過去10年、20回分相当の試験問題を収録。各問題を条文別、項目別にスッキリ整理。法改正、新傾向対応。直近公表問題(令和2年前期)解答解説つき。
糖尿病、高血圧、痛風、脳卒中、認知症etc.「このままだとマジでヤバいですよ」。カロリー制限、糖質制限、どうすれば?この機に“不健康な体”とおさらば!この1冊で気になる生活習慣病に備えよう!
・アルコール医科学・医療の諸分野の最近の進歩は瞠目するものがあり、また学際領域からも新たな知見が生まれ、他にも広く波及する新しい概念とアイデアを涵養している。
・一方、アルコール関連問題はますます社会的問題としての意義を増しており、飲酒運転や女性・若年者・高齢者の飲酒問題など、医療と社会・経済的問題とが不可分の関係にある。
・テーマの多様性を反映し、多彩な分野のエキスパートに“最新のエビデンスを最新の視点のもとに"執筆をお願いする。本特集がアルコール医学・医療の最先端を知るための導きになれば幸いである。
■ アルコール医学・医療の最前線2020 UPDATE 7月第1土曜特集
・はじめに
●座談会
・アルコール健康障害対策基本法施行から6年ーーアルコール医療はどのように変わったか
●総論:アルコール医学・医療の最新の展開を知る
・アルコール関連問題におけるわが国の状況と世界の動向
〔key word〕アルコール関連問題、アルコール依存症、生活習慣病のリスクを高める飲酒、障害調整生命年(DALY)、持続可能な開発のための2030アジェンダ
・アルコール健康障害対策基本法ーー制定から6年、新たな動きの数々
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、第2期アルコール健康障害対策推進基本計画、継続支援モデル事業、SBIRTS
・アルコール生命医科学:現状と今後の展望
〔key word〕アルコール関連肝疾患(ALD)、細胞死、腸内マイクロバイオーム、ハームリダクション、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
●アルコールの基礎医学
・アルコールの疫学ーーわが国の飲酒行動の実態とアルコール関連問題による社会的損失のインパクト
〔key word〕飲酒、アルコール関連障害、アルコール依存症、疾病による損失
・アルコールの法医学ーー事故・犯罪・異状死
〔key word〕血液中アルコール濃度、法医学、異状死、事故死、犯罪死
●アルコール性身体疾患
・アルコールと身体疾患ーー総論
〔key word〕アルコール、アルコール代謝酵素、身体疾患
・アルコール関連脳神経障害
〔key word〕ウェルニッケ脳症(WE)、ビタミンB1、コルサコフ症候群(KS)、アルコール関連認知症
・アルコール性肝障害の診断と治療の進歩
〔key word〕アルコール臓器障害、糖鎖欠損トランスフェリン、肝硬変、ハームリダクション、ナルメフェン
・アルコールと膵臓疾患
〔key word〕急性膵炎、慢性膵炎、アルコール
・アルコールと循環器疾患
〔key word〕アルコール性心筋症(ACM)、遺伝的要因、心臓MRI、冠動脈疾患、高血圧
・アルコール飲酒とがんーーエビデンスの現状
〔key word〕アルコール飲酒、がん、コホート研究、プール解析、用量反応関係
●アルコール依存症
・脳はいかにしてアルコール依存に陥るか?
