労災保険制度の解説と手続き書類の記載例。
一生元気に!自愛ビューティ
『美ST増刊版』2024年3月号 今月の内容は
表紙は松嶋菜々子さん
【大特集】
あの人の秘密、口元美容、愛嬌ある犬顔・・・
真顔より笑顔が美しくあるべき理由
40過ぎたら「笑顔磨き」で美人度と好感度、上げていこ!
【第2特集】
美は健康なくして成り立たず。
40代50代からの体力測定&健康診断
【その他の特集】
●結局、ライン使いこそが大人のリッチコスパ&リッチタイパ
●どんな乾燥にも負けない!崩れない!もっちり乾かないメーク
●バブル世代のストイックな美容愛がスゴい! and more・・・
<本誌・増刊共通付録1>
イヴルルド遙華さん監修 美ST限定デザイン&フィルター付き 開運&美肌見え!
PITTA MASK ソフトベージュ+レイヤードフィルター各1枚(レギュラーサイズ)
<本誌・増刊共通付録2>
毛穴、くすみ、乾燥悩みもケアするオイルウォーター
メルヴィータの角質ケア ブースター ネクターデルミエールアクティベーターオイルウォーター1包
<本誌・増刊共通付録3>
乾燥も肌荒れもケア!
敏感肌の救世主 キュレルの濃密潤いシートマスク
モイストリペアシートマスク 1枚
<増刊付録>
外出先でリフレッシュ&リラックス 山本香料のアロマ香るマスクシール
※ベルガモット、柚子、ペパーミントの3種の香りからランダム 12枚入り。
<貼り込み付録>
ドモホルンリンクルの基本4点+ダブル洗顔(クレンジング・洗顔)
1包づつ計6包
一生元気に!自愛ビューティ
『美ST』2024年3月号 今月の内容は
表紙は松嶋菜々子さん
【大特集】
あの人の秘密、口元美容、愛嬌ある犬顔・・・
真顔より笑顔が美しくあるべき理由
40過ぎたら「笑顔磨き」で美人度と好感度、上げていこ!
【第2特集】
美は健康なくして成り立たず。
40代50代からの体力測定&健康診断
【その他の特集】
●結局、ライン使いこそが大人のリッチコスパ&リッチタイパ
●どんな乾燥にも負けない!崩れない!もっちり乾かないメーク
●バブル世代のストイックな美容愛がスゴい!
and more・・・
【付録】<本誌・増刊共通付録1>
イヴルルド遙華さん監修 美ST限定デザイン&フィルター付き 開運&美肌見え!
PITTA MASK ソフトベージュ+レイヤードフィルター各1枚(レギュラーサイズ)
<本誌・増刊共通付録2>
毛穴、くすみ、乾燥悩みもケアするオイルウォーター
メルヴィータの角質ケアブースター ネクターデルミエールアクティベーターオイルウォーター1包
<本誌・増刊共通付録3>
乾燥も肌荒れもケア! 敏感肌の救世主 キュレルの濃密潤いシートマスク
モイストリペアシートマスク 1枚
<貼り込み付録>
ドモホルンリンクルの基本4点+ダブル洗顔(クレンジング・洗顔)
1包づつ計6包
・生体膜”は細胞内外、あるいは細胞内の区画の仕切りを担う構造体で、リン脂質、コレステロール、スフィンゴ糖脂質を中心とした脂質二重膜と、膜貫通型タンパク質、あるいは表在型膜タンパク質から構成されている。
・近年の質量分析計の進化や新規プローブの開発により脂質分子の組成や局在の解析が可能になりつつある。また、膜貫通型タンパク質も、クライオ電子顕微鏡の高性能化に伴って続々と構造が明らかになってきている。
・本特集では、脂質の非対称性をもたらす酵素群の分子同定から、オートファジー、さらにがんや神経変性疾患の発症や進行における生体膜脂質の新しい役割の解明など、最先端の生体膜研究の成果を紹介している。
■生体膜研究の基礎と応用
・はじめに
・生体膜リン脂質生合成酵素の新展開とLPLAT命名法提案
〔key word〕リゾリン脂質アシル転移酵素(LPLAT)、オメガ3脂肪酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)
・リン脂質スクランブラーゼによる脂質非対称性の変化と生理的な役割
〔key word〕脂質非対称性、リン脂質スクランブラーゼ、TMEM16F、XKR8
・膜を壊すーーオルガネラ膜消去のメカニズム
〔key word〕オルガネラ、PLAAT(phospholipase A/acyltransferase)、ATG15(autophagy-related 15)、オートファジー、水晶体
・膜を象るーー三次元光ー電子相関顕微鏡法によるオートファゴソームの形態解析
〔key word〕三次元光ー電子相関顕微鏡法(3D-CLEM)、アレイトモグラフィ、オートファジー、オートファゴソーム、
・膜をみるーー膜脂質プローブの開発
〔key word〕膜脂質、細胞内小器官、pleckstrin-homology(PH)ドメイン
・脳の脂質異常と神経変性疾患の関連
〔key word〕オルガネラ、脂質、コレステロールエステル(CE)、脳、アルツハイマー病(AD)
・リンパ腫におけるsPLA2による脂質修飾細胞外小胞の機能ーー悪性化における新規作動メカニズム
〔key word〕リンパ腫、脂質、細胞外小胞(EV)、分泌型ホスホリパーゼA2(sPLA2)、galectin binding protein
●TOPICS 神経精神医学
