お金の流れがわかれば歴史がわかる。経済が発展すれば政治制度も変化せざるを得ない。貨幣量の変化を中世までさかのぼり、当時の景気循環を説明。室町幕府の衰退とともに、内乱と宗教戦争が頻発し、戦国時代に突入した原因はデフレ経済にあった。
ニューヨークから戻ってきた清貴と葵。再び、『蔵』での日常に戻った二人の前に、以前、吉田山荘で起きた殺人未遂事件の被害者となった人気作家の相笠くりすが現れる。くりすは、清貴をモデルにして書いた『華麗なる一族の悲劇』という小説を手にしていた。それは、昭和初期の京都を舞台に、探偵の清貴と書生の秋人が大富豪一族の謎に挑戦する物語だった…大人気シリーズ、15弾!
京都に住み、京都の女を描き続ける花房観音が迫る、京都に住み、京都を描き続けた山村美紗の生涯。歴史と情念、ミステリアスな京都の横顔は、美紗の小説とドラマ化された作品からきていると言っても過言ではない。
都市と建築の中間に位置する「街並み」は、そこに住みついた人々が歴史のなかでつくりあげ、風土と人間のかかわりのなかで成立した。世界各地の都市の街並みを建築家の眼で仔細に見つめ、都市構造や建築・空間について理論的に考察する。人間のための美しい街並みをつくる創造的手法を具体的に提案した街並みづくりの基本文献。
元広域窃盗犯にして寺男の有馬次郎と、穏やかな相貌と鋭い観察眼をあわせもつ住職の二人が、みやこ新聞の自称「エース記者」折原けいや、京都府警の碇屋警部と共に、難事件の謎に迫る!京の風情と人情と、密やかな悪意と。傑作本格推理。
週末に行く、小さな旅のための軽くて、おしゃれなガイドブック。はんなり「京都さんぽ」してみたくなるエリアがいっぱい。
京都の怪。“私”が出会ったのは漆黒のセーラー服の少女“狐様”。戯れる少女たちに惨劇の刻が迫る…。他、総大将・子連れ妖編、壮絶なる悲恋を描く首無・毛倡妓編の三編を収録。覗くは今夜、夢か現か幻かー。
京都の観光・食・体験・パン屋さんをバッチリ紹介するおもしろ旅エッセイが充実内容で盛りだくさん!!今回の4コママンガの舞台は京都!歴史ある都でのこげぱんたちの力の抜けっぷりにご注目。
人体のどんな組織や臓器をも作り出すことができる万能細胞の実現は、医療に革命をもたらすと期待されている。iPS細胞の発見は、その扉を大きく開いた。しかし同時にそれは、世界規模の研究競争の幕開けでもあった。山中伸弥教授のiPS細胞を中心に、世界の万能細胞研究の現在を見る。
2015年末、京都で不動産業を営む著者が「もし京都が東京だったらマップ」を制作し、個人ブログにアップした。本書では、著者がどういう目線で東京と京都の街を比較したのか、そして調査で体得した街歩きの極意を解説する。
世界は宗教で廻っている!グローバル社会の全ては宗教で理解できる!宗教学の第一人者が伝授!
二月の昼下がり、小松探偵事務所にいた家頭清貴の元を、賀茂澪人が訪ねてきた。自身も除霊を請け負っている『拝み屋』である澪人は、仕事の依頼に来たという。一つは清貴への鑑定の依頼だが、もう一つは小松探偵事務所への依頼だった。「とりあえず、お化け屋敷に来てもらわなあきまへん」-澪人が言う「お化け屋敷」に向かった清貴たちを待っていたのは…。大人気シリーズ、第19弾!
世界の平和や世界の民族との協調を考えるには、彼らの宗教がどのようなものなのか理解することが必要である。それは同時に、我々日本人の宗教を把握することでもある。宗教音痴といわれる日本人の精神基盤に光をあてた格好の入門書。