日本の都市生活において東洋医学=漢方はどのように実践されているのかー京都市におけるフィールドワークをベースに文化的・社会的な視角からその実態と内容を明かし“人間にとっての医療”を問う好著。
本書は家族療法の歴史から説き起こし、各派・各理論をその基本的な考え方から主要な技法まで丹念に解説しているが、その特徴はあくまで臨床的に何が家族を援助する上で有用なのかを厳密に検討するところにある。
わが子5人の発育の測定を毎月行って27年、発育は波動しながら進行することに気づき、発育研究の成果が子供の健康に役立つ事も分かってきた。著者自身の経験による、時系列解析を用いた発育学。
本書は歯科医療の領域におけるコミュニケーションのあり方を現時点で包括的に捉えることに主眼をおいて企画されたもので、体系化できるものがあれば、今の時点で体系化を試みてみようということでまとめられています。
本書は、平成十五年十月一日までに公布された諸法令を収録した。現行の社会保険・労働関係諸法令を大別して「社会保険編」「労働編」の2分冊とし、まず「社会保険編」には、憲法、健康保険関係、厚生年金保険関係、船員保険関係、国民健康保険関係、国民年金関係、児童手当及び老人福祉関係、衛生関係、社会保険関係参考法規を、また「労働編」には労政関係、労働基準関係、職業安定関係、労働保険関係、労働関係参考法規を収録した。
責任ある飼い主になるための「犬の家庭医学事典」の決定版。子犬から成犬、そして高齢犬に至るまで、さまざまな年齢層の犬に関する病気や世話の仕方が解説。愛犬の具合が悪くなったとき、どこに異常があるのか、どのような世話をすればよいのか、またいつ病院に連れていけばよいのかなどについても記されています。さらに、食事や病気の予防法、そして応急処置についても詳しく。
本書は、健康をたもつために欠かせない栄養素や、正しい食習慣の知識だけでなく、人間にとっての食事の大切さについても、わかりやすく紹介。現代の子どもの体の変化、優れた日本の食文化、食の安全についてもわかる多角的な内容構成。豊富なイラストやグラフなどのデータとともに、わかりやすく解説。大事なところは、「おしえて!」「知ってる?」「チェックしよう」の3つのコラムで紹介。わかりにくい言葉も「メモ」で理解をたすけます。
急性期からクロニックへ、キュアからケアへと、保健医療の枠組みが大きくシフトしている。3大死因の癌、脳卒中、心臓病をとっても、診断・治療というこれまでの枠組みではまかないきれない。糖尿病をはじめ生活習慣病という観点も注目されている。根治せずに病気を抱えて推移するという時間軸と、対人関係や社会的資源など生活レベルでのひろがりを見据えた新たなパラダイムが求められている。本書はクロニックイルネスという切り口から保健医療の全体像を示し、人と病いの新たなかかわりを問い、今日的な課題と取り組みへの展望を与える。
血液中を循環する細胞群や血清中のタンパク質の構造や機能の解明を主体に発展してきた免疫学は、近年、粘膜や皮膚といった体表面に存在する防御システムについても研究が進み、医学・医療の様々な領域を総括する学問として注目されている。本書は、全体を4つのユニットに分け、それぞれのユニットを有機的に繋げることで、複雑な免疫システムをわかりやすく解説している。また、免疫システムと具体的な病態との関連についても、個々の疾病の事例を挙げて示している。
中国農村の社会と政治発展のプロセスを実証的に明らかにし、近代化の真髄に迫る。中国社会政治学の第一人者が世に問う自信作。
基礎医学と関連臨床領域の膨大な知識を簡潔かつ平易に説明。200以上のフルカラーイラストで免疫系の複雑なプロセスを理解。各章「概要」、「臨床応用」、「章の要約」、「学習問題」と一貫性のある構成。「学習問題」と巻末にある「復習問題」で繰り返し学習。
複数の理論的方向性を持つ医療現場の多職種を協働に導き、システム理論を基盤として患者と家族の精神的健康と身体的健康を架橋する実践として誕生した「メディカルファミリーセラピー」。医療において失われやすい患者の自立性と絆のバランスを再構築し、専門家と患者・家族の良好なコミュニケーションを橋渡しするための多様な臨床戦略を提示、遺伝医療や不妊治療など医療環境の変化、医療政策・財政の構造転換も視野に入れた、医療における新たな専門家の役割を示す。
筋骨格系疾患または手術に伴う運動機能障害を有する患者ひとりひとりに合わせた介入プログラム作成のためのガイドライン。運動療法と徒手療法の原理について考察を深め、最新の運動と管理ガイドラインを掲載し、理論と臨床技術の極めてバランスのとれた内容を記載。理学療法の現在の進歩を反映した改訂版!