1200年の長きにわたって歴史を刻んできた京の「都」の姿が一目瞭然。
京都の国文学者・野間光辰が軽妙洒脱な語り口で高山彦九郎と交流しながら、京都の町を歩む。
鎌倉幕府の滅亡後、建武政権の興亡、南北朝分立、観応の擾乱と、京都は深刻な状況が続く。全国の武士はなぜ都に駆けつけて争い、それは政治過程にどのような影響を与えたのか。義満の権力確立までの六〇年を通観する。
「国宝」という言葉が誕生したのは明治30(1897)年のこと。本書では、現在1100あまりある国宝と、皇室ゆかりの名宝のなかから、「死ぬまでに一度は実物を目にしたい!」70品を厳選。豊富なカラー写真とともに、「日本の宝」たる由縁やその歴史的背景、作品秘話、見逃せないポイントを解説しています。また、所蔵先の鑑賞データ、「京都×国宝の歩き方」マップ、さらに佐々木丞平氏(京都国立博物館館長)×井上章一氏(建築史家)×神居文彰氏(平等院住職)による鼎談「京都×国宝のミカタ!?」も収録。
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまでー毎日不思議な“ご縁”が品物とともに舞い込んでくる。京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で…。
京女の大学教授と「東寺」の謎を探る、伝統工芸ライターが教える「二条城」の魅力、ベラルーシ女性と「哲学の道」で器めぐりなど。穴場満載の「京都人による京都発見本」。
地元で家を建てる会社が見つかり、動ける本
東京国立博物館蔵「月次祭礼図〓風模本」は、江戸時代に「月次祭礼図〓風」を写したもので、その失われた原本は、室町時代中期のものであったと考えられている。応仁の乱以前の京都の風俗を描いた〓風は他になく、この模本は貴重な絵画資料となっているが、彩色は不完全であり、欠損もあるため、元の絵画がどのようであったかは不明な点が多かった。愛知県立芸術大学を中心に、日本画、美術史、文献史学など多方面の専門家の協働により学際的に原資料の復元が試みられ、その過程でさまざまな新知見が得られた。ベールに包まれた室町時代の京都に光をあてる画期的プロジェクトの成果を公開。
京都がもっと好きになる自分だけの御朱印を集めましょ。御朱印からひもとく京都、御朱印でパワーアップ、“好き”を見つける御朱印セレクション、お寺と神社を学ぶ。
大人のためのアート&メディテーション。千年の都「京都」の厳選全20ヶ寺。仏心との絆を深める。