特集にあたって
広沢 正孝
子ども時代に診断されたASD者の成人像ー医師の立場から
市川 宏伸
成人期の相談を振り返って見えてくる支援課題
-子ども時代に診断されたASDの人の事例から
池谷 彩
自閉スペクトラム症の青年期ー大学における男性例の支援を中心に
本田 秀夫・他
成人期に診断されたASD者とその後(男性事例)
阿部 隆明
中年期の自閉スペクトラム症者
広沢 正孝
初老期の自閉スペクトラム症者
村上 伸治・他
女性の自閉スペクトラム症例とそのライフステージの課題
広沢 郁子
自閉スペクトラム症は現代社会でなぜ析出されるようになったのか
-精神障害の社会・文化的許容閾値との関連で
市橋 秀夫
●巻頭言
純粋精神医学の旗手を目指す
古茶 大樹
●研究と報告
福島県被災住民に対する架電型電話支援の試み
-福島県「県民健康調査」
柏崎 佑哉・他
●短報
大うつ病性障害を併存した身体症状症にduloxetineが著効した1例
岸野 恵・他
●私のカルテから
嗜癖に着目することで治療が進展した過食性障害と
アルコール使用障害の合併例
星野 直美・他
中小企業診断士が教える企業経営の処方箋。健康×経営=リスクマネジメント。この本を通じて、「健康経営」の必要性をより身近に、そして、企業が生き残っていくための現実的なリスクマネジメントの観点から、健康経営を行っていく意義を、あらためて感じてください。
●糖尿病において、外科手術が糖尿病の根治あるいは薬物療法からの離脱・軽減に貢献できることが明らかになってきている。
●本特集では、以前より1型糖尿病に対する根治手術として行われていた膵臓移植に加えて、近年わが国でも保険適用となった肥満外科手術と膵島移植手術について、現状と今後の展望を各エキスパートの執筆陣が詳しく解説!
【目次】
MAIN THEME 特集 糖尿病の外科治療ーMetabolic surgeryと膵・膵島移植の現状と将来展望ー
特集にあたって
1.Bariatric surgeryからMetabolic surgeryへー世界の現状ー
2.腹腔鏡下スリーブ状胃切除術の現状と展望
3.膵臓移植の現状と展望
4.膵島移植の現状と展望
5.バイオ人工膵島開発の現状と課題(ヒト幹細胞とブタ膵島)
医師・医療スタッフが行く 全国病院・クリニック訪問 医療法人寿朋会高田クリニック
患者の信頼と地域医療をささえる医師と医療スタッフとの役割分担
特別寄稿
糖尿病と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
FORUM
病因と診断
第3回 日本人の生活習慣の欧米化が引き起こす疾病構造の変化 在米日系人医学調査「ハワイーロサンゼルスー広島スタディ」(3)
合併症I-神経障害ー
第3回 避けて通れない糖尿病性自律神経障害ー診断と重症度評価ー
合併症II-足病変ー
第3回 コロナ禍での糖尿病足病変の予防を考える
薬剤
第3回 糖尿病足潰瘍・壊疽における外用薬療法ー創に適した外用薬の選択ー
食事
第3回 肥満2型糖尿病患者における食事療法
運動
第3回 運動における臓器連関の解明
自己管理
第3回 看護実践から学んだ糖尿病の自己管理 糖尿病とともにある患者への支援
OVERSEAS
メンデルランダム化を用いたACEと2型糖尿病発症リスクの解析
SERIES 糖尿病と保険診療
第51回 糖尿病の検査2020(後編)
SPOT 糖尿病と母と子と
第6回 お母さんの妊娠中の代謝状態は子どもばかりか孫世代の健康状態にまで影響を及ぼす
糖尿病の療養指導Q&A
がんをもつ糖尿病患者のケアや血糖コントロール
メトホルミンの多臓器にわたる作用
STUDY 続・そこが知りたかった 糖尿病の大規模臨床試験
第6回 CAROLINA
ESSAY 鉄・輪だよりー鉄人糖尿病ドクターによる銀輪の旅ー
第15回 神田川
REPORT 子どもたち/AYA世代の糖尿病ー活動・実践ダイアリーー
[静岡県つぼみの会&いちふじ会]1型糖尿病と生きる患者さんと家族をささえる活動が医療従事者を育てる
CIRCLE リス☆カン フライデー レポート
#53 リス☆カン in 川越 Part 1
●新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振るう中、本特集では「糖尿病と感染症ー新型コロナウイルスの時代を生き抜くー」と題して、糖尿病と感染症との関わりについて、基礎的な概念や知識から、予防や治療の具体策に至るまで、第一線の執筆陣が解説!