〔key word〕報酬系、neuroadaptation、グルタミン酸、ドパミン、内因性オピオイド
・アルコールの精神作用と依存症の臨床
〔key word〕アルコールに対する反応、アルコール依存症、遺伝因子、環境因子、中間表現型
・依存症とハームリダクション
〔key word〕ハームリダクション、物質依存、依存症治療、公衆衛生政策
●女性・未成年者・高齢者と飲酒問題
・女性とアルコール関連問題
〔key word〕依存症、若年発症、重複障害、胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)、胎児性アルコール症候群(FAS)
・未成年者の飲酒問題ーー20歳未満の飲酒の弊害
〔key word〕未成年飲酒、脳の発達、急性アルコール中毒、健康への影響
・高齢者と飲酒問題ーーアルコール関連認知症を合併したアルコール依存症
〔key word〕高齢者、アルコール依存症、アルコール関連認知症、ウェルニッケ・コルサコフ症候群
・アルコール使用障害とDV・子ども虐待
〔key word〕アルコール使用障害(AUD)、ドメスティックバイオレンス(DV)、子ども虐待(CA)、統合的な治療
●アルコール関連問題への取り組み
・行政の取り組み
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、アルコール健康障害対策推進基本計画、行政
・アルコール使用障害への早期介入プログラム
〔key word〕多量飲酒、アルコール依存症、飲酒量低減、ブリーフインターベンション(BI)、HAPPY
・アルコール関連問題における多職種・多機関連携とSBIRT
〔key word〕アルコール依存症、連携医療、早期介入、SBIRT
・職域におけるアルコール関連問題とその対策
〔key word〕職場、アルコール、プレゼンティーズム、健康経営、両立支援
・飲酒が関連する交通事故と飲酒運転への対策
〔key word〕飲酒運転、認知、行動
●アルコール医学・医療の理解に必要な最新基礎知識
・アルコール性肝障害のキーワード
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
重要解説が穴埋め問題になる!過去問を徹底分析して作成したオリジナル重要問題が162問!一問一答形式問題で最終チェックも万全!42問トライ。
ゲーム感覚で健康寿命を延ばす実践的老い攻略法!正しい健康知識で「加齢ゲーム」を勝ち抜く本!
大地震や火山の噴火などによって、大都市での災害がふえています。また、大切な作物をそだてる土地が、大雨によって流されてしまったり、乾そう地帯では、家畜をたくさんふやしたために、草の根までたべられて緑を失ない、砂漠が広がっています。こうした災害の広がりや、土の流失、砂漠化の問題は、人口の増加や人間の活動とどうつながっているのでしょうか。この本では、大地を中心に生きている地球の姿を紹介しながら、人間がいかに自然を変えてきたか、それによって何がおこっているかをさぐってみました。
・近年、深層学習を中核とした機械学習技術の進歩、安価で高性能のGPUの登場を含む情報基盤技術の進歩、またパブリックデータベースの拡充などにより、大規模なデータを利活用することが容易になってきた。
・医療AIに対する期待および可能性は大きいものの、改正個人情報保護法の下で要配慮個人情報と定められた医療情報の取り扱い、また機械学習・深層学習技術に特有の問題点など、解決すべき課題も多いのが現状である。
・本特集は医学分野・情報科学分野のみならず、法律、生命倫理、プライバシー、医療機器の薬事規制など、さまざまな分野において国内第一線で活躍しておられる専門家に、医療AIの現状・期待・課題を論じていただく。
■ AIが切り拓く未来の医療
・はじめに
・特別提言ーーAI時代の“臨床医学のまなざし”
〔key word〕臨床のまなざし、第四世代AI、臨床医学オントロジー、知の構造化
●AI技術の動向
・人工知能研究のこれまでとこれから
〔key word〕人工知能(AI)、人工神経回路網、機械学習、深層学習、信頼される高品質なAI
・統計的学習機械の医療応用ーーPLRM、dPLRMの場合
〔key word〕機械学習、ベイズモデル、罰金付きロジスティック回帰機械(PLRM)、カーネル法
・深層学習の興隆と医療における今後の展望
〔key word〕深層学習、ニューラルネットワーク、個別化医療、タンパク質構造予測
