おばけたちと一緒にけんこうしんだん!?おばけの体重はやっぱり0!?
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●わが国における維持透析患者数は2021年末時点で約35万人と増加の一途をたどっており、また透析導入時の平均年齢も71歳を超え年々高齢化しています。
●透析導入の原因となる慢性腎臓病(CKD)の予防・治療の基盤は、食事内容・生活習慣の適正化にありますが、高齢腎臓病患者の栄養管理においては、循環器疾患や脳血管障害、糖尿病といった併発疾患を踏まえた対応はもとより、ADLやQOLの維持・改善、個人の希望に沿った暮らしの継続など、異なる治療目標に応じた個別化の視点も求められています。
●本特集では、「高齢腎臓病患者を支えるー臨床の最新潮流を学び栄養管理に活かす」と題して、高齢腎不全患者の現状をはじめ、糖尿病性腎臓病(DKD)や併発症への対応、骨ミネラル代謝異常(MBD)の管理、保存的腎臓療法(CKM)の考え方、栄養管理で注意すべき薬剤、フレイル・サルコペニア患者の食事療法、カリウム制限の最新潮流、FROM-J研究の最新知見などを掲載。高齢腎臓病患者へ栄養指導を行う際に知っておくべき最新情報について、各領域の専門家である執筆陣が詳しく解説しています。
【目次】
【総論】高齢腎不全患者の最新動向と今後の課題
高齢糖尿病性腎臓病(DKD)の病態と管理
高齢慢性腎臓病患者の併発症の管理
高齢腎臓病患者の腎代替療法選択支援と保存的腎臓療法(CKM)のあり方
高齢CKD患者における栄養管理において注意すべき薬剤
サルコペニア・フレイルを合併した高齢CKD患者における食事療法の注意点
高齢CKD患者のCKD-MBD管理とその意義
CKD患者のカリウム管理における最近の潮流
慢性腎臓病重症化予防のための戦略研究とそのフォローアップ(FROM-J10)からみえてきたこと
●病棟で活かしたい!! フィジカルアセスメント入門(2)
食事の様子と口腔の観察
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
機能強化型認定栄養ケア・ステーション ディー・アール・ディー
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
10年後、20年後の社会を見据えて5年後、10年後の自分を創造する/公立大学法人 長野県立大学大学院 健康栄養科学研究科 健康栄養科学専攻
●スポット
新たな遺伝子組換え表示制度の概要
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.5 浮腫合併の高度肥満女性において、下腿の壊死性筋膜炎に対する広範囲切除術が行われた症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(8)
慢性腎不全を合併した延髄外側梗塞患者に対し、腎機能と嚥下機能に応じた食事指導が奏効した一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 17 くも膜下出血
●Medical Nutritionist養成講座65
静脈栄養投与経路の管理(1)-静脈栄養カテーテル
●Dr.雨海の男性臨床栄養学(21)〈隔月連載〉
糖脂質の逆襲(2)-1882年、パリ発ライソゾーム病
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(49)〈最終回〉
まとめ
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
あんず
●こんだてじまん
じまんの一品料理 武蔵野うどん風/独立行政法人 国立病院機構 東京病院
●レポート
STROKE 2023 「脳卒中の和」
●報告
大腸肛門病専門病院における低FODMAP食療法の実践
●国家試験
第37回管理栄養士国家試験 解答・解説(1)
年齢を重ねると、友達との話題はもっぱら体のこと……。血圧や血糖値、コレステロールなど、若い頃は気にならなかったことが増えてきます。『ゆうゆう』6月号、今月の特集は「見逃してはいけない体の不調」。ゆうゆう世代がぜひチェックしておきたい健康診断の数値のこと、体調を司る自律神経のこと、人には聞けないフェムゾーンの悩みのことなど、今、知っておくべき体のことを全力取材しました。健康は、何にもまさる人生の宝物。自分のためにも身近な人のためにも、健康をしっかり守りたいですね。
<内容紹介>
●表紙の人インタビュー 黒木 瞳さん
SPECIAL対談 役所広司さん×菅田将暉さん
この人に聞きたい 山崎育三郎さん
年齢を前向きにとらえる生き方
前田美波里さん/清水ミチコさん/海原純子さん
満開のバラを愛でる旅
高木絢子さん&桐原春子さん
【特集】
その不調、「年のせい」ではありません!
