1200年の都の歴史は深すぎて、実は住んでいる人々にもよくわからない。ましてや検定試験で満点をとったからといって、京都がわかったと思ったら大間違い。古都に生まれ育った著者が、自身の経験と綿密な考証とから、歴史都市・京都の真実を明らかにしつつ、精神と文化における真の「日本人力」を身につけることを提唱する、まさに日本人のための画期的な京都論。
台流トップ・スターとして圧倒的な支持を得るF4のジェリー・イェンの初となるプライベート・ショット集。来日したジェリーが京都でロケを敢行し、日本らしい味わい深い風景の中で、さまざまな表情を披露してくれる。
殺人、ストーキング、誘拐ー事件の渦中にある平松に、京都府警の木下が東京から来た男を紹介した。自分も京都遊びを覚えたいと、西陣の旦那衆と日夜豪遊を繰り広げる彼は、ある任務を受け、捜査中の十津川警部だった。失踪した男の陰に謎の自殺。核心に迫る彼を京文化の闇が翻弄する…。
清華家の庶子でありながら、長屋に住まう猿投十四郎は京都・北車屋町の風呂屋「梅乃湯」の用心棒代わりを務めている。「梅乃湯」に出前を届けるそば屋のお志保は、大店である実家から勘当されながらも、所帯を持たず女手ひとつで息子を育てているという。何か事情があるに違いない…。表題作をはじめ、京の市井に生きる人々の哀歓七篇。
温暖化は人類のせいじゃない。膨大な研究成果を活用して、大胆かつ説得的なシナリオを提示した、衝撃の全米ベストセラー。
百年、あるいは数百年京都という土地に根付き、愛され続けている老舗36店。時代の当主たちは何を考え、何を伝えてきたのかー。
春爛漫の古都に咲く桜の花。京都は街中に桜の名所があり、歴史ある社寺、街並が桜色に染まります。京都を撮りはじめて三十年を越える著者が古都の桜を案内します。
魅力アップには集客施設が必要だとハコ物が数多くつくられたが、ほとんど失敗した。そもそも都市の魅力とは何なのか?その魅力は誰が作るのか?本書の回答は「一人からでも、楽しく街に参加することによって出来る」につきる。街に関わる人が愉しいからこそ、生き生きとした魅力が生まれる。
汽車旅の楽しみは、なんだろう?風土、車窓、お国訛りの記憶。心を映す日本の旅がいまはじまる。日本を愛する人に贈る珠玉の鉄道写真とエッセイ。
千年の古都と情緒豊かな自然を訪ねる。
都市計画法を65のテーマにしぼり、できる限りイラストレーション(図解)の手法を用いて解説したものである。
50年前のものを口にし、褪せて見えない掛け軸を愛で悪口で遊び、人の一枚上手に立つためには手段を選ばない「イケズ」が暗躍跋扈する古き都、京都。そんなフシギの町が空前のブームに沸いている。引きも切らずに観光客が訪れ、移り住む人も増える一方。いったい京都の何が人を惹きつけるのか?くすりと笑えて、人生の深淵がのぞく辛口エッセイ。
エコツーリズムは何をもたらすか、どう取り組めばいいのか。地域主導のマネジメントにより、主体的な地域づくりに繋がる、自律的なエコツーリズムの実践とその戦略を提案する。
文明開化は過去を捨て去ったのか。積み重ねられた空間の履歴を辿り、場の力をよみとく。表層的な観光だけでは知ることのできない、空間の奥行に秘められた歴史浪漫をたどる、新しい街歩きの視点。
eco検定に合格するために必要な要素が短期間で学べる完全攻略テキスト。試験の出題ポイントはもちろん、いま誰もが知っておくべき環境問題をやさしく解説。
都市計画法、まちづくり三法、建築基準法、住生活基本法、国土形成計画法、国土利用計画法、景観法など、新たな仕組み作りに直接かかわってきた筆者による考察。