・医用画像解析におけるパターン認識
〔key word〕医用画像解析、パターン認識、機械学習、深層学習
・スモールデータ深層学習とその医用画像処理・診断支援への応用
〔key word〕少症例学習、大規模学習ニューラルネット(MTANN)、コンピュータ支援診断、仮想画像化法、深層学習
●AI技術を用いた医用画像解析
・AIを用いた内視鏡画像診断
〔key word〕人工知能(AI)、深層学習(deep learning)、内視鏡
・深層学習技術を活用した放射線画像解析
〔key word〕深層学習、放射線画像、教師あり学習、教師なし学習、深層畳み込みニューラルネットワーク
・病理画像に秘められた可能性の探求ーーAIによる知識の拡張
〔key word〕人工知能(AI)、病理画像、ディープラーニング、教師なし学習
・AIを用いた超音波画像診断
〔key word〕超音波画像、手動走査、音響陰影、物体検知技術
・多施設データを用いたradiomics解析
〔key word〕Radiomics、深層学習、Domain shift、Segmentation
●AI技術を用いたオミックス解析
・機械学習を用いたゲノム研究
〔key word〕ゲノム・エピゲノム研究、新NP問題、機械学習、マルチオミックス、マルチモーダル学習、電子カルテ
・機械学習技術を駆使したエピゲノムデータの本質的意義の解明ーー多様化する機械学習法の利活用
〔key word〕経時的環境要因、モダリティ、多層オミックスデータ、予測精度
・人工知能技術による大規模ゲノムコホート・バイオバンク解析
〔key word〕バイオバンク、人工知能(AI)、機械学習、深層学習
・AI技術を利用したマルチオミックス解析
〔key word〕マルチオミックス解析、機械学習、深層学習、がん
●ビッグデータ時代における医療情報学分野
・次世代健康医療記録システムの共通ICTプラットフォーム構想
〔key word〕次世代電子カルテ、診療記録、Society5.0、HL7 FHIR【○R】、IoT
・ビッグデータ・AIがもたらす医療のイノベーション
〔key word〕ビッグデータ、人工知能(AI)、先制医療、システム医学
・AI解析を志向した医療情報統合プラットフォームの構築
〔key word〕AI、ビッグデータ、電子カルテ、標準化、個人情報保護
●自然言語処理と医療への応用
・言語処理とテキストマイニング
〔key word〕テキストマイニング、言語処理技術、オントロジー
・電子カルテデータを用いた診断支援システムの構築
〔key word〕医療言語処理、自然言語処理(NLP)、人工知能(AI)、BERT、ヒトAI共生
・統合データベースのための専門用語を考慮した再帰的パラフレーズ検索
〔key word〕パラフレーズ、統合データベース、自然言語処理、医学専門用語、がんゲノム医療
●AI技術の創薬への応用
・人工知能(AI)を用いた創薬プロセスの加速におけるデータの重要性
〔key word〕創薬、機械学習、データ、予測モデル
・AIが拓くデータ駆動型創薬とリポジショニング
〔key word〕AI創薬、医薬ビッグデータ、機械学習、ドラッグリポジショニング、分子設計
●AI技術の実臨床への応用
・内視鏡AIでがんの見逃しゼロへ
〔key word〕人工知能(AI)、ディープラーニング、内視鏡、検出診断
・AI技術を用いたゲノム医療へ
〔key word〕ゲノム医療、シークエンス解析、ゲノム情報の臨床翻訳、人工知能(AI)
・精神医学へのAI技術の応用
〔key word〕精神医学、人工知能(AI)、機械学習、診断支援、治療効果予測
・慶應義塾大学病院における内閣府AIホスピタルプロジェクト
〔key word〕AIホスピタル、革新的イノベーション創造プログラム(SIP)
・眼科領域におけるAIの活用
〔key word〕Optos AI、充血Grading AI、白内障手術解析AI
・AI技術の実臨床への応用
〔key word〕人工知能(AI)、特許、厚生労働省、プログラミング、深層学習
・人工知能を用いた皮膚腫瘍予測システムの開発
〔key word〕人工知能(AI)、皮膚がん、悪性黒色腫、ディープラーニング
●医療AIの生命倫理、安全および法的整備
・医療AIと医療倫理ーー患者・市民とともに考える企画の試みから
〔key word〕人工知能(AI)、PPI、市民・患者、倫理
・医療AIとサイバーセキュリティ