・高齢者は頭頂部の脳脊髄液腔が加齢に伴い狭くなる?--高齢者の認知機能低下に関連する加齢性脳形態変化
●TOPICS 公衆衛生
・ICT機器利用における健康障害とその予防
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(19)
・医療におけるQOL測定の新たな展開
〔key word〕健康関連QOL、患者立脚型アウトカム、包括的尺度、疾患特異的尺度
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(9)
・小児科領域における遺伝カウンセリング
〔key word〕保護者、患児、移行、診断、心理社会的支援
●FORUM 世界の食生活(8)
・サツマイモ
●FORUM 数理で理解する発がん(6)
・二項分布
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●栄養・食事療法の効果を高め、栄養診断を標準化するために、医療機関で勤務する管理栄養士・栄養士のカルテ記載を推進し、また記載にあたっては「栄養管理プロセス(nutrition care process;NCP)を普及させていくことが重要です。
●管理栄養士養成課程において、NCPがコアカリキュラムへ導入されたことにより、今後、臨床現場ではNCPによる標準化が図られていくと考えられます。
●本特集では、「栄養管理プロセス(NCP)-連携を深化させるための導入・実践ガイド」と題して、導入したくてもどのようなものかわからないという疑問を解消し、導入施設における事例や症例別の具体例も加えて、わかりやすく解説しています。
【目次】
データヘルス改革・医療DX-管理栄養士・栄養士の業務から
栄養管理プロセスの意義ー栄養介入の標準化を実現しエビデンスの構築をめざす
栄養管理プロセスの記録のポイント
栄養管理プロセスの記録の課題─栄養管理をSOAP&PESに落とし込むための提案
【NCP導入施設事例】
済生会熊本病院におけるNCP導入の取り組みと効果
前橋赤十字病院におけるNCP導入の取り組みと効果
[Column]実臨床でPESを実践するコツ
【症例編】
腎疾患患者の記載例
がん患者の記載例
在宅患者の記載例
●巻頭カラー
新時代のオーダーメイド型栄養学ー精密栄養学
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーションけめとも
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
臨床や地域における「対象者視点」の支援を行動科学などを用いて考える/新潟県立大学大学院 健康栄養学研究科 玉浦研究室
●座談会 リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス〈最終回〉
臨床栄養分野における臨床推論・診断推論のこれから
-管理栄養士による実践・教育・研究の普及をめざして
●スポット
NST活動におけるリハスタッフによる低栄養リスク者抽出とその着眼ポイント
「代謝的に健康な肥満」とは
連載
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(6)
サルコペニア:骨格筋の量と質に着目して
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(15)
新型コロナウイルス感染症の重症化にともない嚥下困難をきたした患者が多職種連携により経口摂取に移行できた一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術〈最終回〉
CASE 24 フィジカルアセスメント
●Medical Nutritionist養成講座(72)
脂肪乳剤の投与速度、投与量、投与経路
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
ラディッシュ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 カレイのマリネ/東邦大学医療センター大森病院
・がん治療の進歩に伴い、心疾患患者のがん罹患事例やがん患者の治療関連心血管毒性(CTR-CVT)発症事例が増えてきており、腫瘍循環器学(Onco-Cardiology)の重要性が注目されている。
・腫瘍循環器学は、がん治療を最適化するために循環器医とがん治療医が協働で行う学問で、CTR-CVTの適切な管理によりがん治療を完遂し、がん患者の予後と生活の質の改善することを目的にしている。
・腫瘍循環器学は日々進歩しており、“Onco-Cardiologyガイドライン”を通じて、循環器医とがん治療医の連携がより円滑となり、がん患者の予後とQOLの改善の助けになることを期待する。
■Onco-Cardiology--最新ガイドラインと今後の課題
・はじめに
・腫瘍循環器学の歩みーー診療ガイドラインが示すエビデンス・ギャップと今後の課題
〔key word〕がん治療関連心血管毒性(CTR-CVT)、心血管リスク因子(CVRF)、診療ガイドライン
・がん薬物療法施行中に発症する心機能障害を評価する検査の使い方は?
