経済ブームにわく辺境、強まるモンゴルの外圧。そのとき明朝政治は?豊富な史料をもとに描き出す中国政治の実像。
『哲学原本』3部作の中核をなす『人間論』をラテン語原文からの正確な翻訳で提供する。
子供のころから大好きな、魅力いっぱいの街、京都。お寺や神社、料理、Caf´e、スイーツ、アンティーク、雑貨…。私のお気に入りの場所、行ってみたい場所だけを集めて、大切な思い出とともに紹介します。
最高の音で楽しむために!
法華経の平等思想をめぐる最澄から日蓮への展開・完成を軸に、国家と宗教のあり方を探る日本仏教史。
瀬戸内海の兜離の浦沖に浮かぶ鳥坏島。鵺敷神社の祭壇“大鳥様の間”で巫女、朱音は神事“鳥人の儀”を執り行う。怪異譚蒐集の為、この地を訪ねた刀城言耶の目前で、謎の人間消失は起きた。大鳥様の奇跡か?鳥女と呼ばれる化け物の仕業か?『厭魅の如き憑くもの』に続く“刀城言耶”シリーズ第二長編待望の刊行。
著名な小説、エッセイ、評論を通し、日本文化、事情や上質な日本語を学ぶ。
20世紀のドイツ・カトリック文学を代表する女流作家ル・フォールーその主要作品すべてを収めた著作集。『断頭台の最後の女』『不壊の塔』『女の冠』ほか未邦訳作品を含む全9作品を収録。
“歴史”とは、過去の出来事を徹底調査し客観的な“事実”を取り出して、これを記述したものだと、一般には受けとめられている。しかし、ポストモダニズムの台頭以来、歴史とは歴史家が過去についての見かたをそれぞれに語った物語にすぎないのであり、過去をそのまま復元したものではないという批判がある。本書は歴史学の原点である古代ギリシアの歴史家の見解を検討し、歴史を書くことの可能性についてあきらかにする。