天理教、金光教、大本教など19世紀に立教した新興宗教から、真光教、パーフェクト・リバティ教団などの戦後の新宗教にいたるまで。なぜ近代以降の宗教建築は、いかがわしく不気味なものと見なされてきたのか。その建築・都市計画を読み解き、神道・伝統仏教における建築や、海外新興宗教の都市計画とも比較する。建築批評の第一人者である著者が、日本の歴史・社会において新宗教という他者に向けられてきた視線を克明に描き出し、大きな話題を呼んだ表題作に、増補・書下ろしを加えた増補決定版。
花が咲き、四季が移ろう池泉庭園。日本の庭園史を彩る名庭の宝庫。
“コミュニティ”から“ガバナンス”へ。日本人の「共同性」の特質をあぶり出し、政治学の立場から都市居住と民主主義を考察する気鋭の論考。
二一世紀の環境危機は、これまでの公害や環境問題とわけが違う。公害は、有害物質が排出され被害が生じる問題だから、有害物質を出さないようにすれば解決できた。だが、地球環境の危機は、地球が暖まるという問題だ。エネルギーを消費する限り、熱が発生し、炭酸ガスなど温室効果ガスのせいで、大気圏に蓄積していく。これを防ぐ唯一の方法は、炭酸ガスの排出を大幅にカット以外にはない。不平等条約である「京都議定書」の失敗を繰り言のように並べるのではなく、省エネ大国・日本だからこそできる「炭素税」「炭素会計」「炭素隔離技術」のプランを大胆に提言し、日本発の国際標準こそ日本のビジネスチャンスを広げる道であることを明らかにする。
いまなぜベイズ統計なのか?ふつうに使われている統計学は数学的、技術的でややもすると無味乾燥のものであるのに対して、ベイズ統計は結果から原因を探ろうとする、より人間の感覚に近い、幅広く理念的側面をもっているのが特徴である。18世紀の数学者Thomas Bayesが提唱したこの考え方は、いま統計的意思決定の理論として幅広い応用を得て、近ごろますます注目を浴びている。本書は、理論の理解はもとより幅広い応用例まで、初心者向けにわかりやすく解説したものである。
カレーのCMにも使用されていた、くるりのシングル。彼らが主催する京都音博の記念盤としての限定生産盤となっている。甘くてほろ苦いメロディが魅力のタイトル曲はもちろん、ジャジィな曲や小田和正とのデュエットによるライヴなど濃密な4曲入り作品。⇒♪くるり特集♪をチェック!
温暖化、食糧問題、格差社会、恋愛。いいことも悪いことも、ぜんぶ欲望から生まれている。環境問題が少しだけ身近に思えてくるかもしれない、イベント「東京環境会議」から生まれたことば。
猫たちの魅力を凝縮した、総天然色グラビアが満載!東京・千葉・神奈川・京都・大阪・神戸・福岡・長野・大分など注目の猫カフェを猫写真家・関由香の写真でたっぷりとご紹介。