〔key word〕がん治療関連心機能障害(CTRCD)、global longitudinal strain(GLS)、トロポニン、ナトリウム利尿ペプチド(BNP/NT-proBNP)
・心血管疾患のあるHER2陽性乳がん患者に対する薬物療法ーー抗HER2薬の投与は有用か?
〔key word〕HER2陽性乳がん、心血管疾患、心機能低下、トラスツズマブ、ペルツズマブ
・免疫チェックポイント阻害薬による心筋炎の診断とスクリーニングの現在
〔key word〕免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、心筋炎、心臓MRI、トロポニン
・がん薬物療法に伴う静脈血栓塞栓症の診断とマネジメントーー凝固線溶系分子マーカーは有用か?
〔key word〕がん、薬物療法、静脈血栓塞栓症(VTE)、凝固線溶系、分子マーカー
・心毒性のあるがん薬物療法ーーEvidenceとexperienceをいかした患者中心の管理を考える
〔key word〕心毒性、ガイドライン、心不全、がんサバイバー
・がん薬物療法における心保護薬の投与は有用か?
〔key word〕がん薬物療法、心保護薬、デクスラゾキサン
●TOPICS 救急・集中治療医学
・餅による窒息リスクと応急手当:現状と将来の取り組み(MOCHI registry)
●TOPICS 加齢医学
・毎日の温泉習慣が高齢者の“うつ”の少なさに関連
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(17)
・医師の働き方改革における追加的健康確保措置
〔key word〕医師の働き方改革、長時間労働、睡眠
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(7)
・非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)と遺伝カウンセリング
〔key word〕非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)、遺伝カウンセリング、出生前検査、プレコンセプションケア、ノーマライゼーション
●FORUM 世界の食生活(6)
・オラン・アスリの食生活
●FORUM
・米国の最先端がん研究治療ーー脳を中心に
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
健康の値段がわかる!
生涯医療費2700万円を払いたくない人、必読。
第2特集は、カラダにいい買い物。
我々が生涯で使う医療費は、総額にして1人約2700万円というデータがある。
歳とともに支払い額は増え、約2700万円の半分は70歳以上で必要となる。
この生涯医療費をいかにして減らしていくべきか、
20〜30年後の健康に向けて、今はなにをしていくべきなのかを問う特集です。
三大疾病にかかると実質的な費用はどれくらいで、
そのためにはどんな保険に入ったほうがいいのか、いや入らなくてもいいのか…。
また、定期的に受けている健康診断や人間ドックは、
どれくらいの金額をかけて受けるべきなのか。
気になっていてもなかなか聞けない、
健康とお金にまつわるアレコレがつまった形です。
不老不死は夢物語じゃないのかといったアンチエイジングの最新、
最近注目のヘルスパフォーマンスとコストパフォーマンスが両立した食事の提案、
お金をかけるべき最大のパーツは歯だ、といった企画なども。
巻頭では、読者500名に大アンケートを実施!
