歴史を映す10名刹と各店の数々。選りすぐりの情報と美しい映像満載の類をみない、貴重なガイドブック。
映画の舞台にするため、地図から消えてしまった村を探してほしい、という大学生が訪れた。しかしそこは、第二次世界大戦中に、生物兵器や細菌兵器研究所があった場所。ところが、広島と聞いて、冬の美味を求め元気に出発したはずの美奈子からSOS-「伝染病がうつったかもしれない」と。まさか、細菌は六十年近く生きていた?発症一週間後の死亡率七十パーセントというウイルスから、麻衣子は美奈子を救い出せる。
本書は、地球温暖化問題に関与する各主権国家、企業、消費者など、さまざまな主体の、リアリスティックな行動原理を前提として、問題解決に向けた道筋を、国際的枠組みの交渉、国内政策形成プロセス、技術の開発、温暖化メカニズムに関する科学面の探求といった面に光を当てながら考察するものである。
高齢者が介護を必要とする前にいかに予防するか?介護予防の大切さはわかっていても具体的なノウハウがわからない…多くの介護従事者の声に答えるべく、すぐに現場で使える介護予防の手法を伝授する。
夫婦で行く四国八十八ケ所、特に宗教心があるわけでもなく、どうしても神や仏にすがる事情を抱えるわけでもないが、子育てを終えた、現役世代の夫婦が、人生の中間点を過ぎたところで白装束・管笠・金剛杖という古めかしいファッションに身を固め、自分のこと、夫婦のこと、家族のこと、社会のこと、過去のこと、現在のこと、未来のこと自分達は何処から来て、何処へ行こうとしているのか、人生の自分探しと将来作りの夫婦遍路旅。
大きな変形能力をもつ伝統的な軸組構法の建物を適切に評価できる。壁量計算によらない、耐震設計・耐震補強設計が可能。限界耐力計算の手法を学ぶ。
世の中に般若心経の本は数多くあるが、いまだ、その本当の真実を伝えるものはない。その“真実のメッセージ”とは何か、快刀乱麻、一刀両断のもとに示す画期的な書。心経原典の全テキストを収録。
ユダヤ理解の最良の入門書。律法、礼拝、聖書、神秘主義、終末論…。四千年の離散と現代的諸問題のもと多様化しながらも、まとまりを保ちつづけるユダヤ。そのアイデンティティを支えるものはなにか。従来の方法では捉えきれなかった、ユダヤ的本質と現在をわかりやすく解き明かす。
幼児虐待はどこでも起こりうる問題。被虐待者の心の傷を癒したり、虐待者の病める心理状態に治療の手をさしのべる児童思春期精神科医の介入が当然必要だ。
現在、宗教とフェミニズムが交錯する場は複雑に入り組んでいる。この複雑な語りの交差するところにこそ、現代女性の自己再生への可能性がある。宗教は「家父長制の道具」なのか。抑圧された女性を救う力となるのか。
「これ以上やさしくは統計解析を説明できない」という著者の声がきこえてくる本です。統計といえば平均くらいしか知らなかった人でも、この本の指示通りにExcelを操作していけば、かなりの手法が扱えるようになります。統計を理解するコツはまず“慣れる”こと。さあ、あなたもさっそくページをひらいて…マウスをカチッ。
キリスト教を公認し、大胆な改革を敢行したローマ皇帝の全生涯を記す教会史。本邦初訳。
これまで意外と知られていなかった江戸大名家の「下屋敷」の特色・機能をディスカッションをまじえて論じる。仙台藩伊達家、岡山藩池田家、熊本藩細川家を中心にその選地や性格を考え、他の下屋敷も含めた発掘調査で出土した遺物からさらに検討を加える。