・日本ではコロナ禍で一挙に施設間のICT利用が盛んになったが、電子カルテから電子健康記録移行時に情報の統合をせず、他院のEMRを“見える”だけにしたが、統合された海外のEHRはパーソナルヘルスレコード(PHR)の時系列表示(PHR表示)が可能である。
・コンピュータが処理するためにはデータ統合が必要で、日本でよく使われる見える化ではできない。セキュリティに注意が必要なデータの統合が日本では遅れており、最近話題のサイバー攻撃の対策の遅れもその意味で同源といえる。
・本特集では、遠隔医療分野で注目を浴びるオンライン診療の現状と課題について、制度や政策上の現状や課題、診療面としてAI利用、遠隔ICUなどの最新の取組みについてについて各分野の専門家に著述いただく。
■遠隔医療、オンライン診療の現在と未来
・はじめに
・総論:遠隔医療、オンライン診療の現況ーー医療DX、技術基盤、セキュリティ
〔key word〕医療デジタルトランスフォーメーション(DX)、モバイルヘルス(m-Health)、EHR(electronic health record)、パーソナルヘルスレコード(PHR)、デジタル治療
・遠隔医療の制度や政策からの視点
〔key word〕遠隔医療、医師法、規制改革、診療報酬
・オンライン診療の現状と将来
〔key word〕オンライン診療、かかりつけ医、医師ー患者関係、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、医療連携
・精神科領域のオンライン診療とAI利用
〔key word〕精神医学、遠隔医療、オンライン診療、人工知能(AI)、機械学習
・わが国における遠隔ICUの今後の歩み
〔key word〕遠隔ICU、診療支援、AIトリアージ、value based medicine
・デジタル療法とSoftware as a Medical Device(SaMD)
〔key word〕デジタル療法(DTx)、SaMD(Software as a Medical Device)、治療用アプリ
・電子処方箋が変える薬局・薬剤師のあり方
〔key word〕受動的から能動的、対物業務から対人業務
・テレナーシング
〔key word〕テレナーシング、慢性疾患看護支援、在宅療養者、システマティックレビュー、メタアナリシス
・遠隔心臓リハビリテーション
〔key word〕心臓リハビリテーション、遠隔心臓リハビリテーション、遠隔医療、情報通信技術(ICT)、運動療法
●TOPICS 神経精神医学
・ダイヤモンド・プリンセス号隔離期間における乗船者のメンタルヘルス
●TOPICS 病理学
・新しい成人型浸潤性膠腫統合診断の実践
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(12)
・財政学からみた医療費の将来
〔key word〕医療費、債務残高、技術進歩、健康、患者自己負担
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(2)
・遺伝カウンセリングモデル
〔key word〕相互関与モデル(REM)、クライエント中心のカウンセリング、傾聴、教育モデル、カウンセリングモデル
●FORUM 戦後の国際保健を彩った人々(2)
・ロン・オコナーと岩村昇
●FORUM 世界の食生活(2)
・食は万病のもとか?--カナダ・イヌイット社会における食生活の変化
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・食事から摂取したエネルギーのうち消費されなかった余剰分は、本来、中性脂肪として皮下や腹部の脂肪組織に蓄積される。しかし近年、心臓周囲や血管周囲、肝臓、筋肉などにも脂肪が蓄積することがわかってきた。
・脂肪貯蔵臓器ではないこれらの臓器・組織に蓄積した脂肪は異所性脂肪とよばれる。異所性脂肪は動脈硬化や心不全、心房細動など、心血管疾患の発症や重症化、治療反応性と関連することから注目されている。
・本特集では、異所性脂肪と心血管疾患の関連を、第一線で研究している研究者に解説いただく。異所性脂肪が心血管疾患に与える影響の理解に役立ち、新たな心血管疾患の治療方法の開発に結びつくことを期待する。
■異所性脂肪と心血管病
・はじめに
・血管周囲脂肪組織による血管リモデリングへの影響ーー冠動脈バイパス術における血管周囲脂肪組織の性質
〔key word〕血管周囲脂肪組織(PVAT)、動脈硬化、冠動脈バイパス術(CABG)、大伏在静脈グラフト、No-touch法
・心臓周囲脂肪と冠微小循環
〔key word〕心臓周囲脂肪、冠微小循環、画像診断
・循環器疾患の治療標的としての心臓周囲脂肪
〔key word〕心不全、冠動脈疾患、薬物治療
・心外膜脂肪組織と不整脈