見逃してはいけない体の不調
・気になっている病気未満の症状
・数値でわかる 体の不調の見つけ方 対馬ルリ子さん
・自律神経を整えて「何となく不調」を改善 小林弘幸さん
・フェムゾーンのトラブル相談 二宮典子さん
栄養豊富&家計の味方!
豆腐と油揚げの絶品おかず 舘野鏡子さん
ゆうゆうモデルの初夏のお出かけスタイル
ゆるめて、きたえて、成形(リモデ)する
10秒でたるみが消える「顔リフト」 鳴海えなさん
伴侶を失ってからの生き方
樫山文枝さん/山村美智さん
佐藤満春さん流
梅雨どきのカンタン掃除術
悪質商法・詐欺から身を守る!
狐塚知子さん 京師美佳さん
【連載】
・今森光彦 里山の四季 心の旅へといざなう風景
・枡野俊明 門を開けばー心をひもとく禅の言葉ー
・中島京子 羊のところへはもどれない
・石田純子の誌上おしゃれコンサル
・教えて!山本浩未さん キレイのヒント
・ウィメン Be アンビシャス 坂東眞理子さん 50代からのすっきり人生相談
・細谷亮太 ちょっと休憩、ここで一句
・これからの時間を困らずに生き抜くためのお金講座「令和5年度の税制改正」
・いま気になる病気「尿路結石」
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●大規模災害時には、中長期的に生活環境が整わないことによる健康被害が発生することがあり、近年の災害においては、耐震化や事前避難などの対策や、救急医療対策の推進もあり、直接死よりも「関連死」が数的に上回るケースがあります。
●一般的に災害関連死は高齢者に多く、循環器疾患や呼吸器疾患が各30%程度を占めています。有病者や障害者など、「災害時要配慮者」と呼ばれる方たちを対象に、被災直後からの健康支援対策をとることが重要です。
●中でも栄養の摂取は重要な位置を占めており、地域在住高齢者も含めて、栄養確保の支援が望まれていますが、現状では安全かつ十分な食事の調達が主であり、個々の状態に合わせた健康支援を、多職種が連携して実現していくには、未だ多くの課題が残されています。
●本特集では、「大規模災害の“食べる”支援ー多職種による実践報告と今後の展望」と題して、前半では各専門職の立場から、実践報告を元に災害時の“食べる”支援について具体的に解説し、後半では保健医療支援へ関わる第一線の専門家による座談会を収載しています。
【目次】
【第1部 各職種から】
総論:災害時の多職種での“食べる”支援体制の必要性
災害栄養の領域から─エビデンスが明らかにする災害時の栄養課題
医師の視点からー発災直後からの摂食支援活動を通して
保健領域からー災害時の地域マネジメントと連携推進
歯科領域からー被災地でのNST活動と平時からの多職種連携
リハビリテーションの領域からーとくに言語聴覚士として
【第2部 座談会】
“ 食べる”支援のtransdisciplinary approach-みえてきた課題と多職種で結ぶ未来
●巻頭カラー 病棟で活かしたい!! フィジカルアセスメント入門
全体の印象と手足の観察
●スポット
フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言と80GO運動
食の情報リテラシーー一般者と組織における「情報フィルタリング」
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.3 胃全摘出後長期経過した高齢者で,転倒骨折を契機に低栄養が進展したことが疑われる症例(栄養ケア・ステーションイベント参加者の症例)
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
たけのこ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
たけだ認定栄養ケア・ステーション(機能強化型)
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
基礎から臨床まで総合的視野をもって栄養学研究に取り組む/大阪公立大学大学院 生活科学研究科 統合栄養グループ
●こんだてじまん
医療法人健康会 介護老人保健施設ぬくもりの里
●対談 佐々木 敏教授退任記念対談
栄養は健康を支える科学になりえたか?-30年の個人史と社会史
●Case Reportに学ぶ摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ
6.改善がむずかしい低栄養認知症高齢者への対応 -経口的栄養補助(ONS)や食事環境調整等により経口摂取が維持できた一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 15 胃穿孔
●Medical Nutritionist養成講座
輸液の投与方法:輸液バッグ容量と投与速度の設定
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
糖脂質の逆襲(1)-1898年 ライソゾームの偶然
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第47回 調理済み流通食品類2
●日本栄養士会医療職域
コンサルテーションデスク事業
自治体病院
自治体病院協議会2021年度栄養部会オンラインセミナーの紹介
精神科病院
第11回日本精神科医学会学術大会の報告
厚生労働省・消費者庁
第20回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会・他
●おしらせ
日本臨床栄養協会 卒後研修委員会主催「現場で行う臨床研究塾ーデータを料理して成果を見える化しよう」・他
・遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)は、がん抑制遺伝子であるBRCA1/2遺伝子の病的バリアントによる機能喪失が顕性遺伝することで、乳癌、卵巣癌に加えて前立腺癌、膵癌の発症リスクが上昇する遺伝性腫瘍である。
・1990年代にBRCA遺伝子が同定され、HBOCに対する診療経験や研究が積み重ねられてきたが、特に昨今の研究成果による臨床現場の治療戦略の変化は、HBOC診療を取り巻く社会環境の変化と相まってめざましいものがある。
・本特集ではHBOCに関する研究、診療、社会環境の大きな変化を背景に、わが国のHBOC診療を次のステージへと進ませるべく、HBOC診療の各領域のフロントランナーの方々に最新の研究成果を解説いただく。
■ 遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)の必修知識 ─最新の研究成果を礎に、HBOC診療を次のステージへ
・はじめに
・HBOC乳癌
〔key word〕遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)、BRCA、乳癌、PARP阻害薬、サーベイランス、リスク低減手術、化学予防
・HBOC卵巣癌の治療と予防
〔key word〕PARP阻害薬、コンパニオン診断、リスク低減卵管卵巣摘出術
・泌尿器科領域のHBOC--前立腺癌について
〔key word〕前立腺癌(PCa)、BRCA1、BRCA2、相同組換え修復欠損(HRD)、遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)、PARP阻害薬、IMPACT study、PROFOUND study
・HBOCの新しい関連腫瘍
〔key word〕遺伝的バリアント、病的バリアント、BRCA1/2、バイオバンク・ジャパン
・PARP阻害薬 up to date
〔key word〕BRCA変異、BRCAness、HR-deficient(HRD)スコア、PARP阻害薬、PARP-trapping
・HBOC診療の今後の診療体制を再考するー慶應HBOCセンターの取り組みを通して
〔key word〕遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)、診療体制
・HBOCとゲノム医療における倫理と権利のこれから
〔key word〕倫理的法的社会的課題(ELSI)、遺伝情報に基づく差別、SOGIE、ジェンダー
●TOPICS
整形外科学
・C型ナトリウム利尿ペプチドの骨伸長促進作用と軟骨細胞内Ca2+シグナル
脳神経外科学
・COVID-19パンデミック下における当院での脳卒中診療の変化と現状
●連載
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・8.眼底写真からAIが読み取る全身疾患の可能性
〔key word〕深層学習、コンピュータ診断支援、健康診断、眼底読影
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・16.コロナ危機・ウクライナ危機下のパレスチナ難民ーー今グローバルヘルスに問われているもの
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●時間栄養とは、私たちの体内の時計遺伝子のリズムからできる概日リズム、概日時計を考慮した食事・栄養のことで、クロノニュートリションともいわれます。
●いつ、何を、どのくらい食べると健康によいか、1日のうち実際に食事を摂取するタイミングや1日の食事回数、食事中のたんぱく質、脂質、炭水化物の割合、1日3食の食事の量について考慮して食事をすることで、疾病発症を予防し、健康を維持して健康寿命の延伸をめざすものです。
●時間栄養学の研究は、近年精力的に進められており、実験動物を用いた時計遺伝子の乱れがどのようなメカニズムでさまざまな病態を引き起こすのかという研究をはじめ、ヒトを対象とした疫学研究や介入研究も大きく進展しています。
●本特集では、「時間栄養学 UPDATE-最新研究が明らかにする健康との多彩なかかわり」と題して、まず「時間栄養学研究の現状と展望」を総論として解説し、次に「疾患と時間栄養学」「食事摂取の時間と血糖変動」「運動と時間栄養学」「睡眠と時間栄養学」「腸内細菌と時間栄養学」「体重を主軸とした生活習慣の季節変動」について詳しく解説。時間栄養学について、基本から最新知見まで、広く学ぶことのできる内容です。
【目次】
【総論】時間栄養学研究の現状と展望
疾患と時間栄養学
食事摂取の時間と血糖変動
運動と時間栄養学
睡眠と時間栄養学
腸内細菌と時間栄養学
体重を主軸とした生活習慣の季節変動
●巻頭カラー
2.口腔ケアの実際と歯科医療者との連携
●スポット
黙食下における学校食育の可能性
栄養知識を評価する調査票の開発
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.2 脳梗塞発症後に糖尿病の治療が開始され,薬剤性の低栄養を呈したサルコペニア肥満が疑われる症例
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
キウイ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
横山歯科医院 恋ヶ窪認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