〔key word〕医療AI、サイバーセキュリティ、安全管理、医療機器、アルゴリズム、電源機能、プレシジョン・メディスン・イニシアティブデータセキュリティポリシー
・ AI倫理とプライバシー
〔key word〕AI倫理、プライバシー、アカウンタビリティ、説明可能性、トラスト
・AIを利用した医療機器の薬事規制のあり方
〔key word〕医療機器、人工知能(AI)、深層学習、薬事規制、学習済みモデル
・医療AIと法律
〔key word〕薬機法、個人情報保護法、知的財産権法、損害賠償
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
ライバルは皆読んでいる国民的ビジネス誌!要らない健康診断
この病状と主訴から、臨床医は何を考えるべきか?最新の研究に基づくエビデンスを追加して全面改訂!新たな診断アルゴリズムやアプローチを導入。(第9章胸痛、第14章めまい、第31章失神)。最近開発された診断ツールについて解説。(第10章咳嗽、第13章急性下痢、第26章黄疸)。改訂された新ガイドラインに準拠。(第2章スクリーニング、第12章糖尿病、第23章高血圧)。
現業部門の管理者や監督者に知って欲しい労働安全衛生法令の要旨とそれを踏まえた現場での対応について解説した書籍です。法令の要旨は法律用語を避け平易な表現で具体的に、かつ短くまとめています。さらにどの法令の要旨かわかるよう根拠となる法令条文等も付記。イラストも多用し、より見やすく工夫しました。各事業場で教材としてぜひご活用ください。
●糖尿病において、外科手術が糖尿病の根治あるいは薬物療法からの離脱・軽減に貢献できることが明らかになってきている。
●本特集では、以前より1型糖尿病に対する根治手術として行われていた膵臓移植に加えて、近年わが国でも保険適用となった肥満外科手術と膵島移植手術について、現状と今後の展望を各エキスパートの執筆陣が詳しく解説!
【目次】
MAIN THEME 特集 糖尿病の外科治療ーMetabolic surgeryと膵・膵島移植の現状と将来展望ー
特集にあたって
1.Bariatric surgeryからMetabolic surgeryへー世界の現状ー
2.腹腔鏡下スリーブ状胃切除術の現状と展望
3.膵臓移植の現状と展望
4.膵島移植の現状と展望
5.バイオ人工膵島開発の現状と課題(ヒト幹細胞とブタ膵島)
医師・医療スタッフが行く 全国病院・クリニック訪問 医療法人寿朋会高田クリニック
患者の信頼と地域医療をささえる医師と医療スタッフとの役割分担
特別寄稿
糖尿病と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
FORUM
病因と診断
第3回 日本人の生活習慣の欧米化が引き起こす疾病構造の変化 在米日系人医学調査「ハワイーロサンゼルスー広島スタディ」(3)
合併症I-神経障害ー
第3回 避けて通れない糖尿病性自律神経障害ー診断と重症度評価ー
合併症II-足病変ー
第3回 コロナ禍での糖尿病足病変の予防を考える
薬剤
第3回 糖尿病足潰瘍・壊疽における外用薬療法ー創に適した外用薬の選択ー
食事
第3回 肥満2型糖尿病患者における食事療法
運動
第3回 運動における臓器連関の解明
自己管理
第3回 看護実践から学んだ糖尿病の自己管理 糖尿病とともにある患者への支援
OVERSEAS
メンデルランダム化を用いたACEと2型糖尿病発症リスクの解析
SERIES 糖尿病と保険診療
第51回 糖尿病の検査2020(後編)
SPOT 糖尿病と母と子と
第6回 お母さんの妊娠中の代謝状態は子どもばかりか孫世代の健康状態にまで影響を及ぼす
糖尿病の療養指導Q&A
がんをもつ糖尿病患者のケアや血糖コントロール
メトホルミンの多臓器にわたる作用
STUDY 続・そこが知りたかった 糖尿病の大規模臨床試験
第6回 CAROLINA
ESSAY 鉄・輪だよりー鉄人糖尿病ドクターによる銀輪の旅ー
第15回 神田川
REPORT 子どもたち/AYA世代の糖尿病ー活動・実践ダイアリーー
[静岡県つぼみの会&いちふじ会]1型糖尿病と生きる患者さんと家族をささえる活動が医療従事者を育てる
CIRCLE リス☆カン フライデー レポート
#53 リス☆カン in 川越 Part 1
商品紹介
すみっコ達の健康診断をして遊べる商品です。
体重計の針を動かしたり、注射器を出し入れしたりとギミックもたくさんあり、お医者さんごっこも楽しめます。
【ラインナップ】
1、まずはねつを計ってね
2、身長のびてる?
