健康管理にまつわる話題を対話形式で取り上げた本書は、改訂にあたって新たに加えた項目は、第3章の「肺結核」、第4章の「労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)」、「過重労働による健康障害防止のための総合対策」、第6章の「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」の4つです。第2章の「個人の健康情報管理」、第3章の「エイズに対する企業の基本方針」、第4章の「VDT作業の労働衛生管理」の3項目は、新しい情報を入れて書き換えを行いました。資料も見直しを行い、アップツデイトなものにしてあります。
高齢者の転倒、骨折そして寝たきりや介護を予防することは、高齢者自身の切なる希望ばかりでなく、高齢者とともに暮らす家族、地域社会、そして国、世界にとってもそれぞれに重要かつ深刻な課題となりつつある。本書は、その結果に至る主たる原因である転倒を予防する取り組みである、『転倒予防教室』の成果をまとめたものである。
本書は、不健康なさまざまな生活習慣が消化器疾患の発症にどのように寄与しているか、学際的な視点からその病因解明と予防と治療について理解を深め、そして研究の新しい動向を探り、展望することを目指して企画したものである。
遅刻を繰り返す、欠勤が多い、自己破産を申し立てた、等々、会社に巣食う「問題社員」に対し、上司と呼ばれる人たちはどのように対処すればいいのか。うかつな対応は問題をさらに複雑化させる可能性があり、とはいえ「問題社員」の放置は会社の生産性の低下を招くことにもなる。就業規則と労働法に基づいた対処法をマスターすること。これこそが、正しい上司の対処法なのだ!就業規則、労働法でわかる正しい上司の対処法。
本書は、VDT作業従事者用テキストになるように配慮し、このVDT作業ガイドラインの中に示された労働衛生教育の項目に沿って、VDT作業者がVDT作業を快適に行うために必要な事項をわかりやすくまとめたものである。
本書は、1990年代の自覚的で追究的な健康診断実践の積極面を整理し、そうした実践の先進的な部分を具体的な実践像として描き出すとともに、学校健康診断をめぐる議論や政策・歴史を整理しながら、健康診断のあり方について今日的な意味を含めながらまとめたものである。
複雑でわかりにくい労働安全衛生法令上の諸規制を、項目ごとに、ひと目でわかる一覧表に編集。すべての安全衛生担当者に役立つ実務必携書。
教育現場で役立つ授業関係の語彙、父母(保護者)への連絡文等、さらには、教師とブラジル人児童・生徒との双方向的なコミュニケーションに資するような、日本語・ポルトガル語の対照マニュアル本。
本書は、わが国の健康診断制度の中でも、体系的に実施され、かつ受診率も高い職域健康診断について、Evidence Based Medicineの立場から、原理的な有効性と健診実施環境下での効果の両側面から検証が行われている。その内容は、4部構成で、健診とその評価法からはじまり、職域における健診項目の検討、社会の中での健診の意義と国際比較、健診とこれからの職域健康管理活動について実証的な検討を行っている。
日本人が間違えやすい英語のルールや表現を、310の問題を通して確認しましょう。ステップごとに実力を診断した後、「ワクチン例」を読めば苦手克服の対策もばっちり。また、文法項目別になっているのでどこから始めても大丈夫。忙しい人もコマギレの時間を有効活用することができます。
本書では住宅業界において、今まで情報公開が遅れていた「宅地・地盤の話」をわかりやすく説明しています。家を建てる時に、本当に重要なことは、家を建てる場所(宅地)の状態と、地盤の強さを知ること。それが、あなたの健康と安全を守ることにもなるのです。また、著者は独自の経験から地下相なる地盤の運勢学も開発。この本を読めば、宅地や地盤が、あなたの運命をも左右する重要な存在であったことに気付かされるに違いありません。
本書は、人々のライフコースにおける多様な選択に対応した社会保障制度のあり方について、雇用・年金の分野と医療・介護の分野をとりあげて論じたものである。
生命倫理学の基本的なトピックスをもれなく紹介。一貫した視点からわかりやすく論点を解きほぐし、自ら考えるための道筋を示す。最良の入門書。
本書では、まず「どうしてご飯がおいしく食べられるか」から話をはじめ、口臭の原因とその予防方法や、私たちの食事や健康に入り込んでいる昆虫・動物の唾液など、日常生活に関わりを持つ唾液の不思議について述べています。さらに、唾液を用いた簡便で苦痛のない診断方法に焦点を当て、「唾液からなにがわかるか、どこまで利用できるのか」という医療に関わりを持つ唾液の不思議について、それらに利用されている最先端の測定技術までを含めて解き明かします。