●糖尿病患者における感染症の現況、糖尿病とウイルス感染症の総論にはじまり、各論としては、新型コロナウイルス感染症、高齢者糖尿病における市中肺炎・誤嚥性肺炎、尿路・性器感染症、軟部組織・骨感染症、HIV感染症との関わりや予防・治療について詳しく説明している。
MAIN THEME 特集 糖尿病と感染症ー新型コロナウイルスの時代を生き抜くー
糖尿病と感染症ー新型コロナウイルスとともに生きる時代に
1.糖尿病患者における感染症の現況ーオーバービュー
2.糖尿病とウイルス感染症
2-1.糖尿病とウイルス感染症ー総論
2-2.糖尿病と新型コロナウイルス感染症ー糖尿病医の視点から
2-3.糖尿病と新型コロナウイルス感染症ー感染症医の視点から
3.高齢者糖尿病における感染症対策ー市中肺炎,誤嚥性肺炎を中心に
4.糖尿病と尿路・性器感染症ーSGLT2阻害薬使用時の注意点を含めて
5.糖尿病と軟部組織・骨感染症
6.糖尿病とHIV感染症
医師・医療スタッフが行く 全国病院・クリニック訪問 公立学校共済組合 関東中央病院 糖尿病・内分泌内科
盤石のチーム医療による診療と伝統ある患者会との団結力
特別寄稿
2020年版「日本人の食事摂取基準」の改定点のポイントー糖尿病を中心に
FORUM
病因と診断
第1回 ウイルス感染と1型糖尿病
合併症I-ED-
第1回 糖尿病性EDの総論
合併症II-肥満症ー
第1回 糖尿病において肥満のコントロールはなぜ必要か
薬剤
第1回 これからの2型糖尿病治療薬: imeglimin
食事
第1回 糖尿病の食事療法はどのように変わっていくのか
運動
第1回 サルコペニア(1)病態
検査
第1回 「しめじ」「えのき」だけじゃない! 合併症と検査(1)歯周病と臨床検査
OVERSEAS
抗うつ薬使用と2型糖尿病リスクの関連:日本人での大規模コホート研究
SERIES 糖尿病と保険診療
第52回 糖尿病の治療薬 2020(前編)内服薬について
SPOT 歯科と歯周と糖尿病と
第1回 歯科の健康と全身の健康
糖尿病の療養指導Q&A
SAP療法による1型糖尿病患者への栄養指導
糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療に関するコンセンサスステートメント
STUDY 続々・そこが知りたかった 糖尿病の大規模臨床試験
第1回 ADVANCE
ESSAY 鉄・輪だよりー鉄人糖尿病ドクターによる銀輪の旅ー
第16回 目黒川,古川,渋谷川
REPORT 子どもたち/AYA世代の糖尿病ー活動・実践ダイアリーー
[和歌山つぼみの会の活動]サマーキャンプと1型糖尿病の集いーいままで,そしてこれからー
CIRCLE リス☆カン フライデー レポート
#54 リス☆カン in 川越 Part 2
CONGRESS
(社)東京臨床糖尿病医会 第168回特別例会
WHITE BOARD
(社)東京臨床糖尿病医会 第169回例会
●本特集では、「インスリン:新たな百年紀へー最近の製剤の進歩を含めてー」と題して、インスリン発見100周年に因み、インスリン療法の過去から現在地に至るまで、そして未来への展望を、第一線の執筆陣が多彩な観点から論考。
●世界と日本のインスリン療法の歴史と将来像や、GLP-1受容体作動薬や超速効型インスリン製剤など新たなインスリン製剤への変革まで、丁寧かつ詳しく解説している。
【目次】
MAIN THEME 特集 インスリン:新たな百年紀へー最近の製剤の進歩を含めてー
