●国民病ともいわれる2型糖尿病患者の、約1/3が高齢者糖尿病となっている。内科医が質の担保された糖尿病治療を高齢者に不断なく実践することは、社会的にも重要である。
●本特集では、「高齢者糖尿病診療Update-『高齢者糖尿病治療ガイド2021』を読み解くー」と題して、実際に同ガイドを執筆された著者陣にそれぞれのテーマのエッセンスと、今改訂での変更点をわかりやすく解説いただいた。
【目次】
(扉)特集にあたって
1.「高齢者糖尿病治療ガイド2021」の特徴と基本的な考えかた
2.高齢者糖尿病の総合機能評価ー高齢者に適した運動療法を含めて
3.高齢者糖尿病の治療方針
4.高齢者糖尿病の食事療法
5.高齢者糖尿病の薬物療法
6.高齢者糖尿病におけるmultimorbidity
医師・医療スタッフが行く 全国病院・クリニック訪問 上村医院
地域糖尿病診療の中心において医院の歴史と住民の歴史が重なり合う
FORUM
病因と診断
第1回 古くて新しいホルモンであるグルカゴンの温故知新について考える
合併症I-網膜症ー
第1回 糖尿病網膜症の疫学と診断
合併症II-骨と糖尿病ー
第1回 骨粗鬆症と生命予後
薬剤
第1回 SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の心・腎保護効果Update-心腎イベントにおける新エビデンスのまとめー
食事
第1回 糖尿病の食事療法「個別化に向けての取り組み」-エネルギー摂取量ー
運動
第1回 運動療法の基本と実践ーその原則とコツー
検査
第1回 糖尿病診断の歴史と検査
OVERSEAS
糖尿病を合併したCOVID-19感染者における血糖値の閾値と予後の関連ー持続血糖モニターを用いたレトロスペクティブな探索研究ー
SERIES 糖尿病と保険診療
第58回 糖尿病の外科療法
SPOT 歴史人物の病を量る
第1回 藤原道長と糖尿病のスティグマー糖尿病は生活習慣病か?-
糖尿病の療養指導Q&A
コロナ禍の状況下での運動療法
アルドステロン測定法の標準化
CASE REPORT
インスリンボールが発見され,インスリン注射手技指導により血糖コントロールが改善し,8年間インスリンボールの経過を追えた1例
STUDY 新・そこが知りたかった 糖尿病の大規模臨床試験
第1回 STAMPEDE
ESSAY 鉄・輪だより─鉄人糖尿病ドクターによる銀輪の旅─
第22回 世界糖尿病デー
REPORT 子どもたち/AYA世代の糖尿病ー活動・実践ダイアリーー
[京都滋賀つぼみの会サマーキャンプ]糖尿病QOLの4CとしてのCampをよりよくするために
CONGRESS
(社)東京臨床糖尿病医会 第171 回特別例会
WHITE BOARD
(社)東京臨床糖尿病医会 第172回例会
税効果会計に関する実務は、繰延税金資産の回収可能性の判断がメインです。そして、日本公認会計士協会の監査委員会報告第66号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」が、実務のガイドラインとしての役割を果たしています。本書は、実務の現場で論点となるポイントを逐条的に取り上げたうえで、66号報告に真正面から向き合い、例示区分の該当要件、判定方法等を解説するとともに、一歩踏み込んだ判断指針を示しています。さらに、繰延税金資産の回収可能性を論理的に判断するための型についても解説しています。
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌■総 論
コロナ禍とアフターコロナを見据えての咳診療のあり方 倉原 優
もう一度振り返る,臨床に役立つ咳のメカニズム 長尾大志
咳の診療にあたり,考えること 亀井三博
■診断編
問 診 松村榮久
問診ツール 森川 昇
情報のとり方 横田雄也
身体所見のポイント 喜舎場朝雄
画像検査 藤田次郎
呼吸機能検査 寺田邦彦
喀痰の診かた 佐田竜一
鑑別診断 坂本 哲,志水太郎
■コモンな原因疾患の診療編
新型コロナウイルス感染症を考慮した急性咳嗽 藤岡遥香,中島 啓
感染性咳嗽 宮下修行,尾形 誠,福田直樹,矢村明久
結核・非結核性抗酸菌症 露口一成
喘 息 新実彰男
COPD と喫煙 丸毛 聡
副鼻腔気管支症候群と上気道咳症候群の周辺 倉原 優
■ライフステージごとの診療編
小児の咳の診かた 永田理希
高齢者の咳の診かた 吉松由貴
連載
1 問1 答! 在宅報酬必須知識(1)
在宅医療の5 つの呪文(永井康徳)
えびさんぽ(4)
抗菌薬にプロバイオティクス(整腸剤)は併用した方がよいですか? (青島周一)
─ ランドマークスタディと路地裏エビデンス
─ 臨床での使い方
メンタル産業医が教える! 今月の筋新たな時代の咳診療の道しるべ
2019年に発生した新型コロナウイルス感染症により、診療様式は大きく変わりました。特に咳を診ることに関しては、従来の肺機能検査やグラム染色が行いにくくなる場面も多く、困難な状況が続いています。
本特集ではプライマリ・ケア医として、限られた環境の中で咳診療に望めばよいか、この一冊ですべてわかるようにまとめました。明日からの現場で使える、そして今知っておきたい知識が満載となっていますのでぜひご一読ください!
