京都グルメ歴24年、本当は教えたくない隠れ名店ばかり。京都コンシェルジュ船越だけが知っている秘密、教えちゃいます。
ライオン、R&D、富士ゼロックス、TOTO、明治、日産自動車のリサーチ担当者が、現場のノウハウを公開。顧客アンケートを有効に実施するために。
三条通にレトロビルが多いわけ、ご存じでした?“東京遷都”以後、西洋の新風を貪欲に先取りしてきたこの街は、実は近代建築が見どころ満載。京都生れの建築史家が、かなりイケズな視点で案内する、驚き必至の建築ガイド。
本願・木食聖・十穀聖・仏餉取から、桂女・万歳…新視点で描き出す、彩り豊かな勧進の文化史。
西洋絵画を鑑賞したとき、あるいはヨーロッパの美術館や教会を訪れたとき、こんなふうに思ったことはないだろうか。「キリスト教のことを知っていたら、もっと理解が深まるはずなのに…」巨匠たちが競って描いた名エピソードを題材に、聖書が伝える世界と、救世主イエスの教えを読み解く。
キリスト教を抜きにして、西洋文化は語れない。マリア信仰が意味するもの、十字軍が果たした役割、西洋建築の基礎となった教会デザイン、ローマ教皇とヴァチカン、そして聖地の存在…。キリスト教の世界を知れば、興味の裾野は限りなく広がる。世界最大の宗教がもたらした文化の意味を、発展の歴史を振り返りながら多角的に探る。
その昔京都の闇社会で「神」と呼ばれた男がいた。影の市長と囁かれた男がいた。彗星のように不動産世界に舞い降り、光のように輝いた男がいたー。巨額の儲けはどこに消えた?「京都に蠢く懲りない面々」を凌ぐ驚愕のドキュメンタリー小説。
理学・工学の両方に対応した、フーリエ解析の理論とラプラス変換の応用まで。
イスラーム文明は、現代文明の重要な一翼を形成している。本書は、イスラーム「文明」の奥行きと幅広さを、7〜10世紀の初期イスラーム文明圏の形成過程に焦点を当て、その根幹をなす特質をクローズアップしつつ総合的に論じたものである。日本を代表するイスラーム研究者の一人である著者の視野は広く、アラビア語原典史資料の探究と国際的な研究の最先端を統合して、ここには日本人による新しいイスラーム学が明確に示されている。
モーセの死後、古代のイスラエル人たちが「乳と蜜が流れる」と喧伝される約束の地カナンを征服するに至る過程は、まさに“殺戮”の歴史であった。旧約聖書にみられる、目を覆いたくなるような血なまぐさい戦争にあけくれた同時代の歴史を、ヘブライ語聖書、ギリシア語訳聖書、ヨセフス『ユダヤ古代誌』全20巻の歴史記述を詳細に比較検討しながら、ユダヤ教・キリスト教研究の世界的権威が、絶妙な語り口で紹介する。
伝統と伝承に育まれた京都の美の極致を写真家・水野克比古が捉え、現代の京都の代表的な光景111箇所を収録した平成版京都名所百景。
電車大好き小学生で結成されたチーム「T3」のリーダー・雄太は、奈良のおじいちゃんちへやって来た。「同じ鉄トモやないか。俺たちが協力したるわ」ふとしたことで知り合った、大阪育ちの私鉄好き・上田、神戸在住の録り鉄・みさき、さらに京都出身で電車の無関心のいとこ・萌とともに、初の関西ミッションに挑む!東京にはない、三段階に変形する不思議な電車ってなんだ!?小学中級から。
なぜ結婚できないのか?どうすれば結婚できるのか?!「結婚したいのにできない」そんなあなたとその親へ贈る、“桃ジー”の婚活応援本。自分をよく知ることや、自分の気持ちを自分の言葉で伝えることの大切さ、ちょっとした心配りのポイントなど、幸せをつかむためのアドバイスが満載。
七代目小川治兵衛(一八六〇〜一九三三)作庭家。山縣有朋の無隣庵、住友春翠の慶沢園など後世に受け継がれる名園を作庭した七代目小川治兵衛(屋号植治)。「眺める庭」から「五感で味わう庭」への転換を図り、時代を越えて愛される近代日本庭園文化を創り上げた。作庭家でもある著者が語る近代京都と植治の物語。
紀元前後を跨いで生きた一将校が、知人の執政官就任を記念して著わしたローマ概略史。トロイア陥落から説き起こし、ティベリウス帝治下の後29年をもって擱筆される。ラテン文学の白銀期に特徴的な修辞法を多用しつつ、後輩の史家タキトゥスとは好対照な称讃的態度で、歴史的事実よりも人物の伝記のほうに関心が置かれている。