古典の学識を駆使しながら、天文、有毒生物、漁業など広範囲の内容を韻文で綴る。人生の知恵を含んだ詩文選。
「光」という1本の軸を中心に、物理学の様々な領域の最先端を鮮やかに描き出す。
わらべうたの伝承者、小林衛己子による“あそびうた”シリーズの続編。赤ちゃん向けのわらべうたを“あやしうた”と“ねかせうた”のコンセプト別に収録。さらに、わらべうたの由来などが「語り」で補足されている。
民主主義の雄ペリクレスをはじめ、アルキメデスを不幸にも殺害した軍人など、様々な逸話で人物像を探る。
お念仏のふるさと知恩院。法然上人のお念仏によって阿弥陀仏のお慈悲が誰にでも平等にそそがれる。
報恩の大道と三大秘法(本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇)を教示された日蓮聖人の重要遺文報恩抄を読む。現代日蓮教学の碩学・立正大学仏教学部教授陣監修の元、宗教現場に生きる若き青年僧が集い、今日の日本社会の中で失われいく報恩の真実を世に問う画期的な習学ノート。日蓮聖人五大部習学ノート第二弾。
後醍醐天皇、花園上皇や戦国期の武将たちの帰依を集め、今なおその光輝を放つ紫野・大徳寺。大燈国師を開山と仰ぐこの寺は、茶の湯や庭園など中世日本の美と粋が凝縮される空間でもある。
桓武天皇により平安京遷都が行われて以来、京の都は千年もの長きにわたり日本の中心だった。貴族の邸宅や寺社が立ち並び、都市の基礎が作られた王朝時代。武家政権が興り戦乱の舞台となるとともに、商工業が発展した中世。豪商が生まれ、学問・文化の興隆著しかった近世。今も多くの人が訪れる寺社・名社の縁起をひもときつつ、花の都と詠われた京の歴史を一望する。カラーの歴史地図を付した。
「無料貸本屋」論争や業務の民間委託など、公共図書館が直面する課題について、これまでの議論を整理し、公共図書館のあるべき姿を探る。
四季のある日本に暮らす私たちは、春夏秋冬の移ろいの中で、さまざまな景色を目にしています。本書は日本画家・田渕俊夫が、古都、京都に見たその艶やかな光景を、日本画の技法を駆使して仕上げた作品と、作品が出来上がるまでのプロセスを制作ドキュメントとして収載しています。また田渕俊夫自身の言葉で「京都の四季」に対する想いを綴った文章も同時に収められています。