この地球における生命の自然史の中で、ヒトはどのように誕生したか-ヒトとサルはいつ分かれたか-はたしてヒトの生命は、他の生物と比べて“特異”か?生命科学の中でも特に発展めざましい分子遺伝学の世界的権威が、遺伝子を対象とする自身の研究成果をふまえて、これからのテーマに答える。そして自然科学の立場から、バイオテクノロジー時代における、ヒトの尊厳およびヒトとヒトの関係をめぐる今日的な倫理の確立へ向け、その拠るべきグラウンドを提示する。
「NIESの最優等生」に日本は何を学ぶか!現代台湾の状況を余すところなく分析する。
新規事業開発のための組織づくりや人材育成法から、現状を打破し、新しいものに挑戦するフレキシブルな精神のあり方など、革新型企業のトップ11人が自らの体験から明かす企業家の条件を収録する本書は、企業家たるリーダーに成長するための提言の書。
一台のクルマに主張があった。一枚の写真に文化があった。そして一頁の広告に時代があった。自動車広告にはさまざまな20世紀がつまっていた。雑誌「NAVI」に連載のコラムが本になりました。
車作りの秘密・アメリカホンダ戦略。F1戦略・人気の秘密・日産打倒作戦、プレリュードの秘密。
クモ類は昆虫類に劣らず形も多彩をきわめています。そしてそれらは、ヒトよりもはるか太古から受け継がれた進化と適応の歴史の所産です。いままで、クモに関する専門書や一般書は、日本でもいくつか出版されていますが、この本はちょっと視点をかえて、さまざまな「クモの不思議」を、近代生物学の立場からできるだけやさしく解説することを目的に編纂しました。
この本では、漢字の書き取りが苦手で、どうしたららくに漢字を覚えられるだろうか、と思っている人にも、気軽に、楽しく、漢字についての知識を身につけてもらえるよう、身近な疑問から発したQ&A(質疑応答)の形で、漢字のさまざまな要素をいろいろな角度から取り上げています。
宇宙はギリシャ神話の世界でもある。英雄オリオンやペルセウス、神話の中に登場した大熊や鷹たちが星座として、星々や銀河の世界を画する。地球を離れると、もうそこはギリシャの神々に起源をもつ名前の惑星や衛星の世界が広がる。ギリシャの英雄オデュッセウスの旅を描いた叙事詩『オデッセイ』を、現代科学が極めた宇宙の旅に当てはめた『銀河宇宙オデッセイ』は、最新の科学が語り始めた新しい宇宙神話である。
風邪やインフルエンザに似た発熱、強い疲労感や起き上がれないほどの倦怠(けんたい)感、筋肉痛が元気な人を突然襲う。慢性疲労症候群(CFS)とは何か。付録・日米診断基準。
這う、飛ぶ、跳ねる、変身する。かたち、色彩、動き、生態…。すべてが驚き。造化の妙に富んだジャングルの小さなアスリートにしてマジシャン。地球上の全生物の2/3を占める昆虫たちの宇宙。
損傷した「脳」の機能代償とみずからを修復していく柔軟性。驚くべき可塑性をもった、「脳」再生への謎を解きあかす。
世界最高峰の昆虫写真集。20年におよぶ取材期間。地球上の辺境を踏破した精力的な撮影行。厖大なフィルムから厳選された1300点。驚異の“昆虫たちの生態”。