3、食べすぎちゃったかな…
4、ぜんぶ見えるかな?
5、虫歯はないかな?
6、大きく息を吸って?吐いて?
7、あわてるとけがしちゃうよ!
8、いたいのいたいのとんでいけ?
全8種類
※1ボックス購入で全種揃います。
・超高齢社会を突き進むわが国において、心アミロイドーシスが注目を集めている。加齢との関連が強く示唆され、健康長寿を考えるうえで避けては通れない21世紀の疾患である
・とくに野生型トランスサイレチンアミロイドーシスは想定されていたより頻度が高く、日常臨床において比較的遭遇することの多い疾患であることが明らかになってきた。
・本特集では、各エキスパートの先生方にわが国の最先端の心アミロイドーシス診断治療の現状を具体的に、そしてコンパクトにご解説いただく。
■ 心アミロイドーシスをどう診るか -最新の診断と治療
・はじめに
・ 心不全患者に潜在する心アミロイドーシスを見逃すべからず
〔key word〕ALアミロイドーシス、トランスサイレチン型アミロイドーシス、左室収縮能の保持された心不全(HFpEF)、原因治療
・心アミロイドーシスの診断基準と診断ピットフォール
〔key word〕心アミロイドーシス、診断基準、診断ピットフォール
・心アミロイドーシス早期診断のポイント
〔key word〕タファミジス、腰部脊柱管狭窄症、手根管症候群、トロポニン、Kumamoto criteria
・心アミロイドーシスの画像診断
〔key word〕心エコー、心臓MRI、ピロリン酸シンチグラフィ、心臓CT
・心アミロイドーシスの病理診断
〔key word〕病型分類、コンゴレッド染色、免疫組織化学染色
・トランスサイレチン型アミロイドーシスの治療
〔key word〕TTR四量体安定化薬、低分子干渉RNA(siRNA)、ATTR-ACT試験、APOLLO試験
・最新のALアミロイドーシス治療
〔key word〕ALアミロイドーシス、自家末梢血幹細胞移植、MD療法、ボルテゾミブ、ダラツムマブ
・アミロイドーシス治療薬の展望ーー遺伝性トランスサイレチンアミロイドーシスを中心として
〔key word〕アミロイドーシス、トランスサイレチン(TTR)、ATTRアミロイドーシス、抗体治療、アミロイド・ブレイカー
●連載
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・14.遺伝子改変T細胞療法
〔key word〕がん免疫療法、細胞療法、遺伝子治療、CAR-T、TCR-T
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・10.骨リモデリングプロセスを利用したハイドロゲルの骨への高強度接着ーー人工軟骨への応用に向けて
〔key word〕DNゲル、骨リモデリング、犠牲結合、人工軟骨
●特報
・第57回(2020年度)ベルツ賞受賞論文1等賞 腎臓病進行の最終共通経路としての低酸素状態の病態生理的意義の解明と新規治療法の開発
・第57回(2020年度)ベルツ賞受賞論文2等賞 慢性腎臓病の進展を担う細胞群の同定とその制御機構の解明
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
災害発生から給付の手続きまで、人事・労務担当者必携!
