戦後日本の大学において「教育社会学」の学術コミュニティ形成に尽力した新堀通也は、日本社会の教育現象を俯瞰する教育地図を描き続けた。「学歴」「学閥」「知日家」「生涯学習」「学生運動」「見て見ぬふり」「殺し文句」「病理」「臨床」など、マクロ、ミクロの両面から、教育における普遍的共通性に着目して、多岐にわたる独創的な業績を残した。100年に1度ともいえる逸材的役割を果たした人である。
本書は、多方面にわたる不動産をめぐる専門知識のなかから必須と思われるテーマを厳選し、入門テキストとしてわかりやすく解説している。
チームの仕事や課題を見える化する手法「カンバン」について、その導入から実践までをイラストでわかりやすく解説する書籍です。カンバンの原則や流れの管理などの入門的な事柄から、サービスクラス、メトリクスの使用、プロセスの改善など、一歩進んだ応用的な話題までを網羅的に解説します。カンバンを一から学びたい、組織で使ってみたい方に最適な一冊です。
つまずきやすい内容や理解のポイントも解説。さらに例題で具体的に理解。重要な式の導出も例題に。
空前の大ブームを巻き起こした瀬戸内寂聴訳『源氏物語』に描き下ろした全54帖装幀画と「源氏物語の花々」19作品を全点収録!
世界遺産「金閣寺」、三大門跡「妙法院」などの名刹に描いた山川草木悉皆成仏。伝統的な花鳥風月を現代感覚で捉え、緻密な技術と優艶、典雅な色彩、流麗な線で描写する「平成琳派」が描いた渾身の90作品を収録!
『寂聴源氏』全54帖装幀画で培った暗示的な表現、抽象的な発想、時として装飾的な描写…日本の伝統に潜む前衛性を探り当て、抽象画への新生面を切り開く石踊ワールドー初期人物画、オブジェを加えた作品87点を収録!
琳派など日本が誇る伝統と西洋画との邂逅。幻想と現実との葛藤。そこから汲みあげた真実を体内に取り入れ、卓越した想像力が斬新な抽象の世界へと導き、幻想の彼方へと昇華してゆく…「3・11」鎮魂の祈りを篭めた作品を収録。
無印良品、大戸屋、セコム、公文…“低生産性”ニッポンのサービス業で、日本発のイノベーションが生まれ、世界でウケた理由。
ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの決定版評伝。トーベが遺した日記、手紙、メモなどを、生前に親交のあった研究者ボエル・ウェスティンが丹念に読み解き、ムーミンの物語、一般小説、絵画との関係にも言及しながら、その人物像に迫ってゆく。フィンランドの大自然と激動の時代背景のなかで、仕事と愛を胸に、何よりも自分に正直に生きることを貫いたトーベ。86年間の人生は、突き進む激しさと、止むことのない好奇心と、小さきものたちを慈しむ愛情にあふれていた。
団地はどれも同じ…だなんて大間違い。地形を生かしたランドスケープ、コミュニティに配慮しつつ変化に富む住棟配置、快適さを求め考案された間取りの数々。目を凝らせば、造成から植木一本まで連続した設計思考が行き届き、長い年月をかけ育まれた豊かな住空間に気づくはず。団地の読み解き方。
独立戦争後から始まるアメリカ国民の生活水準の劇的な変化をイノベーションの観点からダイナミックに描いた記念碑的労作。上巻は1870年から1940年まで。
多方面にわたる不動産をめぐる専門知識のなかから必須と思われるテーマを厳選し、入門テキストとしてわかりやすく解説。執筆に当たっては、(1)一つのテーマを見開きを中心とした短い単元にまとめながら図表を多用して一覧性を高めている、(2)さらなる知識の習得のための参考資料・調査先の案内を充実させる、(3)QRコードにより資料探しの迅速化・効率化を図りスマホ利用との一体性を高める、など数々の工夫を試みている。