トラブル発生のメカニズムから迅速な状況把握、正しい判断、適切な発信、丁寧な説明の仕方まで。安心の運用ルールを事例とともに具体的に解説。
・近年、美容医療は分野の拡大や新医療機器の出現により、一般への普及も進む一方で、未承認の機器や製剤を用いた治療による重篤な合併症の出現も後を絶たず、医療安全上の問題も種々指摘されている状況である。
・美容医療によって外見を改善することは心理的好影響をもたらし、人々の生活をより豊かにすることに寄与していることは事実で、美容医療がより安全で安心なものとなることは、医療界全体にとって重要な意義を持つ。
・本特集では美容医療の現状分析と課題解決に向けた取組を、各専門家および関連学協会の立場から歴史的経緯も含め解説いただく。本特集が美容医療への理解を深め、安全安心な美容医療の推進につながれば望ましい。
■美容医療の現状における問題点と解決への取り組み
・はじめに
・美容医療に関する厚生労働科学研究事業(美容医療合併症実態調査と診療指針作成)の経緯と意義
〔key word〕美容医療、美容外科、美容皮膚科、厚生労働科学研究事業、診療指針
・美容医療における健康保険と医療賠償責任保険
〔key word〕健康保険、自費診療、美容医療合併症、医療賠償、医療事故
・美容医療の問題点と課題解決のために何をなすべきか?--日本美容外科学会(JSAPS)の立場から
〔key word〕美容医療、自由診療、広告、未承認、教育システム
・日本美容外科学会(JSAS)の立場から美容医療の問題解決に向けた挑戦
〔key word〕美容医療、美容外科、合併症、教育、専門医制度
・美容医療の現状における問題点と解決の取り組みーー日本美容皮膚科学会会員の立場から
〔key word〕美容医療、美容皮膚科、抗加齢医学、美容外科、問題点、取り組み、治療指針
・美容医療の問題点と解決への取り組みーー公益社団法人日本美容医療協会の立場から
〔key word〕美容医療、広告規制、患者教育
●TOPICS 脳神経外科学
・神経膠腫の分子診断ーー最新の動向
●TOPICS 神経精神医学
・精神皮膚科学
●連載 救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ(19)(最終回)
・ヘビ咬傷のあれこれ:治療編ーーマムシ咬傷を中心に
〔key word〕ヘビ咬傷、マムシ、抗毒素血清、セファランチン、短尾マムシ、ツシママムシ
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(11)
・医療と健康づくりにおける費用対効果研究
〔key word〕費用効果分析、費用効用分析、質調整生存年(QALY)、Value Flower
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後
・はじめに
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(1)
・遺伝カウンセリングの歴史
〔key word〕優生学への反省、進化論、臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー
●FORUM 世界の食生活
・はじめに
●FORUM 世界の食生活(1)
・カンガルーの冷凍しっぽーー中央砂漠に暮らすアボリジニの“伝統食”
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
2023年2月まで第1種:過去2回分、第2種:過去5回分の全問題を収録&選択肢ごとの詳解を掲載!出題科目ごとに過去問題を分類しているので重要箇所・頻出箇所がすぐにわかる!
自分のからだの状態を知って、適切なケアの方法を学ぶ一冊!人生100年を元気に過ごすための知恵が満載!
料理が全くできないJリーガーだった僕が、コロナ禍2年で料理家になった奇跡のレシピ。今度こそ変わりたいあなたへ。誰でもできる超簡単115品!
最新医学が教える本当に効果のある若返り法。なぜあの人は若く見えるのか?これからの時代は「実年齢」はあまり関係ありません。その人の生活習慣によって、実年齢より若い身体機能を保つことは可能だからです。本書は、抗加齢医学の第一人者によるエビデンスにもとづいた筋肉・血管・脳・ホルモン・骨を若返らせる方法と、老化の最大の敵「糖化ストレス」をためない食べ物・習慣を紹介するアンチエイジングの決定版。実践すれば、必ず変化を実感できるはずです。
コロナ禍やデジタル化等子どもを取り巻く生活環境は激変した。一方で、幼児期の教育と小学校教育の接続の重要性は増し、幼児期の教育を「スタートカリキュラム」を通じ小学校の各教科等の学びにつなげていく必要がある。本書は、保育内容「健康」領域の基本(領域に関する専門的事項)と、就学後の主に生活科、体育、道徳、特別活動につながる領域「健康」の指導法について学ぶ。実践例、環境構成や教材例、ICT活用も紹介する。
近年の医学部入試では、定番テーマ(「医師に必要な資質」「再生医療」など)に加えて、最新テーマ(「医師の働き方改革」「AIと医療・介護」など)も頻出しています。この本は、それらの最新テーマに対応できるよう、昨今の医療動向をたっぷり解説しました。とくに、今後入試頻出となるはずの「新型コロナウイルス感染症」は、1章かけてくわしく取り上げています。網羅性ではどの本にも負けない自信作です。
平穏な日常が原発事故を機に失われる精神的・心理的分断、避難生活を余儀なくされたことによる故郷や家族との物理的分断、地域コミュニティの瓦解などによる社会的分断そして代々行われてきた伝統行事が断絶したことによる文化的分断ー福島第一原発事故によって引き裂かれた多様かつ複合的な「分断」の諸相を描き、継続的な社会調査による「分断」修復の方途、そして「つながり」の再構築を目指した渾身の一冊。
誰でも健康なこころと身体をもって過ごしたいと願っている。そのために必要なのは水の本質を知り、水とどう付き合っていくかを知ること。生命を支える究極のエネルギーである“水のチカラ”の全貌が明らかになる。
「昭和モデル」をリセットする!かつて順風満帆だった「日本型システム」が、軒並み制度疲労を起こしている。右肩上がりの成長や人口増など「よき時代」の前提が時代の変化に対応しきれなくなったためだ。「国民皆保険の実現・維持」ももはや名ばかりになっている。本書は日本の社会保障・教育と人材育成・税制の問題をデータに基づき徹底解明し、解決のための具体策を模索する。さらに制度改定プロセスを国際比較により他の先進諸国から学ぶ、総合的な一書。
薬機法・景品表示法・特定商取引法をはじめ、適正広告基準、広告ガイドライン、各業界基準といったルールを守り、消費者に適切に伝えるためのチェックポイントがよくわかる!
血圧、血糖、中性脂肪、コレステロール、γ-GTP…これらの結果を1つ1つ見て、一喜一憂していませんか?健診データは項目ごとにバラバラに見るのではなく、そこからあなたの「血管の状態」を知ることが大切です。「症状がないから…」と放っておくのではなく、20年後の健康のために、今から始めましょう!