雨が降っては困惑し、犬が鳴いては困惑し、久米宏の髪型ヘンだわヘンだわといっては困惑し、原稿料が安いといっては困惑し…ともあれ何が何でも困っちゃう筋金入りトホホニスト・ハラダムネノリが積年の困惑状況を大公開。そんじょそこらのトホホとはトホホが違う。本家本元元祖開祖、豊富な品ぞろえを誇る老舗がおくる、玉子おしんこ味噌汁付き超特盛りスーパー脱力エッセイ。
昭和23年、山形の寒村に赴任した新任教師が世に問うた、作文集「山びこ学校」。そこに描かれたそのひたむきな子たちの姿は、大反響を呼び、戦後民主主義教育の金字塔とまで讃えられたー。20代で教育界の寵児となった男と43人の教え子たちのその後40年。高度成長、教育変革、そして日本人の意識の変化…。昭和という時代に翻弄されながらも懸命に生きた、それぞれの人生の証を追う。
なんだ、そんなことだったのか。Google、Yahoo!上位表示マル秘テクニック。
やっぱり「京都歩き」は面白い。1200年の歴史を刻んだ「京の都」の姿が一目瞭然。日本人なら知っておきたい、日本の伝統文化のルーツ。
庭がなくても、時間がなくても、これまでの固定観念を白紙に戻し、発想を変えればガーデニングを自由自在に愉しむ方法がある。小手先のテクニックやツールに頼らず、植物が本来持っている力を引き出してあげれば、失敗は防げるー。生活空間やオフィス空間で実践を重ねて編みだした独自の要諦「脱庭」「自然」「省手間」「実用」「自由」をキーワードに、基本→実践→発展編の段階を踏んで懇切に手ほどきする。写真・設計図・植栽スケッチ等、図版多数。ガーデニングのカリスマであるP・ハーパー、「風のガーデン」の上野砂由紀氏との巻末対談や、Q&A、花期カレンダーも収載。
学生のカンニングを見つけては退学に追いやることに異常な情熱を注ぐマングース助教授と完璧なカンニングで試験を攻略することに威信を賭けた学生。試験をめぐり繰り広げられる究極の対決を描く表題作。規則の間隙を徹底的に衝く呆れた地方公務員の生態「駱駝市役所の人びと」。家族総動員で金儲けに明け暮れる一家の過激な日常「木村家の人びと」。常識を覆す抱腹絶倒の3編を収録。
日本中の居酒屋を飲み歩くという志を、ひとたび立てたからには後には引けぬ-。大阪で焼いたタコの湯気にのぼせつつ杯を重ね、新潟で枝豆を肴に地酒を飲み比べ、小倉でフグや鯖を熱燗とともに味わい…地元に息づく市井の酒場、失われゆく古きよき居酒屋を求めて、今日も流浪の旅は続く。各地で出会った酒と肴と人の醍醐味を語り尽くす極上の居酒屋探訪記の第一弾、ついに登場。
丹下健三が蔵王温泉スキー場に設計した共済組合の宿泊施設。安藤忠雄が青森の森に溶けこませるように建てた一泊2000円の公共の宿。庭園家・重森三玲の晩年の代表作を遺す、高野山最大の宿坊。フランク・ロイド・ライトの幻の図面から甦った米国屈指のリゾート・ホテル。ル・コルビュジエがリヨン郊外に遺した巨大なコンクリートの修道院。著名な建築家や庭師、棟梁たちが手がけた、名宿24軒を訪ねる旅。
おおいに笑って、ちょっぴり泣いて。ときどきヘコんで、毎日元気で。着物姿でしゃなりと歩くも、ジーンズ姿で自転車にまたがりびゅんと走る。京都・祗園芸妓小喜美と山口公女のすっぴん祗園物語。
「すきやばし次郎」をはじめとする綺羅星の如き一流店で、今日も握りの腕を振るう男たち。今では名人とまで呼ばれる彼らも、最初は一人の若者だった。十代で修業に入り、精進を重ねて一人前となり、店を構えてなお味の奥義を極める年月。全国十七人の鮨職人の錚々たるドラマに、鮨を愛してやまないノンフィクション作家が迫る。読み応えも味わいもたっぷりの列伝。
受験者必携!旧版を再編集。より充実した京都の知識を満載。
仕事帰りのビジネスマンでにぎわうキタの串カツ屋、カウンター越しのライブ感を味わうミナミの割烹、芦屋の「大阪より大阪らしい」うどん屋。地元の常連と料理人のやり取りや、店のたたずまいから見えてくるもの。「うまいもん屋」を訪ねれば、その「街」のすべてがわかるーナニワの名物編集者・江弘毅による、極上の「街場論」。
生粋の「京をんな」杉本彩が案内するとっておき「愛のパワースポット」。
麗しい明治〜昭和の彩色絵葉書、古写真、古地図と、現在の同一視線からの写真、地図を並べて、祇園、洛東、洛中、伏見など京都の「今昔」をたどる一冊。寺社や街角、橋、祭り、風俗から鉄道まで、本書を片手に100年前の美しき京都をぶらり散策してみませんか。
ライオン、R&D、富士ゼロックス、TOTO、明治、日産自動車のリサーチ担当者が、現場のノウハウを公開。顧客アンケートを有効に実施するために。