〔key word〕心房細動、心房線維化、心外膜脂肪組織
・非アルコール性脂肪性肝疾患と心血管疾患
〔key word〕脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、心血管イベント、メタボリック症候群
・筋肉内脂肪と心不全
〔key word〕心不全、筋肉内脂肪、臓器連関
・腎周囲脂肪の臨床的意義ーーメタボリックシンドロームや慢性腎臓病との関連性
〔key word〕腎周囲脂肪、メタボリックシンドローム、肥満関連腎症(ORG)、2型糖尿病
●TOPICS 癌・腫瘍学
・悪性神経膠腫に対する免疫チェックポイント阻害療法
●TOPICS 病理学
・WHO脳腫瘍分類 第5版の概要
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(13)
・ナッジのその先へーー金銭的報酬との組み合わせ、モバイルヘルス、習慣形成
〔key word〕行動経済学、ナッジ、行動変容、身体的活動、健康
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(3)
・ゲノム情報の特性を考慮した遺伝カウンセリング
〔key word〕ゲノミクス、次世代シークエンス、あいまい性、多様性、臨床的有用性
●FORUM 世界の食生活(3)
・ブランド化した真っ赤なキムチ
●FORUM 数理で理解する発がん(4)
・条件付確率とベイズの定理
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●日本は他の先進諸国に類を見ない速さで超高齢社会に突入し、認知症を有する高齢者の方が増加している。認知症の方にとっても食事は他者とのコミュニケーションを図るなど、おいしさや満足感を介して心の充足を感じる機会であり、栄養専門職による専門的な支援が求められています。
●また、認知機能の低下した方が食事をおいしく食べられる環境づくりや周囲のサポートは、認知症だけでなく介護予防や健康寿命延伸にも重要となるため、早期の栄養介入が認知症の進行予防にどのような効果を示すのかについてはエビデンスを構築する必要もあります。
●本特集では、認知症の方への食支援や研究を第一線で推進する専門家を執筆陣に迎え、それぞれの立場から食支援をわかりやすく解説。
●認知症高齢者における嚥下造影検査と臨床所見、4大認知症における食の特徴、看護師による食事ケア、口腔衛生、作業療法支援、精神病院や地域包括ケア病棟における栄養ケア、離島における支援、認知症基本法についてなど、「多職種アプローチで支える認知症の人の食事・栄養支援」について広く掲載しています。
【目次】
認知症高齢者の嚥下造影検査と臨床所見
4大認知症における食の特徴
認知症の人への看護師による食事ケア
認知症高齢者の口腔衛生
認知症高齢者の作業療法支援─食事場面を例に
精神科病院における認知症の栄養ケア
地域包括ケア病棟における認知症の栄養ケアとアプローチ
[Column]離島における認知症支援と課題
─認知症支援関係者の食事にまつわる語りから
[Column]共生社会の実現を推進するための認知症基本法について
●管理栄養士も知っておきたい理学療法評価・運動療法の基本3〈最終回〉
評価法3-フレイル高齢者向けの運動療法ーレジスタンストレーニング、バランス練習等
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーション 食サポ
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
栄養学のエビデンスに基づいた食環境づくりをめざす実践栄養学研究/静岡県立大学大学院 食品栄養環境科学研究院(研究組織)薬食生命科学総合学府(教育プログラム)食品栄養科学専攻 フードマネジメント研究室
●スポット
Hospital Food Experience Questionnaire(HFEQ)日本語版開発と今後の展望について
インフォグラフィックの手法を用いた嚥下調整食学会分類普及の取り組み
連載
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線5
身体活動の評価法
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.11 脊椎圧迫骨折を契機に体重減少、サルコペニアを呈した症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ14
服薬に起因した食欲不振で嚥下機能低下を引き起こした症例に対する食支援
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 23 心筋梗塞