■特別寄稿:わたしの「インスリン物語」~インスリンを最大限有効利用したい~
1.インスリン療法の歴史ーこれまでの進展を振り返る
2.最新のインスリン療法ーコツとテクニック
3.新たなインスリン製剤への変革
3-1.GLP-1受容体作動薬との合剤
3-2.超速効型インスリン
4.最近のインスリン注入デバイスの進歩と今後の動向
5.インスリン療法の将来展望
FORUM
病因と診断
第3回 1型糖尿病の発症・進展予知のバイオマーカー
合併症I-ED-
第3回 糖尿病性EDの治療
合併症II-肥満症ー
第3回 肥満糖尿病の薬物療法・外科療法
薬剤
第3回 これからの2型糖尿病治療薬:グルコキナーゼ活性化薬
食事
第3回 「食事療法の個別化」を実践するために
運動
第3回 サルコペニア(3)対策
検査
第3回 「しめじ」「えのき」だけじゃない! 合併症と検査(3)認知症と臨床検査
OVERSEAS
糖尿病患者の朝夕食の摂取エネルギーおよび主要栄養素摂取量と,疾患特異的およびすべての原因による死亡率との関連:2003〜2014年米国国民栄養健康調査より
SERIES 糖尿病と保険診療
第54回 糖尿病とDPC/PDPS制度2020─前編:制度の概要─
SPOT 歯科と歯周と糖尿病と
第3回 糖尿病に悪さをする歯周病とは?
糖尿病の療養指導Q&A
行動経済学
第3世代のMR拮抗薬
STUDY 続々・そこが知りたかった糖尿病の大規模臨床試験
第3回 ASCEND
ESSAY 鉄・輪だよりー鉄人糖尿病ドクターによる銀輪の旅ー
第18回 サイクリングで行くお花見
REPORT 子どもたち/AYA世代の糖尿病ー活動・実践ダイアリーー
[岩手つくしんぼ友の会サマーキャンプ]幼児から高校生まで、家族同士も交流できるキャンプ
CONGRESS
第5回 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会年次学術集会
第70回 全国臨床糖尿病医会学術集会
WHITE BOARD
(社)東京臨床糖尿病医会 第170回例会
看護過程と実習記録が本当によくわかる!よく使う看護理論・アセスメントの枠組みを網羅!Q&Aで基本を理解し、主要な理論・枠組みごとの特徴をふまえ、事例をもとに看護過程の展開と記録の書き方を徹底ガイド。臨床判断についても解説。
アセスメントと看護診断がつながる!効率的に情報収集でき、記録がスラスラ書ける!看護問題から看護診断への変換がスムーズにできる!実習でよく出会う看護診断の展開方法がわかる!
関連法令・資料等収録。
・現在の不整脈学は、AIの応用、非侵襲的生体信号計測、遠隔モニタリングなどの医工連携を中心にした新技術により近年大きな変革を遂げている。
・これらの不整脈学の新潮流は、不整脈専門医のみならず、多くの先生方の日常診療を変える可能性を秘めており、今後、健康診断への応用なども期待される。
・本特集では、医工連携による不整脈学の新展開を中心に、基礎研究の進歩から、カテーテルアブレーション技術の進歩などについて、先端を走っている先生方に執筆いただく。
■第1土曜特集 不整脈学の新潮流ーー基礎研究・医工連携からAIの社会実装まで
・はじめに
●基礎研究
・ゲノム解析からみえてきた疾患関連遺伝子とその機能
〔key word〕ゲノム、遺伝的多型、心房細動、ゲノムワイド関連解析(GWAS)
・心外膜脂肪は心房細動の元凶か?