健康科学研究の知を社会の価値へ/福岡大学大学院 スポーツ健康科学研究科 スポーツ健康科学専攻 運動生理学研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 鶏だんごの担々汁(具だくさん汁)/岐阜大学医学部附属病院
●研究・調査
「食形態マップ」による多職種・他施設との情報共有の有効性と今後の課題について
●Case Reportに学ぶ摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ
5.回復期リハビリテーション病棟において胃瘻造設しない選択をした高齢女性の経過
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 14 糖尿病性壊疽
●Medical Nutritionist養成講座
62.静脈栄養剤の種類と選択(2)
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第46回 調理済み流通食品類1
●日本栄養士会医療職域
2022年度政策事業「全国病院栄養部門実態調査」について
自治体病院
第60回全国自治体病院学会の報告
精神科病院
高齢患者の皮膚障害について
厚生労働省・消費者庁
第4回令和4年度管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会の開催について・他
●おしらせ
日本臨床栄養協会 卒後研修委員会主催「現場で行う臨床研究塾ーデータを料理して成果を見える化しよう」・他
症状別!こころとカラダに効く漢方薬の選び方も解説!ストレス、自律神経の乱れ、内臓脂肪、高血圧、免疫力、健康診断の数値も改善!自宅ですぐできる不調解消法!
複雑でわかりにくい安衛法関係の諸規制を項目ごとに、ひと目でわかる一覧表に編集。すべての安全衛生担当者に役立つ実務必携書。安衛則等の改正による一人親方等に対する健康障害防止措置や新たな化学物質規制の導入などにも対応!
・0〜15歳の小児期における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染の一部の例において、多臓器に強い炎症反応を引き起こし、重篤となりうる小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)を続発することが報告されている。
・MIS-C/PIMS発症とCOVID-19との関連性が強く示唆されているが、本症は新しい疾患概念であり、病態に関しては今なお多くが不明である。川崎病の類縁疾患と考えられているが診断は難しく、治療法も確立されていない。
・本特集では、川崎病を含む重症炎症症候群の診断、治療の経験豊富な臨床のスペシャリストに、そして小児の感染症学研究のエキスパートにMIS-C/PIMSの疫学、病態、診断、検査、治療について概説していただく。
■ 小児COVID-19関連多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)の診療
・はじめに
・小児のCOVID-19の動向
〔key word〕オミクロン株、神経学的合併症、新型コロナワクチン、ツインデミック、間接的健康被害
・MIS-C/PIMSの疫学
〔key word〕小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)、疫学、mRNAワクチン
・MIS-C/PIMSの病態
〔key word〕MIS-C/PIMS、COVID-19、SARS-CoV-2、スーパー抗原、スパイクタンパク、免疫調節障害
・MIS-C/PIMSの診断
〔key word〕診断、MIS-C(multisystem inflammatory syndrome in children)、PIMS(pediatric inflammatory multisystem syndrome)、川崎病、鑑別
・MIS-C/PIMSの薬物治療
〔key word〕免疫グロブリン製剤(IVIG)、ステロイド製剤、生物学的製剤
・MIS-C/PIMSの全身管理
〔key word〕MIS-C(multisystem inflammatory syndrome in children)/PIMS(pediatric inflammatory multisystem syndrome)、集中治療室(ICU)、免疫調節療法
・MIS-C/PIMSの今後の課題
〔key word〕小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)、免疫、診断、病態生理、治療
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・VEGFシグナルを介したダイナミックな内皮エピゲノム修飾と抗血管新生手法の確立
医療行政
・ICD-11改訂ーー国内の普及に向けた取り組みと今後の課題
●連載
医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識
・7.スマホアプリを活用した糖尿病重症化予防の取り組み
〔key word〕糖尿病、重症化予防、スマホアプリ、行動科学
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・15.タイ北部におけるHIV感染者ケア強化事業ーーサンパトンモデルの形成
日本型セルフケアへのあゆみ
・18.よくわかるがんゲノム医療1:がん遺伝子パネル検査
医療MaaS--医療と移動の押韻
・4.住処の隅から
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
医療スタッフのための英語が学べる!外国人患者さんに伝わる!