●Medical Nutritionist養成講座71
脂肪乳剤
●Dr. 雨海の男性臨床栄養学24〈隔月連載〉
エネルギーの逆襲(3)-雷鳴頭痛
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
サツマイモ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 チンゲンサイゼリーのわかめあんかけ/東京都立府中療育センター
・2018年に妊娠高血圧症候群(HDP)の定義・分類が改訂され、「妊娠時に高血圧を認めた場合、HDPとする。HDPは妊娠高血圧腎症、妊娠高血圧、加重型妊娠高血圧腎症、高血圧合併妊娠に分類される」となった。
・本特集では、妊婦の約20人に1人の割合で起こり、母児ともに危険な状態となりうるHDPに焦点を当てて、その予防、治療、管理について各分野の専門家に最新情報を含めて詳述していただく。
・1人でも多くの女性がHDPとならないように、HDPとなっても危険な状態とならないように、またHDP後も健康で子育てに従事できるように、本特集の読者がHDPに関心を持って医療を実践することを希望する。
■妊娠高血圧症候群(HDP)の予防・治療・管理
・はじめに
・プレコンセプションヘルスケアーーHDP予防の観点から
〔key word〕プレコンセプションケア、妊娠高血圧症候群、予防
・腎疾患患者における妊娠
〔key word〕IgA(immunoglobulin A)腎症、糖尿病性腎症、ループス腎炎、非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)
・妊娠と二次性高血圧
〔key word〕妊娠高血圧(GH)、高血圧合併妊娠(CH)、二次性高血圧
・新しいエビデンスに基づいたHDPの診断
〔key word〕妊娠高血圧腎症(PE)、sFlt-1/PlGF比、加重型妊娠高血圧腎症(SPE)、血栓性微小血管症(TMA)、子癇
・HDPの治療UPDATE
〔key word〕降圧療法開始基準、降圧目標、重症域高血圧の急性発症、再発予防
・IoTを活用した妊婦の血圧管理
〔key word〕家庭血圧、遠隔管理、テレモニタリング
・妊娠高血圧症候群を発症した女性における産後の健康管理ーーインター・ポストコンセプションケアの観点より
〔key word〕妊娠高血圧症候群、心血管障害、インターコンセプションケア、ポストコンセプションケア
・HDP診療指針2021の成果と今後の課題
〔key word〕高血圧、生活習慣病、蛋白尿、妊娠高血圧腎症(PE)、慢性腎臓病
●TOPICS 免疫学
・スペルミジンによる脂肪酸酸化の調節と老化T細胞の抗腫瘍効果の回復
●TOPICS 糖尿病・内分泌代謝学
・食事性肥満から肝炎発症に関わる制御因子の同定
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(15)
・医療機関のQI(Quality Indicator)
〔key word〕医療の質、多施設間比較
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(5)
・遺伝カウンセリングを提供する人材とその養成
〔key word〕臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー【○R】、日本産科婦人科遺伝診療学会認定医、遺伝性腫瘍専門医
●FORUM 世界の食生活(4)
・ピグミー系狩猟採集民(中部アフリカ熱帯林)
●FORUM 戦後の国際保健を彩った人々(3)
・島尾忠男ーー結核の系譜
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・がん治療の進歩に伴い、心疾患患者のがん罹患事例やがん患者の治療関連心血管毒性(CTR-CVT)発症事例が増えてきており、腫瘍循環器学(Onco-Cardiology)の重要性が注目されている。
・腫瘍循環器学は、がん治療を最適化するために循環器医とがん治療医が協働で行う学問で、CTR-CVTの適切な管理によりがん治療を完遂し、がん患者の予後と生活の質の改善することを目的にしている。
・腫瘍循環器学は日々進歩しており、“Onco-Cardiologyガイドライン”を通じて、循環器医とがん治療医の連携がより円滑となり、がん患者の予後とQOLの改善の助けになることを期待する。
■Onco-Cardiology--最新ガイドラインと今後の課題
・はじめに
・腫瘍循環器学の歩みーー診療ガイドラインが示すエビデンス・ギャップと今後の課題
〔key word〕がん治療関連心血管毒性(CTR-CVT)、心血管リスク因子(CVRF)、診療ガイドライン
・がん薬物療法施行中に発症する心機能障害を評価する検査の使い方は?