〔key word〕心房細動、心外膜脂肪組織、炎症性心房線維化
・ヒト心房組織から心房リモデリングを考える
〔key word〕心房細動、心房心筋症、心房生検、心房リモデリング、線維化
・遺伝子改変動物モデルによる病態生理へのアプローチ
〔key word〕ゲノム編集、不整脈、遺伝子改変動物、遺伝性不整脈
●医工連携研究:新規デバイスの開発と臨床応用
・サステナブル心電図モニタリングの技術的進歩ーー非接触(布類を介した)就寝検査の確立に向けた医工連携
〔key word〕非接触心電図、シート電極、心房細動、容量結合、長期就寝検査
・家庭用心電計が変える自己管理
〔key word〕家庭用心電計、高血圧、心房細動、自己管理、早期発見、早期治療
・パッチ型心電計郵送とリアルタイム心電図モニタリングを活用した不整脈疾患における遠隔診療の実践
〔key word〕オンライン診療、パッチ型心電計、リアルタイム心電図モニタリング、心電計郵送、カテーテルアブレーション
・Apple Watch外来が循環器内科診療に与えるインパクト
〔key word〕Apple Watch、ウェアラブルデバイス、心房細動
●不整脈領域におけるAIの発展と社会実装
・12誘導心電図の未来ーー深層学習がもたらす新たな価値
〔key word〕12誘導心電図、深層学習、ニューラルネットワーク
・ホルター心電図の自動診断におけるAIの開発と社会実装
〔key word〕ホルター心電図、ニューラルネットワーク、説明可能AI、心房細動、徴候検出
・ウェアラブルセンサと心拍変動解析による心房細動スクリーニングAIシステム
〔key word〕心房細動(AF)、ウェアラブルセンサ、心拍変動解析、人工知能(AI)
・心房細動の早期発見を目指したAI心電図の社会実装
〔key word〕心房細動、AI心電図(AI-ECG)、社会実装、健診
●不整脈治療におけるイノベーション
・パルスフィールドアブレーションは不整脈治療を変える?
〔key word〕パルスフィールドアブレーション(PFA)、心房細動、非熱性アブレーション、電場
・高精細マッピングがもたらす頻脈性不整脈カテーテルアブレーションの進歩
〔key word〕3Dマッピングシステム、高精細マッピング、心内心電図、カテーテルアブレーション
・AIは心房細動の治療標的を示せるか
〔key word〕心房細動(AF)、カテーテル・アブレーション(ABL)、多電極マッピング、人工知能(AI)
・心不全モニタリングにおける植込み型心臓不整脈デバイスの有効性と展望
〔key word〕植込み型心臓不整脈デバイス(CIED)、遠隔モニタリングシステム(RMS)、心不全、遠隔診療、早期診断
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
災い転じて福となす-絶版の危機から不死鳥のごとく甦ったCプログラミングのベストセラー解説書。
「親子教室」の実践の成果をもとにさまざまな問題をかかえる乳児期療育のあり方を具体的に示す。ダウン症児に接する医療・保育関係者必読の書。
本書は保健婦・看護婦・栄養士・運動指導士ならびにこれから健康スポーツ医学を始められる医師の方がたが健康づくりについて知識の整理や指導を行われる際のお役に立つこと、さらには健康づくりに関心の高い方がたの生涯学習のテキストとして座右に置いていただけることを目指したものです。内容は健康づくりの基本である運動・栄養・休養を3本柱として構成してあります。
急速な社会情勢の変化によって、看護職への期待がたかまってきている。今回の改訂では、最新の知見に基づき全般的な内容の見なおしをはかるとともに、基本的な概念のわかりやすさを追究した。