ジム、医療保険、サプリメント、通院、プロテイン、習い事などに、
1年間でどれくらいを投資しているか、健康投資の“相場”も把握できます。
誰にとっても大事な健康について、お金からアプローチします。
そして第2特集は、年末の贈り物や
自分への健康投資に役立つ「カラダにいい買い物」。
噛みしめたい海のおやつ、バナナ観が変わるバナナ、生詰めサバ缶、平飼い鶏の卵、
シルクのインナー、筋力が生きる卓上ゲームなど、全82点を紹介。
こちらもお楽しみに!
・2018年に妊娠高血圧症候群(HDP)の定義・分類が改訂され、「妊娠時に高血圧を認めた場合、HDPとする。HDPは妊娠高血圧腎症、妊娠高血圧、加重型妊娠高血圧腎症、高血圧合併妊娠に分類される」となった。
・本特集では、妊婦の約20人に1人の割合で起こり、母児ともに危険な状態となりうるHDPに焦点を当てて、その予防、治療、管理について各分野の専門家に最新情報を含めて詳述していただく。
・1人でも多くの女性がHDPとならないように、HDPとなっても危険な状態とならないように、またHDP後も健康で子育てに従事できるように、本特集の読者がHDPに関心を持って医療を実践することを希望する。
■妊娠高血圧症候群(HDP)の予防・治療・管理
・はじめに
・プレコンセプションヘルスケアーーHDP予防の観点から
〔key word〕プレコンセプションケア、妊娠高血圧症候群、予防
・腎疾患患者における妊娠
〔key word〕IgA(immunoglobulin A)腎症、糖尿病性腎症、ループス腎炎、非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)
・妊娠と二次性高血圧
〔key word〕妊娠高血圧(GH)、高血圧合併妊娠(CH)、二次性高血圧
・新しいエビデンスに基づいたHDPの診断
〔key word〕妊娠高血圧腎症(PE)、sFlt-1/PlGF比、加重型妊娠高血圧腎症(SPE)、血栓性微小血管症(TMA)、子癇
・HDPの治療UPDATE
〔key word〕降圧療法開始基準、降圧目標、重症域高血圧の急性発症、再発予防
・IoTを活用した妊婦の血圧管理
〔key word〕家庭血圧、遠隔管理、テレモニタリング
・妊娠高血圧症候群を発症した女性における産後の健康管理ーーインター・ポストコンセプションケアの観点より
〔key word〕妊娠高血圧症候群、心血管障害、インターコンセプションケア、ポストコンセプションケア
・HDP診療指針2021の成果と今後の課題
〔key word〕高血圧、生活習慣病、蛋白尿、妊娠高血圧腎症(PE)、慢性腎臓病
●TOPICS 免疫学
・スペルミジンによる脂肪酸酸化の調節と老化T細胞の抗腫瘍効果の回復
●TOPICS 糖尿病・内分泌代謝学
・食事性肥満から肝炎発症に関わる制御因子の同定
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(15)
・医療機関のQI(Quality Indicator)
〔key word〕医療の質、多施設間比較
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(5)
・遺伝カウンセリングを提供する人材とその養成
〔key word〕臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー【○R】、日本産科婦人科遺伝診療学会認定医、遺伝性腫瘍専門医
●FORUM 世界の食生活(4)
・ピグミー系狩猟採集民(中部アフリカ熱帯林)
●FORUM 戦後の国際保健を彩った人々(3)
・島尾忠男ーー結核の系譜
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●日本は他の先進諸国に類を見ない速さで超高齢社会に突入し、認知症を有する高齢者の方が増加している。認知症の方にとっても食事は他者とのコミュニケーションを図るなど、おいしさや満足感を介して心の充足を感じる機会であり、栄養専門職による専門的な支援が求められています。
●また、認知機能の低下した方が食事をおいしく食べられる環境づくりや周囲のサポートは、認知症だけでなく介護予防や健康寿命延伸にも重要となるため、早期の栄養介入が認知症の進行予防にどのような効果を示すのかについてはエビデンスを構築する必要もあります。
●本特集では、認知症の方への食支援や研究を第一線で推進する専門家を執筆陣に迎え、それぞれの立場から食支援をわかりやすく解説。
●認知症高齢者における嚥下造影検査と臨床所見、4大認知症における食の特徴、看護師による食事ケア、口腔衛生、作業療法支援、精神病院や地域包括ケア病棟における栄養ケア、離島における支援、認知症基本法についてなど、「多職種アプローチで支える認知症の人の食事・栄養支援」について広く掲載しています。