〔key word〕がん治療関連心機能障害(CTRCD)、global longitudinal strain(GLS)、トロポニン、ナトリウム利尿ペプチド(BNP/NT-proBNP)
・心血管疾患のあるHER2陽性乳がん患者に対する薬物療法ーー抗HER2薬の投与は有用か?
〔key word〕HER2陽性乳がん、心血管疾患、心機能低下、トラスツズマブ、ペルツズマブ
・免疫チェックポイント阻害薬による心筋炎の診断とスクリーニングの現在
〔key word〕免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、心筋炎、心臓MRI、トロポニン
・がん薬物療法に伴う静脈血栓塞栓症の診断とマネジメントーー凝固線溶系分子マーカーは有用か?
〔key word〕がん、薬物療法、静脈血栓塞栓症(VTE)、凝固線溶系、分子マーカー
・心毒性のあるがん薬物療法ーーEvidenceとexperienceをいかした患者中心の管理を考える
〔key word〕心毒性、ガイドライン、心不全、がんサバイバー
・がん薬物療法における心保護薬の投与は有用か?
〔key word〕がん薬物療法、心保護薬、デクスラゾキサン
●TOPICS 救急・集中治療医学
・餅による窒息リスクと応急手当:現状と将来の取り組み(MOCHI registry)
●TOPICS 加齢医学
・毎日の温泉習慣が高齢者の“うつ”の少なさに関連
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(17)
・医師の働き方改革における追加的健康確保措置
〔key word〕医師の働き方改革、長時間労働、睡眠
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(7)
・非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)と遺伝カウンセリング
〔key word〕非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)、遺伝カウンセリング、出生前検査、プレコンセプションケア、ノーマライゼーション
●FORUM 世界の食生活(6)
・オラン・アスリの食生活
●FORUM
・米国の最先端がん研究治療ーー脳を中心に
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●栄養・食事療法の効果を高め、栄養診断を標準化するために、医療機関で勤務する管理栄養士・栄養士のカルテ記載を推進し、また記載にあたっては「栄養管理プロセス(nutrition care process;NCP)を普及させていくことが重要です。
●管理栄養士養成課程において、NCPがコアカリキュラムへ導入されたことにより、今後、臨床現場ではNCPによる標準化が図られていくと考えられます。
●本特集では、「栄養管理プロセス(NCP)-連携を深化させるための導入・実践ガイド」と題して、導入したくてもどのようなものかわからないという疑問を解消し、導入施設における事例や症例別の具体例も加えて、わかりやすく解説しています。
【目次】
データヘルス改革・医療DX-管理栄養士・栄養士の業務から
栄養管理プロセスの意義ー栄養介入の標準化を実現しエビデンスの構築をめざす
栄養管理プロセスの記録のポイント
栄養管理プロセスの記録の課題─栄養管理をSOAP&PESに落とし込むための提案
【NCP導入施設事例】
済生会熊本病院におけるNCP導入の取り組みと効果
前橋赤十字病院におけるNCP導入の取り組みと効果
[Column]実臨床でPESを実践するコツ
【症例編】
腎疾患患者の記載例
がん患者の記載例
在宅患者の記載例
●巻頭カラー
新時代のオーダーメイド型栄養学ー精密栄養学
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーションけめとも
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
臨床や地域における「対象者視点」の支援を行動科学などを用いて考える/新潟県立大学大学院 健康栄養学研究科 玉浦研究室
●座談会 リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス〈最終回〉
臨床栄養分野における臨床推論・診断推論のこれから
-管理栄養士による実践・教育・研究の普及をめざして
●スポット
NST活動におけるリハスタッフによる低栄養リスク者抽出とその着眼ポイント
「代謝的に健康な肥満」とは
連載
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(6)
サルコペニア:骨格筋の量と質に着目して
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(15)
新型コロナウイルス感染症の重症化にともない嚥下困難をきたした患者が多職種連携により経口摂取に移行できた一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術〈最終回〉
CASE 24 フィジカルアセスメント
●Medical Nutritionist養成講座(72)
脂肪乳剤の投与速度、投与量、投与経路
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
ラディッシュ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 カレイのマリネ/東邦大学医療センター大森病院
リスクアセスメント対象物健康診断は実施の要否も健診項目も事業者が決める!
