「なぜ私は研究するのか」。あなたの問題意識を「研究」の俎上に載せるプロセスが、ここにはあります。研究計画を設計するための思考と表現の方法論へ、ようこそー
地獄の観念が広まった中世は、動物の生命をうばう殺生が罪とされ、狩猟や漁業にたずさわる人々が弾圧された。殺戮をなりわいとする武士の苦悩にも触れ、中世の文化や宗教の特質を「殺生」というキーワードから考える。
一九八二年、京丹後・峰山から進出して「高台寺和久傳」開店。それ以来、「室町和久傳」「紫野和久傳」と着実に展開、今や高級料亭であり粋な割烹であり、さらに気軽な丼の店、蕎麦の店、そして甘味の店でもある京都の大人気店、「和久傳」。本書は、その料亭ならではのできたて感あふれる甘味に焦点をあてました。四季折々、素材感を尊重しつつ当意即妙に作られてきた味わいを、初公開のレシピと共にお届けします。
キリスト教世界で「裏切り者」「密告者」の汚名を一身に受けてきたユダ。イエスへの裏切りという「負の遺産」はどう読み解くべきなのか。原始キリスト教におけるユダ像の変容を正典四福音書と『ユダの福音書』に追い、初期カトリシズムとの関係から正統的教会にとってのユダと「歴史のユダ」に迫る。イエスの十字架によっても救われない者とは誰か。
こんな教科書が欲しかった!もう一度“物理学”を学び直したいあなたにおくる、最良の1冊!
大学スポーツ新時代!!人材育成とビジネスを両立できるか?!プロよりも巨額の資金が動き、博士号を持ったプロスポーツ選手を生み出すアメリカの大学スポーツ界。2020年オリンピックと1000兆を超える財政赤字の狭間で、日本のスポーツ界はどう道を切り拓いていくのか。
京都の道と言えば、東西南北碁盤目状に整然と通っていることでおなじみだが、歩いていると数々の「不思議」に行き当たる。「なぜか交差点には理髪店が多い」「なぜか烏丸通にはずっと歩道橋がない」「天使突抜通とか不明門通とか、変な名前の道がある」-実は、これらの「不思議」には驚くべき理由があった!街歩きが100倍楽しくなる、“裏”京都ガイド。
四季折々に美しい庭、見る角度で景色を変える庭、生き方をも変える庭ー庭は奥が深い、そして愉しい。京都を拠点に活躍するガーデンデザイナーにして、庭めぐりツアーも主催する著者が、一度は行ってみたい「絶景庭園」をセレクト。見逃せない定番の名園から、心和ませる町家の名庭まで。その見どころを、初心者にも分かりやすくガイドする。
“大東亜共栄圏”の建設、そこに仏教界はいかに関与したのかー戦時下における南方進攻を主題に、戦争を進めた政府・軍部と仏教界の協働関係の実態を、当時の資料から解明し、戦時下における日本仏教の位置づけを問い直す!
儒教は宗教というより、単なる倫理道徳として理解されがちだ。古い家族制度を支える封建的思想という暗いイメージもつきまとう。しかし、その本質は死と深く結びついた宗教であり、葬儀など日本人の生活の中に深く根を下ろしている。本書は、死という根本の問題から儒教を問い直し、その宗教性を指摘する。そして孔子以前に始まる歴史をたどりながら、現代との関わりを考える。全体を増補し、第6章「儒教倫理」を加えた。
冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。真城葵は、今日も“いけず”な京男子、家頭清貴とともに寺町三条商店街の骨董品店『蔵』で働いていた。ある日、人気歌舞伎役者・市片喜助が『蔵』を訪れる。南座での『顔見世』が迫る中、“襲名を辞退しろ”という脅迫状が届いたという。翌日、舞台の上で喜助は大怪我をする。その裏には“道ならぬ恋”が…。大ヒットキャラミス第3弾!