【目次】
認知症高齢者の嚥下造影検査と臨床所見
4大認知症における食の特徴
認知症の人への看護師による食事ケア
認知症高齢者の口腔衛生
認知症高齢者の作業療法支援─食事場面を例に
精神科病院における認知症の栄養ケア
地域包括ケア病棟における認知症の栄養ケアとアプローチ
[Column]離島における認知症支援と課題
─認知症支援関係者の食事にまつわる語りから
[Column]共生社会の実現を推進するための認知症基本法について
●管理栄養士も知っておきたい理学療法評価・運動療法の基本3〈最終回〉
評価法3-フレイル高齢者向けの運動療法ーレジスタンストレーニング、バランス練習等
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーション 食サポ
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
栄養学のエビデンスに基づいた食環境づくりをめざす実践栄養学研究/静岡県立大学大学院 食品栄養環境科学研究院(研究組織)薬食生命科学総合学府(教育プログラム)食品栄養科学専攻 フードマネジメント研究室
●スポット
Hospital Food Experience Questionnaire(HFEQ)日本語版開発と今後の展望について
インフォグラフィックの手法を用いた嚥下調整食学会分類普及の取り組み
連載
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線5
身体活動の評価法
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.11 脊椎圧迫骨折を契機に体重減少、サルコペニアを呈した症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ14
服薬に起因した食欲不振で嚥下機能低下を引き起こした症例に対する食支援
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 23 心筋梗塞
●Medical Nutritionist養成講座71
脂肪乳剤
●Dr. 雨海の男性臨床栄養学24〈隔月連載〉
エネルギーの逆襲(3)-雷鳴頭痛
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
サツマイモ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 チンゲンサイゼリーのわかめあんかけ/東京都立府中療育センター
リスクアセスメント対象物健康診断は実施の要否も健診項目も事業者が決める!
247問の問題を収録(CBT試験問題を含む)-CBT公表問題(令和3年度+令和2年度)+直近の筆記試験問題+編集部作成CBT試験対策問題を収録。出題問題をジャンル別にまとめて収録ー同類問題を集中的に学習でき、よく出題される問題が一目でわかるので、CBT試験に向けた対策にも使える。出題問題の根拠法令・知識を収録ー出題問題の解説テキストを中心に収録しているので、覚える範囲が狭く効率的に学習できる。
236問の問題を収録(CBT試験問題を含む)-CBT公表問題(令和3年度+令和2年度)+直近の筆記試験問題+編集部作成CBT試験対策問題を収録。出題問題をジャンル別にまとめて収録ー同類問題を集中的に学習でき、よく出題される問題が一目でわかるので、CBT試験に向けた対策にも使える。出題問題の根拠法令・知識を収録ー出題問題の解説テキストを中心に収録しているので、覚える範囲が狭く効率的に学習できる。
・食事から摂取したエネルギーのうち消費されなかった余剰分は、本来、中性脂肪として皮下や腹部の脂肪組織に蓄積される。しかし近年、心臓周囲や血管周囲、肝臓、筋肉などにも脂肪が蓄積することがわかってきた。
・脂肪貯蔵臓器ではないこれらの臓器・組織に蓄積した脂肪は異所性脂肪とよばれる。異所性脂肪は動脈硬化や心不全、心房細動など、心血管疾患の発症や重症化、治療反応性と関連することから注目されている。
・本特集では、異所性脂肪と心血管疾患の関連を、第一線で研究している研究者に解説いただく。異所性脂肪が心血管疾患に与える影響の理解に役立ち、新たな心血管疾患の治療方法の開発に結びつくことを期待する。
■異所性脂肪と心血管病
・はじめに
・血管周囲脂肪組織による血管リモデリングへの影響ーー冠動脈バイパス術における血管周囲脂肪組織の性質
〔key word〕血管周囲脂肪組織(PVAT)、動脈硬化、冠動脈バイパス術(CABG)、大伏在静脈グラフト、No-touch法
・心臓周囲脂肪と冠微小循環
〔key word〕心臓周囲脂肪、冠微小循環、画像診断
・循環器疾患の治療標的としての心臓周囲脂肪
〔key word〕心不全、冠動脈疾患、薬物治療