我が国経済・ビジネスの将来への指針を提言。急速な社会・経済の変革の中で、創造性と活力にあふれた新たな産業群の未来を示す待望の一冊。
企業倫理の基準は何か?倫理綱領の作り方・使い方。グローバル・スタンダードに合致する企業経営。
今が飲みごろ!革命的進歩を遂げたスペイン・ワインのすべてが分かる、プロ・アマ必携のガイドブック。スペインワイン協会推薦!日本初の解説書。
≪緊急連載 COVID-19≫
【連載第4回】COVID-19の世界での流行状況と国際協力
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●脳損傷者の運転能力の有無、運転免許所持の是非を問う社会的関心が高まる一方、自動車運転が社会参加や社会復帰に必須となる地域が数多く存在することから、運転能力評価にかかわる多職種間で、安全運転に必要とされる一定の基準を共有することが求められている。
●本特集では、「後天性脳損傷者の自動車運転再開に向けた診断と指導」と題して、第一線で自動車運転支援に取り組んでいる執筆陣を迎え、運転再開の基準や、自動車運転支援の実際について詳しく解説。
●運転再開支援に関連する各種制度の理解、自動車運転にかかわる身体機能や高次脳機能、後天性脳損傷者に出やすい合併症、地域における支援の実際などを紹介。
【目次】
特集 後天性脳損傷者の自動車運転再開に向けた診断と指導
緊急連載COVID-19 第4回 COVID-19の世界での流行状況と国際協力
リハビリテーション職種が知っておくべき臨床統計:基礎から最新の話題まで
巻頭カラー リハの現場で役立つ! 目で見る動作・歩行分析
重度障害,重複障害に対する私のリハビリテーション治療経験
脳神経内科領域の診療ガイドラインup date
ニューカマー リハ科専門医
こういう工夫でこんなに変わった! アドヒアランスやコンコーダンスを高めるリハビリテーション
オーストラリアのリハの現場より
筋電図を症例から学ぶ
今伝えたい! 脊髄損傷治療の現状と課題
更生・康?・復健・リハビリテーション
心に残ったできごとーリハビリテーション科の現場から
臨床経験
臨床研究
「G7サミット」で話題沸騰!自動車メーカーの未来を左右する「合成燃料(e-fuel)」。技術・動向・将来性を徹底解説。
妊産婦のメンタルヘルス支援を行う保健師の必携書!!妊産婦のアセスメント、メンタルヘルス支援に使えるアプリ「そだつWA」のコンテンツとも連動。動機づけ面接、認知行動療法の考え方の基本を学ぶことができ、さまざまな場面で活用できます!
顧客の情報システム部門・事業部門・経営層との関係を再構築・強化するビジネススタイルとは?独自の調査と事例分析から情報サービス産業と顧客の動向を読み解く。
これまでの学習内容(コンテンツ)重視の算数授業ではなく、次期学習指導要領がめざす資質・能力(コンピテンシー)重視の算数授業のあり方を、著者の豊富な実践事例を通して具体的に詳述。本時の「学習のめあて」を子どもたちが決定し子どもの司会で進められる授業、振り返り専用のノート「算数日記」の活用、子どもたちの中から学習テーマを掘り起こし教師と進められる「課題学習」など、子どもが主体的に学ぶ魅力的な算数指導を紹介。
言いたいこと・伝えたいことが表現できる!会話表現を中心に広くカバーする全10章87項目。各項目では初級から中、上級まで3段階レベル設定。
「商店建築」は、レストラン、ホテル、ファッションストアなど最新のストアデザインを、豊富な写真で紹介する専門誌です。
デザインコンセプトや図面、仕上げ材料など、インテリアデザイナーや建築家、店舗開発に携わるすべての方に有益な情報が満載です。
1956年の創刊以来、日本の商空間、店舗デザインを記録し、国内外に発信し続けています。■特集/地方に人を呼び込む「デスティネーション宿泊施設」〜日本を堪能できる「和の宿泊体験」&オーベルジュ
今、ホテルや旅館に宿泊する人は、宿泊施設にどんなことを求めているでしょうか。
その答えのひとつが、そこでの宿泊体験自体が「目的=デスティネーション」となるような宿泊の在り方。そうしたニーズに応える「デスティネーション型の宿泊施設」は、その地域でしか味わえない風土、食材、歴史を存分に取り込んだ宿です。地方に少しずつ増えてきた、魅力ある宿泊施設を掲載します。
特集の前半では〈日本文化に浸る「和の宿泊体験」〉をテーマに、ホテルのサービスと旅館の風情を融合させた「ホテル型旅館」を掲載します。特集後半では、「食」やお酒を通じてその地域の魅力を堪能できる〈オーベルジュ〉を取材しました。
■業種特集/ウェディングチャペル&バンケット
コロナ禍の3年間でウェディング業界は大きく打撃を受けました。少しずつ、かつてのにぎわいが戻りつつある今、機を見て開業した結婚式場やドレスサロンを掲載します。
■連続企画「先の読めない時代に求められる設計手法」/vol.2 可変システムによって変化し続ける、「家具・什器」が形づくる空間
社会は「数年後、どうなっているか分からない」といった様相を呈しています。そうした今日、空間設計における最大の課題は、「この先、使われ方がどう変化しても対応できるような空間を、いかに設計するか」です。そうした状況に応える連続企画。第2回は、可変性の高い「家具・什器」によって、空間の使われ方の変化に対応する事例を取材しました。