アリストテレスの自然学領域に属し、その体系的順序において『自然学』、『天について』の次にくるとともに、後続する『気象論』や生物学領域の基礎論ともなっている作品。月下界の自然的に生成消滅する事物が、主に質料因の観点から、「同質体」の生成過程の解明までを目指して考察される。近年論争となった「第一質料」をめぐる問題にも立ち入り、詳細で充実した註と解説を加えた新訳。
気鋭の環境社会学者らによる画期的ガイドの誕生。自然災害、原発、リスク社会、エコロジーなど、3.11以後、われわれの生きる世界を根底から捉え直し、新たな一歩を踏み出すための刺激的な30冊。
交通事故で死亡した女性の財布に残されていた新聞広告の切り抜きには、暗号めいた数字が記されていた。十津川警部は、この切り抜きに隠された犯行計画に気づく。それは、首相と総務大臣が首相公邸で死亡した事件に端を発していた。一方、京都駅の0番ホームには、新聞広告を目にした犯人グループが集結する。寝台特急に乗り込んだ彼らの綿密な計画とは?豪華寝台特急「カシオペア」の中で、犯人との息詰まる攻防が始まる。
天地創造にはじまる創世紀の時代から、カナンの地の侵略と殺戮のヨシュア記の時代までは、主なる神が主導する歴史であったが、士師の時代になると、神は積極的な歴史への関与を控えはじめる。それが一段と顕在化するのが、神が王の登場を容認した、サウロ、ダビデ、ソロモンの王の時代である。ヘブライ語旧約聖書、ギリシア語訳聖書、ヨセフス『ユダヤ古代誌』の再話を丁寧に比較検討しながら、この時代の実像にせまる。
仏教やキリスト教、イスラームといった救済宗教が、影響力を失いつつある。社会が個人化するなか、宗教もまた私事化が進む一方で、精神世界への関心が高まっている。3.11後の日本社会で、変容する現代宗教はどこへ向かおうとしているのか。
ただ善として希求されるために、神は力を脱ぎ捨てた愛となる。善なる神への信仰ーそれは、傷つきながらも純粋な善のみを欲し続けるという人間の約束。
「けいおん! 」、「けいおん!!」、映画「けいおん! 」の楽曲を集めたCD BOX遂に発売!
オープニング曲、エンディング曲はもちろん、劇中歌、キャラクターイメージソング、サウンドトラックを収録した全200トラック超えのスペシャルボックス! !
初CD化音源として、ゲーム「けいおん! 放課後ライブ! ! 」にて使用されたヴォーカル音源全19曲(23種類)を収録予定!
※各曲Instrumental、「らじおん! 」、ライブCD、「バンドやろーよ! 」シリーズは収録の予定はございません。
【商品仕様予定】
1.CD12枚組収録(予定)の豪華12inchBOX仕様!
2.全曲解説付きブックレット予定
3.初CD化音源! セガより発売されたPSPゲーム「けいおん! 放課後ライブ! ! 」にて使用されたヴォーカル音源全19曲(23種類)を収録!
※仕様は予告なく変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
古代の人々はどのように自然環境と向き合っていたのか。環境の変化が及ぼす日常生活への影響や、災害・飢饉・疫病・火災への対応を解明。古代伝承や考古資料などを手がかりに、自然への心性や信仰の実像に鋭く迫る。
京都を23のエリアに分けた、地図上に新島八重が生きた明治・大正時代の建築物や史跡などを多数掲載。更に各エリアの飲食店や甘味処・カフェなども紹介し、歩ける地図本に仕上げています。また、特集ページ「新島八重の生涯」をはじめ、八重の時代の関連人物26人を取り上げ、様々な角度から八重が生きた時代と、レトロでロマン溢れる京都の街に光を当てています。学校法人同志社様からご提供の貴重な写真も必見です!
平安建都以来続いた古都の中で、歌に詠まれ、語り継がれた名花は数知れない。洛中洛外のそこかしこに華麗にそして密やかに咲き続けている。京の四季に磨きぬかれた花々は、都の花に相応しい気品と個性的な美しさを保ち、長い歴史の一端を担っている。早春の北山や東山から、初夏の大原野から、そして秋の嵯峨野から次々と届く、京の花便り。花咲く古都を、ゆっくりと散策し、華やかな世界を満喫する一冊。
稲(米)のルーツ、穂高見尊と八面大王、そして出雲の国譲り神話!出土品から推定した日本古代史の姿。
1200年の歴史が現在へと一直線に続く街、京都。そして、伝統と上手に折り合いをつけながら常に変化し続ける街、京都。そんな京都の魅力をテーマごとに小さく可愛くまとめた。
最近まで、マヤは好奇の眼差しで見られ、「謎の文明」とされてきた。この「謎」に挑戦し、考古学と関連諸科学の学際的研究が組織されたのは20世紀後半である。旧大陸とは異なる神殿ピラミッド、王権、マヤ文字、農業体系…。さらには、大きな地域差を有した「石器の都市文明」であったことが解明された。この古代マヤの全容を通史として、わが国を代表するマヤ研究者が、100枚を超える豊富な図版を駆使して「新しいマヤ文明観」をいきいきと描いた好著に、最近の発見や現地調査の成果を加えた最新版。
古い寺社は多いが歴史意識は薄く、技巧・虚構に親しむ。けったいなもんオモロイもんを好み、町々に三奇人がいる。「あっち」の世界への孔がいっぱいの「きょうと」のからくりー。聖・性・学・遊が入れ子になり都市の記憶を溜めこんだ路線、京都市バス206番に乗った哲学者の温かな視線は生まれ育った街の陰と襞を追い、「平熱の京都」を描き出す。