・心外膜脂肪組織と不整脈
〔key word〕心房細動、心房線維化、心外膜脂肪組織
・非アルコール性脂肪性肝疾患と心血管疾患
〔key word〕脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、心血管イベント、メタボリック症候群
・筋肉内脂肪と心不全
〔key word〕心不全、筋肉内脂肪、臓器連関
・腎周囲脂肪の臨床的意義ーーメタボリックシンドロームや慢性腎臓病との関連性
〔key word〕腎周囲脂肪、メタボリックシンドローム、肥満関連腎症(ORG)、2型糖尿病
●TOPICS 癌・腫瘍学
・悪性神経膠腫に対する免疫チェックポイント阻害療法
●TOPICS 病理学
・WHO脳腫瘍分類 第5版の概要
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(13)
・ナッジのその先へーー金銭的報酬との組み合わせ、モバイルヘルス、習慣形成
〔key word〕行動経済学、ナッジ、行動変容、身体的活動、健康
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(3)
・ゲノム情報の特性を考慮した遺伝カウンセリング
〔key word〕ゲノミクス、次世代シークエンス、あいまい性、多様性、臨床的有用性
●FORUM 世界の食生活(3)
・ブランド化した真っ赤なキムチ
●FORUM 数理で理解する発がん(4)
・条件付確率とベイズの定理
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・日本ではコロナ禍で一挙に施設間のICT利用が盛んになったが、電子カルテから電子健康記録移行時に情報の統合をせず、他院のEMRを“見える”だけにしたが、統合された海外のEHRはパーソナルヘルスレコード(PHR)の時系列表示(PHR表示)が可能である。
・コンピュータが処理するためにはデータ統合が必要で、日本でよく使われる見える化ではできない。セキュリティに注意が必要なデータの統合が日本では遅れており、最近話題のサイバー攻撃の対策の遅れもその意味で同源といえる。
・本特集では、遠隔医療分野で注目を浴びるオンライン診療の現状と課題について、制度や政策上の現状や課題、診療面としてAI利用、遠隔ICUなどの最新の取組みについてについて各分野の専門家に著述いただく。
■遠隔医療、オンライン診療の現在と未来
・はじめに
・総論:遠隔医療、オンライン診療の現況ーー医療DX、技術基盤、セキュリティ
〔key word〕医療デジタルトランスフォーメーション(DX)、モバイルヘルス(m-Health)、EHR(electronic health record)、パーソナルヘルスレコード(PHR)、デジタル治療
・遠隔医療の制度や政策からの視点
〔key word〕遠隔医療、医師法、規制改革、診療報酬
・オンライン診療の現状と将来
〔key word〕オンライン診療、かかりつけ医、医師ー患者関係、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、医療連携
・精神科領域のオンライン診療とAI利用
〔key word〕精神医学、遠隔医療、オンライン診療、人工知能(AI)、機械学習
・わが国における遠隔ICUの今後の歩み
〔key word〕遠隔ICU、診療支援、AIトリアージ、value based medicine
・デジタル療法とSoftware as a Medical Device(SaMD)
〔key word〕デジタル療法(DTx)、SaMD(Software as a Medical Device)、治療用アプリ
・電子処方箋が変える薬局・薬剤師のあり方
〔key word〕受動的から能動的、対物業務から対人業務
・テレナーシング
〔key word〕テレナーシング、慢性疾患看護支援、在宅療養者、システマティックレビュー、メタアナリシス
・遠隔心臓リハビリテーション
〔key word〕心臓リハビリテーション、遠隔心臓リハビリテーション、遠隔医療、情報通信技術(ICT)、運動療法
●TOPICS 神経精神医学
・ダイヤモンド・プリンセス号隔離期間における乗船者のメンタルヘルス
●TOPICS 病理学
・新しい成人型浸潤性膠腫統合診断の実践
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(12)
・財政学からみた医療費の将来
〔key word〕医療費、債務残高、技術進歩、健康、患者自己負担
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(2)
・遺伝カウンセリングモデル
〔key word〕相互関与モデル(REM)、クライエント中心のカウンセリング、傾聴、教育モデル、カウンセリングモデル
