聞こえるかい?イルカからのメッセージ。謎につつまれた海のほ乳類たち。不思議な能力が次々と明かされていく。海のメッセンジャーは、人間に何を伝えてくれるのだろう…
この本には、どうぶつたちの5つの話がはいっています。どのどうぶつたちも、なかまとはすこしちがっていて、そのために、かなしい思いをしたりもします。でも、いろいろなアイデアに努力と勇気をプラスして、さいごには、みんな自分たちらしい生き方をみつけます。みなさんは、どのどうぶつの生き方がすきですか。
あたまにあかいてぬぐいをかぶっているおくさんがいて、「あかてぬぐいのおくさん」とよばれていました。あかてぬぐいのおくさんは、おはりがとてもじょうずでした。おくさんのへやには、いつも7つのどうぐがありました。それはものさし、はさみ、はり、いと、ゆびぬき、のしごて、ひのしでした。読んであげるなら3才から、じぶんで読むなら小学生初級むき。
ミラノの大聖堂の近く、サン・カルロ教会の軒先を借りるようにして作られた一軒の小さな本屋があった。その名はコルシア・デイ・セルヴィ書店、貧しくも生きることに真摯な人々が集う心やすまる出会いの場所だった。
まず原稿用紙の使い方、題のつけ方、段落の区切り方、そして中身は自分の一番言いたいことをあくまで具体的にー。活字離れと言われて久しい昨今ですが、実は創作教室、自費出版は大盛況、e-メールの交換はもう年代を問いません。日本人は物を書くのが好きなんですね。自分にしか書けないことを、誰が読んでも分かるように書くための極意を、文章の達人が伝授します。
弟をイスラエル兵に殺された少年サミールは、パレスチナ・アラブ人のひとりとして、生まれたときから、イスラエルへの憎悪と敵対心の中で育てられてきた。ひざの手術をうけるため、イスラエルの病院にいる今も、それは変わらない。不安と孤独で、おしつぶされそうになる病院での日々。だが、おなじ病室のイスラエルの子どもたちと、少しずつ、ことばをかわし、かれらのいたみも知った少年は…。六カ国語に翻訳され、1997年ユネスコ・児童文学トーレランス賞佳作。2000年全米図書館協会ミルドレッド・L・バチェルダー賞受賞。
自由な言論活動が抑圧される「暗い時代」において、人々は、「孤独なる思考」のうちへ、あるいは「同情」によって身を寄せあう狭いサークルの「小さな物語」へと自閉していく。20世紀の「暗い時代」を通過したハンナ・アーレントは、「真理」よりも「対話」の可能性を愛したレッシングのなかに、新たな政治のパラダイムを発見した。それは、他者にたいして開かれた「友情」を通して、「共通世界」を継承・発展させていく政治である。
本書では、回路シミュレータを開発するための各種の数値解析アルゴリズムと、SPICEを積極的に活用した新しい解析手法の開発などについて述べる。
ともだちとどうつきあうか悩んでいるきみへ。
家父長的な原理に対抗して、女性的な「差異」の擁護を主張してきた第二波フェミニズムは、「限界」に突き当たっている。「女性性」の在り方が決して一枚岩ではなく、文化・エスニシティごとに異なるという現実に直面して、「フェミニズム」の定義自体が分散化しつつある。フェミニズムが追求してきた男性原理への「適応の彼方へ」という目標を、現代の法・政治思想における「自由」論とどう接合していけばいいのか。脱構築的フェミニズム法哲学の旗手ドゥルシラ・コーネルが、様々なレベルでの二項対立構造の彼方にあるフェミニズムにとっての新たな「倫理的理想」を呈示する。
老女マリアンが友人から贈られた奇妙な耳らっぱを手に、老人ホームで痛快な冒険を繰り広げる。92歳のアリスの大冒険。
なぜ我々は働くのか。この素朴な問いに対して、正面から答えることは難しい。なぜなら、働くことの意味は人によって異なるからである。それゆえ、私たちは、この問いに対する「自分にとっての答え」を見つけなければならない。本書は、思想、成長、目標、顧客、共感、格闘、地位、友人、仲間、未来という10のキーワードを通じ、「自分」という作品を残すための生き方を、深く問いかける本である。