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●「フードテック」とは、Food(フード)と Technology(テクノロジー)を組み合わせてつくられた言葉で、世界的な食糧不足・飢餓問題に対応する持続可能な食糧供給の実現や、食品産業における生産性の向上、健康志向や環境志向といった個人の多様なニーズを満たす豊かな食生活の実現など、食にかかわるさまざまな課題について、最先端の技術を活用して解消し、食の可能性を広げていくことが期待されています。
●近年、フードテック分野への関心が急速に高まる中、世界におけるフードテックへの投資額は年間2兆円を超えるともされ、環境負荷の高い食肉に代わるたんぱく質供給源の開発や、計画生産が可能な植物工場、フードロボットによる調理、ICTを活用したスマート農業、フードロスや食品廃棄の削減につながる配送・物流におけるICT活用など、多岐にわたる領域で実用化に向けた研究開発が行われています。
●本特集では、「ヘルス・フードテックの未来展望ー栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる」と題して、フードテックにおても、とくに健康や疾患予防といったヘルスケアとかかわりの深いテーマを中心に、各分野の最新の取り組みについてトップランナーの執筆陣が解説しています。最新テクノロジーが拓く栄養・食の未来と可能性を詳しく紹介しています!
【目次】
特集にあたって
健康・医療に寄与するフードテック
次世代宇宙栄養学の展望
ヘルス・フードテックによる個別化食の未来
昆虫食の機能性と将来
代替プロテイン研究の最前線
ゲノム編集による食品の低アレルゲン化技術
調理支援に向けたロボット技術
嚥下調整食作成に有用な簡易粘度測定機器の開発
味覚電気刺激による食事体験の変容
新連載●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
連載開始にあたって
vol.1 転移をともなう胃癌により重度の食欲不振を呈した症例
●巻頭カラー これだけは知っておきたい 口腔ケアの基本と実際
第1回 口腔ケアとは?-アセスメントツールOHAT-Jを中心に
●スポット
家庭で簡単にできる新凍結含浸法ー拡散原理を用いた食材軟化技術
大学病院における臨床倫理コンサルテーションチームの活動
●資料
2023年 栄養関連学会カレンダー
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
長ねぎ(根深ネギ)
●こんだてじまん
じまんの一品料理 おせち料理/医療法人光風会 光南病院
●Noteworthy News
米国栄養士会(Academy of Nutrition and Dietetics)および米国栄養士会国際部会(International Affiliation of Academy of Nutrition and Dietetics:IAAND)の活動
●書評
『治せる?治せない?摂食嚥下障害への視点と対応 まだまだあるぞ!できること』
●Case Reportに学ぶ摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ
4.認知症高齢者における「口腔原始反射」に対する食支援ー認知症の進行に合わせて、多職種でかかわった経口維持支援の一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 13 輸液選択
●Medical Nutritionist養成講座
61.静脈栄養剤の種類と選択
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
19.タンパク質の逆襲(4)-ApoA-Iとα-シヌクレイン
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第45回 し好飲料類4
●日本栄養士会医療職域
2023年新年を迎えて
自治体病院
和歌山県立医科大学附属病院病態栄養治療部の取り組み
精神科病院
摂食障害の外来栄養指導
厚生労働省・消費者庁
第86回「がん対策推進協議会」の開催について・他
●おしらせ
女子栄養大学香友会主催 令和4年度 管理栄養士国家試験受験準備講習会《直前講座》・他
化学物質管理は大転換へ。キーマンは化学物質管理者。いつ変わる?どう変わる?