「点線国道」「港国道」「海上国道」から、「国道1号」「第三京浜」まで…どの国道にだって、過去や秘密がある。
地元弱小新聞の自称エース記者・折原けいに殺人容疑が?京都の裏情報を取材に来ていたフリーライターが毒殺され、接触していた彼女に警察が目をつけたのだ。マイナーな名刹・大悲閣千光寺の寺男・有馬次郎は、容疑を晴らしてやるため、調査に乗り出すがー(表題作)。知る人ぞ知るミステリアス京都と、古都ならではの謎解きの妙味。
微笑みに隠された得体のしれぬ怖さーそれこそが、京都の魅力であり真骨頂だ。千年の情念が積もり積もった都で飄々と暮す人々だけが知る恐怖を、京都話の名手が案内する。都の魔と人の業が結晶した“異形”、大路小路にひそむ“伝説”、京都人も畏れる“寺院”。ほか“神社”“奇妙”“人間”“風景”“幽霊”“妖怪”の九章からなる京都奇譚。
コテコテの大阪、お洒落な神戸、伝統の京都。県民性をリアルに検証。もぐら初のコミック旅エッセイ。
盗まれた社伝を求めて、京都へ向かった甲斐と貴湖。そこで待っていたのは、日本の歴史を修正しようとする組織と、忍者一族の暗闘だった。相克する二者に追い詰められ、ついに甲斐の秘められた能力が覚醒する…。歴史の真実を求める旅の果てに辿り着いた、聖徳太子と存在を消された天皇の正体は!?カンナシリーズ最終巻。
生物学と化学の両方を題材にして、アイデアを出す力を養う。京都大学理科系1・2回生向きの全学共通講義の抜粋。講義内容の中から、学生に好評だった部分を集約している。「講義内容をもとにして研究のアイデアを提案しなさい」という学生への宿題を紹介し、講評した。
大阪、京都、神戸、横浜、東京、台湾の名建築を前に、人気作家2人の壮大な想像力と神ウンチクが炸裂!!笑いと教養の「建築ゆる散歩」決定本。
アートに囲まれながら働く、美術館の学芸員。「知的で優雅なお仕事」なんてイメージを抱かれがちだけど、その実態は…毎日がてんやわんやの大忙しなんです!!展覧会が開催されるまで、舞台裏では何が起こっているのか?新人学芸員の奮闘の日々を描くお仕事コミックエッセイ!
「専門化の罠」に落ちない学びのために読む意味、選ぶ技。「書く」現場に携わる大学出版の編集者が専門を越え、広く知の世界に触れる実践を語ります。
儒教には、四角四面の礼教性の強い倫理道徳であり、しかも古い家族制度を支える封建的思想という暗いイメージが色濃くつきまとっている。しかし、儒教の本質は死と結びついた宗教であり、それは日本人の生活の中に深く根を下ろしている。第二次大戦後進められた個人主義化により、さまざまな歪みと弊害とを露呈させている今日、〈人間の心〉を問題とする儒教の根本を問い直し、その歴史をたどりながら、現代との関わりを考える。
日本を代表する「雅」の都・京都は、陰陽師や呪術僧が活躍する、呪いや怨念の渦巻く霊的空間でもあった。晴明神社、神泉苑、貴船神社…、名うての「魔界」を巡り歩くうちに、「異なる者」たちが跳梁跋扈する刺激に充ちた時空が蘇ってくるーそんな「魔界」発見の旅へようこそ!読んでから行くか、行ってから読むか。
あのミステリー界の巨匠「西村京太郎」氏の原案・監修による推理アドベンチャーゲームがニンテンドーDSに登場!
プレイヤーは新米探偵「新 一新」(あらた いっしん)となって、謎につつまれた父親の死の真相に迫ります。
物語の核となる事件現場の調査には「カットパネル」方式を採用。まるで2時間サスペンスドラマを視聴しているかのように、ゲーム初心者の方々でもお気軽にゲームを進めることができます。
また、本格的なミステリーを楽しめる本編とは別に3 分〜5 分で手軽に楽しめる短編推理問題集「WestVillage」が搭載されており、証言の矛盾する箇所をペンでなぞる、容疑者の行動経路をペンで描くなど、ニンテンドーDSならではの操作を活かした謎解きもお楽しみいただけます。
逆さまに咲くチューリップはありますか?-京都府立植物園の新米職員の神苗健は、ある母娘から質問を受ける。戸惑う神苗に助け舟を出したのは、その場に居合わせた「植物の探偵」を名乗る女性。彼女は西陣にある「なごみ植物店」の店員だと言うのだが…。蛍が集まる草って何?源氏物語に描かれた薔薇の秘密とは?植物にまつわる謎と京都の風物詩が絡み合う、優しい連作ミステリー。
会社をリストラされた木崎朋美がレトロなBARで出会ったのは、ジョニー・デップさながらの弁護士・城之内隆一。その場でスカウトされ、烏丸御池にある彼の事務所に勤めることになった朋美だが、来るのは“猫探し”や“ストーカー退治”など、奇妙な依頼ばかり。抜群にイイ男なのに、普段は残念な京男子・ジョー先生と、絶世の美少年高校生・海斗君に囲まれた事務所の本業は“お祓い”だった!?“不思議いっぱい”の街・京都を舞台にしたキャラクターノベル、新シリーズスタート!
大小さまざまな社寺がひしめく京都は、日本人にとって特別な街。そんな京都のスピリチュアルガイドとして人気を博した『京都でひっそりスピリチュアル』が文庫になりました。人気ブロガーの著者が、京都の神仏との交信で得た、面白くてためになる話を紹介します。さらに、織田信長の息子・信忠が明かす信長のその後とはー。また、新章「水の京都」では、京都の水にまつわるパワースポットを紹介します。