●FORUM 戦後の国際保健を彩った人々(2)
・ロン・オコナーと岩村昇
●FORUM 世界の食生活(2)
・食は万病のもとか?--カナダ・イヌイット社会における食生活の変化
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・多くの研究機関において医工連携研究が推進されている。一方、新規性の高い医療技術開発の成果がわが国発の医療技術として製品化まで至り、さらに臨床で広く活用されている製品は限定的である。
・わが国はその平均余命が世界で最も長い国のひとつであり、優れた臨床医学の知見が蓄積されている。そのため、今後こうした臨床医学の知見を活用した新たな医療技術開発がさらに進められるべきであろう。
・本特集では“医学・工学の融合”、“医工連携”というキーワードで、産官学の有識者よる産業政策・研究開発振興策、人材教育、具体的な最先端の研究開発内容などの幅広い話題を取り扱っている。
■第1土曜特集 医学・工学の融合によるイノベーション
・はじめに
・健康・医療戦略(第2期)に基づく日本医療研究開発機構(AMED)の医療機器・ヘルスケアの研究開発支援ーー概況と最近の進捗
〔key word〕健康・医療戦略(第2期)、医療機器・ヘルスケアプロジェクト、日本医療研究開発機構(AMED)
・医工連携による新産業創出への期待
〔key word〕医療機器、研究開発、医工連携、学会連携、水平分業
・厚生労働省における医工連携研究支援の現状と課題
〔key word〕医工連携、人材育成、AI
・医工連携のための高度研究人材養成
〔key word〕医工連携、医工融合、教育
・バイオデザインーー医療テクノロジーイノベーターの世界的ネットワークへようこそ
〔key word〕医療機器、スタートアップ、人材育成、インキュベーション、バイオデザイン
・循環器分野医療機器開発・実用化における医工連携の重要性
〔key word〕アンメットニーズの探求、デジタルトランスフォーメーション(DX)、フロントローディング、メディカルアフェアーズ(MA)
・心臓シミュレータの研究開発と医工連携
〔key word〕心臓シミュレータ、UT-Heart、植込み型除細動器(ICD)、ノンコンタクトマッピングシステム、ヒス束ペーシング(HBP)
・バイオマテリアル研究開発とその人材育成における異分野・産学連携の重要性
〔key word〕バイオマテリアル、医療機器、ドラッグデリバリーシステム(DDS)、再生医療、異分野・産学連携、人材育成
・先端医療材料開発と医工連携
〔key word〕アルギン酸、先端医療材料開発、医工連携
・臨床不整脈イメージングシステムの開発における医工連携
〔key word〕非発作性心房細動、ローター、マッピング、医工連携
・医工連携による不整脈診断技術開発
〔key word〕心房細動、カテーテルアブレーション、多電極マッピング、心臓光学マッピング
・外科治療支援技術開発における医工連携
〔key word〕外科治療支援、手術ロボット、医工融合、人材育成
・治療用医療機器における医工連携の重要性
〔key word〕医工連携、治療用医療機器、スタートアップ
・医工連携研究成果の産業界への導出における課題
〔key word〕医療機器、乳がん用磁気プローブ、社会実装
・医工連携による内視鏡外科分野における情報支援技術開発
〔key word〕内視鏡外科手術、人工知能(AI)、深層学習、解剖学的ランドマーク、リアルタイムAI画像解析
・医情連携による医用画像処理に基づく医療機器システムの開発
〔key word〕医情連携、医用画像処理、人工知能(AI)、機械学習(ML)、医療機器開発
・レギュラトリーサイエンス分野における医工医療機器開発者の育成
〔key word〕レギュラトリーサイエンス、医工医療機器開発者育成、クラス4治療機器
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●消化管由来と思われる愁訴があっても、内視鏡検査などで症状の原因となりうる異常所見を同定できない場合がしばしばあり、このような病態を「機能性消化管障害」と称する。
●機能性消化管障害は、機能性食道障害、機能性胃・十二指腸障害、機能性腸障害など8つのカテゴリーに分類され、機能性胃・十二指腸障害に含まれる代表的な疾患には「機能性ディスペプシア」、また機能性腸障害に含まれる代表的な疾患には「過敏性腸症候群」「機能性便秘症」「機能性下痢症」などがあり、これらは管理栄養士が臨床でよく出遭う疾患でもある。
●本特集では、「管理栄養士も知っておきたい機能性消化管障害の症状とその管理」と題して、新しい診療ガイドラインを元に、これら機能性消化管障害の最新知見や最新情報を詳しく解説。各疾患の症状やその管理、栄養療法などについて掲載している。
