\08\「京都大正ロマン館」の著者が描いた明治の京都。明治28年、京都の街に日本初の市街電車が走り始める。電車による事故を防ぐため設けられたのが空前絶後の「告知人制度」。告知人のほとんどは12歳から15歳の少年だった。電車の前を走りながら、通行人に危険を知らせた彼らの実像はいかなるものであったか、著者の想像力が明らかにする。
貧しかったけれど、希望と活力にあふれていた昭和30年代を中心に、敗戦から高度成長、そしてバブルまでーめまぐるしく変化する価値観の中で、写真家たちはファインダーに何を見、印画紙に何を焼き付けようとしたのか?激動の時代を生きた写真家たちの作品で綴る、写真昭和史。
なんだか最近ツイてないな…と思っているあなた、「ご利益さん」参りに出かけませんか?本書では、訪れるとパワーがもらえる京都の神社仏閣を厳選して紹介。恋愛成就、成功出世、健康、金運向上、美人祈願など、あなたの欲しい運が得られる「ご利益さん」が必ずあります!正しい参拝法から京都人だけが知っているお得情報、洛陽三十三所観音霊場めぐりまで徹底解説。エリア別地図つき。
水子地蔵、閻魔が死者を裁く地獄、妻帯する僧侶、神仏の併用、そしてお葬式…インドに発し中国を経て伝来した仏教は、わが国独特のすがたに変容し、定着した。こうして日本人の心情に深く根ざした仏教は、では、どのような民族的精神風土の上に受け容れられたのか。また、仏教とふれることで、日本人の宗教意識にどのような変化が生まれたのか。日本文化のはらむ「業」、その光と影を透徹した思惟で見定める一冊。
イエス物語最大の負の造型に、私たちは何を読み取るべきなのだろうか。最初の福音書記者マルコと古伝承とは、復活のイエスに再会するユダを前提にしていた、すなわちこの「裏切り者」、もっとも穢れた者も救いにあずかることを想定していたのではないか。この仮説の根拠を求めて、四福音書から『ユダの福音書』まで、ユダ像の変容を追う。イエスの十字架によっても救われざる者とは、いったい誰か。私たちの内に棲む「裏切り」を一身に担わされた像の成立には、原始キリスト教のどのような思想的・政治的ダイナミックスが隠されているのだろうか。
本書は、自治体、NPO、自動車メーカー、エンジンメーカー、商社、石油関連会社で燃料やエンジンに関わっておられる方のみならず、広く一般の方に「バイオディーゼル燃料」を正しく理解していただき、参考となるようにポケットハンドブックとしてまとめました。
色町の、失われつつある情緒を求めて東海道から神戸まで。そして「遊びも芸のうち」、落語家・役者・幇間・にわか師…遊芸稼業人たちの色ざんげ。小沢昭一の、一連の放浪芸探索旅の出発点ともいうべき、その道のプロたちへのリスペクトあふれるインタビューを、同行した永六輔がまとめあげたもの。下巻は「遊びの道巡礼」。通読すれば、日本の戦後風俗のかたちがうかびあがってくる。
明治維新、関東大震災、大空襲…そして近年のバブルや再開発ラッシュと、時代の荒波にもまれ、その度に変貌を遂げてきた街、東京の明治から21世紀に至る激動の歴史を詳細にたどる。
最近、テレビでも盛んに宣伝されているオール電化住宅は、本当に快適で、環境にもやさしいのか?近年、やっと日本でも知られるようになった電磁波による健康への影響は大丈夫なのか?本書は、電磁波過敏症の著者が、IH調理器、電子レンジ、電気温水器、電気床暖房、太陽光発電などを、具体的に調査し、また健康被害の実態を明らかにし、その危険性と対処法をやさしく、丁寧に解説している。
手の平あわせて願うは、神様仏様。再びあわせりゃ、いただきます!食べて納得、読んで納得の社寺門前名物ご案内。
企業の利益とは無関係に超波及度で世の中の多くの人に豊かさもたらす新分野を切り拓いたイノベーターたち。その創造のエンジンは何であったのか。
数多い京都の寺院を2分冊。洛中・東山の68カ寺を選んで紹介。
金八先生の舞台はこんなにトンデモなかったのか。
京の宿「俵屋」という宇宙、そこには、人を本来の姿に戻してくれる時間と空間、そして様々な“気”が存在する。空気を捉え、気配を撮る名匠・大川裕弘が日本を代表する名旅館の美の宇宙、気の世界をフィルムに定着させた。
東北大学創立100周年記念、朝日新聞入社100年、江戸東京博物館開館15周年記念展公式ガイドブック。生涯、創作の裏側、愛した美とは。初公開資料も多数掲載。「文豪・夏目漱石」展覧会割引券つき。
妖艶なまでに美しい楓の赤、黄金色に染まるイチョウの絨毯、一面に広がる散り紅葉の景色は、見る者を別世界へと誘うー。数々の京都の紅葉を、写真集で。各スポットの地図・データ付で観光にも便利。日本語・英語・韓国語・中国語(繁体字)で解説。
現代地図と歴史地図を重ねた新発想の地図。