家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌”治療103巻1月号 『2つのルーチン検査値で患者の病態を考えてみよう』
定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
〔編集幹事〕信州大学医学部 病態解析診断学 本田孝行
<特集の目次>
総タンパクとアルブミン 藤田清貴
クレアチニンと尿素窒素 山本さやか 他
ASTとALT 松尾収二
γ-GTとALP 戸塚 実
γ-GTとビリルビン 米川 修
アルブミンと血小板 本田孝行
ASTとLD 濱田悦子
血小板とフィブリノゲン 菅野光俊
CRPとフィブリノゲン 石嶺南生
ヘモグロビンとMCV 上岡樹生
ヘモグロビンとビリルビン 稲葉 亨
フィブリノゲンとD-dimer 橋口照人
桿状核球と白血球 宇佐美陽子
桿状核球と血小板 松本 剛
ナトリウムとクロール 五十嵐 岳
尿タンパク,尿潜血 加治貴彰 他
<連 載>
ゲンバで使える!リラックスして読める! 診療の○泌テク(13)
PSA 値の上昇(松木孝和)
今月のお薬ランキング(58)
抗菌薬(フルオロキノロン系薬を除く)(浜田康次)
こちらつるかめ病院臨床倫理カフェ つるりん(20)
プロフェッショナリズム(金城謙太郎,長尾式子,竹下 啓)
ジェネラリストのためのLGBT講座(10)
レズビアン・バイセクシュアル女性の健康問題とケア(小川尋海,久保田 希)
PC 医×精神科医 街角の遠隔診療 アタリマエのことを丁寧に(5)
受診すべきかどうか,それが問題だ(樫尾明彦,宮内倫也)
・IgG4関連疾患はわが国より発信された新しい疾患概念で、現在、全世界で多くの研究者が精力的に研究を進めている。自己免疫性膵炎とIgG4との関連、全身性病変との関連の発見が本疾患の疾患概念確立の端緒となった。
・IgG4関連疾患は諸臓器に分布し、全体像が明らかではないので詳細な疫学は不明である。自己免疫性膵炎の最新の疫学情報ならびにこれから推測されるIgG4関連疾患の疫学は本症の病態理解に大きく寄与すると考えられる。
・発生機序の解明に関して新規抗原の発見など進歩が著しい。また、精力的に自然免疫系の検討がされ、IgG4上昇機序などが明らかになってきた。これらが発生機序の全容解明への有力な道筋を示すことを期待したい。
■ IgG4関連疾患 -解明されてきた新たな病態
・はじめに
・IgG4関連疾患包括診断基準と国際IgG4-RD分類基準
〔key word〕IgG4関連疾患(IgG4-RD)、包括診断基準、Classification criteria
・全国調査からみた自己免疫性膵炎の現況
〔key word〕自己免疫性膵炎、IgG4関連疾患、膵外病変、ステロイド維持療法、再燃
・自己免疫性膵炎の長期経過
〔key word〕自己免疫性膵炎(AIP)、再燃、膵機能、慢性膵炎、悪性腫瘍
・IgG4関連腎臓病の長期経過
〔key word〕IgG4関連腎臓病、尿細管間質性腎炎(IgG4-TIN)、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎、補体
・IgG4関連涙腺・唾液腺炎の長期経過
〔key word〕IgG4関連涙腺・唾液腺炎(IgG4-DS)、シェーグレン症候群、唾液腺機能
・IgG4関連疾患ーー長期経過と画像所見
〔key word〕IgG4関連疾患、自己免疫性膵炎、長期経過、CT、MRI
・IgG4関連疾患の消退像ーー実症例に基づく病理学的考察
〔key word〕自己免疫性膵炎(AIP)、IgG4関連疾患、病理、消退
・IgG4関連疾患の長期経過における治療戦略
〔key word〕IgG4関連疾患(IgG4-RD)、ステロイド、維持療法
・IgG4関連疾患と免疫異常ーーとくに自然免疫系について
〔key word〕IgG4関連疾患、自己免疫性膵炎、自然免疫、腸内細菌叢、形質細胞様樹状細胞(pDCs)
●TOPICS
医用工学・医療情報学
・プロジェクションマッピング技術を応用した手術ガイドシステム“MIPS"の開発
免疫学
・FROUNTは免疫チェックポイント阻害薬の障壁となるがん促進マクロファージを制御するーー古い薬が新たながん免疫療法の扉を拓いた
脳神経外科学
・von Hippel-Lindau病の脳神経外科領域における最新知識
●連載
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・16.腸内細菌叢とマルチオミクス解析
〔key word〕腸内細菌、マルチオミクス解析、dysbiosis
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・12.ムラサキイガイの接着官能基を利用した水中接着剤と表面機能材料
〔key word〕カテコール基、DOPA、接着、表面修飾
●フォーラム
・医師の働き方改革への患者の意識改革ーー示された応招義務への新たな見解
パリから見えるこの世界
・98.免疫の形而上学、あるいはスピノザと共に考える
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・10.庄野潤三と暦時間ーー健康を考える病跡学
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。