ワーカホリックな29歳、れんげ。会社からの唐突な退職勧告を受け帰宅すると、結婚予定の彼氏と見知らぬ女!?「俺がいなくても、れんげは生きていけるだろ?」。そんなことあるか、ボケ!!傷心のれんげは旅立つ、超メジャーだが未踏の地、京都へと。そこで出会ったのは、おっとり系大学生男子とおしゃべりな黒狐。黒狐曰く「れんげの願いを叶えて、徳を積むのです!」。スルーしたものの、次々と怪異に巻き込まれ…。あやかしと老舗甘味を巡る、不思議な物語、開幕です!
蔵に眠る“いわくつき”の着物の管理を祖母から引き継いだ鹿乃。その着物も、とうとう最後の一枚にー。「桜の園」と名付けられた着物は、書き置きを残して失踪した野々宮家の女性のものらしい。彼女の足跡を追ううち、祖母が「叔母さんは、山で神隠しに遭うたんや」と言っていたと知る。神隠しの真相と、鹿乃と慧、そして良鷹、それぞれが未来に受け継ぐものとはー。
目先の補助金だけが頼りの農民。票欲しさに金をばらまく政治家。無責任な言説を繰り返す評論家。それぞれが農業の惨状を招いた戦犯だが、中でも最大の元凶は組織防衛に走り、あらゆる改革に背を向けてきた農協である。誰も書けなかった巨大組織の「闇」。愛知県渥美半島で、日本最大の農協に挑み続けた農民の怒りの告発。
京都・大阪の施設を再調査し、対象エリアに神戸地区を加えた2011年版ガイドブック。レストラン239軒、ホテル42軒、旅館31軒の合計312軒の施設を紹介。
破天荒な家庭教育で、ニート3兄弟が京大3兄弟に!目からウロコが落ちまくる、新しい家庭教育論!子どもの探究心に火を付けるオヤジの手口。
ジウ・イーリンに請われ、美術展での鑑定のために円生、小松とともに上海を訪れた清貴。優雅な上海滞在のはずが、突然、菊川史郎からニューヨークにいる葵の隠し撮り写真が送られてきた。史郎は葵の身の安全を条件に、清貴にある絵を盗み出すように言う。清貴は葵のため、そして家頭誠司の汚名を晴らすために立ち上がるー上海とニューヨークをまたにかけた2ヶ月連続刊行、第一弾!
祇園で地下クラブを経営する敦子から清貴に持ち込まれた奇妙な依頼。小松探偵事務所が正式に調査に動き出したが、思わぬ方向に転がり出す。一方、円生は突然、家頭邸で行われる予定の展覧会の開催を中止にしてほしいと言い出した。円生を翻意させようと奔走する葵だが、その裏には…大人気シリーズ、17弾!
学生・社会運動の嵐が吹き荒れた1969年の5月13日、超満員となった東大教養学部で、三島由紀夫と全共闘の討論会が開催された!自我と肉体、暴力の是非、時間の連続と非連続、政治と文学、観念と現実における美…。互いの存在理由を巡って、激しく、真摯に議論を闘わせる両者。討論後に緊急出版されるやたちまちベストセラーとなり、いまだ“伝説の討論”として語り継がれる貴重なドキュメント、三十余年ぶりの復活。
怪異譚を求め日本中をたずねる小説家・刀城言耶は瀬戸内にある鳥坏島の秘儀を取材しに行く。島の断崖絶壁の上に造られた拝殿で執り行われる“鳥人の儀”とは何か?儀礼中に消える巫女!大鳥様の奇跡か?はたまた鳥女と呼ばれる化け物の仕業なのか?本格ミステリーと民俗ホラーを融合させた高密度推理小説。
速読術+記憶術+マインドアップで、いまあなたの脳が目覚める。
大人気シリーズ「京都寺町三条のホームズ」の公式読本が、ついに登場!これまでにシリーズに出てきた京都のスポットやグルメを清貴が案内する「舞台案内」、カラー写真でおくるスポット紹介、イラスト付きキャラクター紹介&誕生秘話、葵の誕生日パーティーの夜を描いた書き下ろし中編小説「バースデーの夜に」など、シリーズの魅力が満載!ファン必携の一冊です。
現代アフリカのソマリ人と室町時代の日本人はそっくり!時空を超えた両者の奇跡的な符合について、ノンフィクション作家と日本中世史専門の歴史家という、普通は接点を持ち得ない二人が心ゆくまで語り合い生まれた「現代の奇書」。対談を重ねるごとにスイングする二人の会話。異分野間の交流から生まれた新たな発見も!文庫のための追加対談もボリュームたっぷり。驚きと興奮に満ちた対談本。
大正の京都。伯爵の血筋でありながら一族に忌み嫌われる露木の病弱な体は、日々蝕まれていた。だが祇園祭の宵山も盛りの頃、露木は鯉城に出逢う。頑強な肉体の彼が外の世界を教えてくれたから、心が救われた。その時から、露木は鯉城のために謎を解く。それが生きる証…ある日、鯉城は女から恋人のふりをしてほしいとの依頼を受けるが、恋に取り憑かれた相手の男が月夜に女の家に付け火をし、自らに火をつけて焼死したと聞く。男は猟銃を所持していたが、なぜ苦しい死を選んだ?この事態に悩む鯉城のため、露木はあまりに不可思議な男の死の理由を推理する。その他「鹿ヶ谷の別荘に響く叫び声の怪」や「西陣の老舗織元で起こる男女の愛憎劇の行方」など、京都に潜む愛と欲の情念はさらに渦巻き、鯉城と露木の二人は意外な結末に直面する。『刀と傘』で「ミステリが読みたい!」ベストミステリ1位を獲得した著者が仕掛ける、驚愕必至の連作本格探偵ミステリ。
築一〇〇年の農家の修復から始まった心温まる豊かな暮らし。イギリスの貴族生活を離れたベニシアが、日記に綴った里山での日々。待望のエッセイ集、第2弾。
ドクター苫米地のこれまでの理論を確実に実践できるのが本書です。即効性の高い「究極のノート術」を身につけることによって、自己実現、自己変革が可能になるのです。ゴールの達成と無意識を結び付ける「ブレイン・トリガー」を初掲載。