●また、機能性消化管障害のメカニズムをひも解く最前線のトピックスとして、「脳ー腸ー腸内細菌相関」「微細炎症」「腸内細菌叢」との関わりについても紹介している。
【目次】
機能性/良性食道疾患─症状、診断、治療方針について
機能性ディスペプシア─その症状と対応
過敏性腸症候群─その症状と対応
慢性便秘症と慢性下痢症─機能性便秘症・機能性下痢症に注目して
過敏性腸症候群における栄養療法(低FODMAP療法)
【機能性消化管障害のメカニズム最前線】
機能性消化管障害と脳ー腸ー腸内細菌相関
機能性消化管障害と微細炎症─好酸球と肥満細胞
機能性消化管障害と腸内細菌叢
●管理栄養士も知っておきたい理学療法評価・運動療法の基本(2)
評価法(2)-身体機能評価
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
たかぎ歯科 認定栄養ケア・ステーションふらっと
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
高度な専門的知識と実践的な能力を備えた次代の女性リーダーを育成/福岡女子大学大学院 人間環境科学研究科 人間環境科学専攻 栄養健康科学領域
●スポット
オーラルフレイル予防運動(「岡崎モグザえもん体操」)導入の効果
日本肝臓学会総会 奈良宣言2023「Stop CLD:ALT Over 30」
●書評
『ポジティブ心理学とリハビリテーション栄養ー強みを活かす!ポジティブリハ栄養』
連載
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(4)
身体組成を詳しく知ろう
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.10 アルツハイマー型認知症から身体機能低下をきたし、低栄養が進展した症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(13)
廃用症候群による摂食嚥下障害患者に対し、多職種協働と継続支援が有効であった一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 22 リフィーディング症候群
●Medical Nutritionist養成講座(70)
中心静脈カテーテル挿入部の管理
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
落花生
●こんだてじまん
じまんの一品料理 バースデーケーキ/社会福祉法人愛生会 特別養護老人ホームあじさいの里
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
● 呼吸サルコペニアは呼吸筋の力と量の低下が関与する病態であり、呼吸機能にとって極めて重要である。しかし呼吸筋の評価は一般的な医療評価に組み込まれておらず、臨床現場での正確な評価が不足している。この課題に対応すべく、2023年に国内の4つの学会合同チームによってポジションペーパーが提唱された。
●本特集では、呼吸サルコペニアに関する背景や定義、評価方法、予防・治療法、疾患との関連、将来展望について各分野のスペシャリストが解説。呼吸筋の評価や全身サルコペニアとの関係性にも焦点が当てられ、さらに治療と予防の観点からも示唆が与えられている。
●高齢化が進み呼吸サルコペニアがますます重要な健康課題になると予測されるなか、本特集で正確な理解を得て、リハビリテーションの現場で高品質な医療の提供に繋がることを期待する一冊。
【目次】
呼吸サルコペニア(Respiratory Sarcopenia)の背景と目的
呼吸筋の評価
加齢と全身サルコペニア・呼吸サルコペニア
呼吸サルコペニアの定義・診断・アウトカム
疾患と呼吸サルコペニア
呼吸サルコペニアの予防・治療・将来展望
TOPICS 再生リハビリテーションの現状と課題
■連載
巻頭カラー デザインが拓くリハビリテーションの未来
6.ウェアラブルロボット(歩行学習支援ロボット オルソボット(R))
ニューカマー リハ科専門医
蟹江健介
リハビリテーション診療におけるEvidence-Based Practice
6.診断・検査のEvidence-Based Practice
知っておきたい神経科学のキィワード
20.皮質内抑制と皮質間抑制
認知症の基礎知識とリハビリテーション
4.行動心理症状(BPSD)とリハビリテーション
リハビリテーション医療における安全管理の一工夫
II.回復期リハビリテーション病院における安全管理:2.回復期リハビリテーション病院における窒息対策:介助者の教育、見守り体制、窒息時の救急対応
リハビリテーション医学・医療の歴史秘話“あの時なにが?”
10.日本パラスポーツ学会