労災保険制度の解説と手続き書類の記載例。
一生元気に!自愛ビューティ
『美ST増刊版』2024年3月号 今月の内容は
表紙は松嶋菜々子さん
【大特集】
あの人の秘密、口元美容、愛嬌ある犬顔・・・
真顔より笑顔が美しくあるべき理由
40過ぎたら「笑顔磨き」で美人度と好感度、上げていこ!
【第2特集】
美は健康なくして成り立たず。
40代50代からの体力測定&健康診断
【その他の特集】
●結局、ライン使いこそが大人のリッチコスパ&リッチタイパ
●どんな乾燥にも負けない!崩れない!もっちり乾かないメーク
●バブル世代のストイックな美容愛がスゴい! and more・・・
<本誌・増刊共通付録1>
イヴルルド遙華さん監修 美ST限定デザイン&フィルター付き 開運&美肌見え!
PITTA MASK ソフトベージュ+レイヤードフィルター各1枚(レギュラーサイズ)
<本誌・増刊共通付録2>
毛穴、くすみ、乾燥悩みもケアするオイルウォーター
メルヴィータの角質ケア ブースター ネクターデルミエールアクティベーターオイルウォーター1包
<本誌・増刊共通付録3>
乾燥も肌荒れもケア!
敏感肌の救世主 キュレルの濃密潤いシートマスク
モイストリペアシートマスク 1枚
<増刊付録>
外出先でリフレッシュ&リラックス 山本香料のアロマ香るマスクシール
※ベルガモット、柚子、ペパーミントの3種の香りからランダム 12枚入り。
<貼り込み付録>
ドモホルンリンクルの基本4点+ダブル洗顔(クレンジング・洗顔)
1包づつ計6包
『教科書ワーク』の文理が大人向けのワークをつくりました。
・多くの臨床医は血小板数が低下すると出血傾向を心配し、血小板製剤を輸注したくなる。しかしなかには、重大な血栓傾向をきたす疾患が隠れており、血小板輸注により病態が増悪し致死的となる場合もある。
・したがって、血小板減少に遭遇したら、まずは血栓症をきたす疾患を頭の隅におきながら、病態把握と治療の選択を迅速に行わなければならない。
・本特集では、出血をきたす血小板減少性疾患と血栓傾向をきたす血小板減少性疾患の両者を紹介し、その血小板減少をきたす病態や診断法を学び、適切な治療を選択できるようになることを目的とする。
■出血傾向あるいは血栓傾向をきたす血小板減少症と血小板機能異常症
・はじめに
●【出血傾向をきたす血小板減少症・機能異常症】
・免疫性血小板減少症/特発性血小板減少性紫斑病(ITP)--診断、検査、治療の最新の知見
〔key word〕網状血小板比率(RP%)、幼若血小板比率(IPF%)、ホスタマチニブ、エフガルチギモド
・先天性血小板減少症ーー病態、診断、検査、治療
〔key word〕遺伝子パネル解析、フローサイトメトリー、免疫蛍光染色、免疫性血小板減少症(ITP)
・先天性血小板機能異常症
〔key word〕血小板活性化、血小板凝集、出血傾向、GP2b-3a
・後天性血小板機能異常症
〔key word〕後天性血小板機能異常症、アスピリン、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)
・後天性フォン・ヴィレブランド症候群
〔key word〕フォン・ヴィレブランド因子(VWF)、ずり応力、血管異形成、ADAMTS13
●【血栓傾向をきたす血小板減少症】
・血栓性血小板減少性紫斑病ーー病態、診断、治療の最新知見
〔key word〕血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、ADAMTS13、フォン・ヴィレブランド因子(VWF)、リツキシマブ、カプラシズマブ
・非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)--疾患概要と抗補体治療時代の治療戦略
〔key word〕血栓性微小血管症(TMA)、補体介在性TMA、血漿交換、エクリズマブ
・ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)とヘパリン以外が原因となるHIT
〔key word〕anti-PF4 disorder、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)、ワクチン起因性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)、免疫学的測定法、機能的測定法
●【再生医療】
・間葉系幹細胞由来血小板様細胞の医療応用ーー再生医療等製品の開発への取り組み
〔key word〕血小板、間葉系幹細胞(MSC)、脂肪組織、難治性皮膚潰瘍、再生医療等製品
●TOPICS 社会医学
・COVID-19ワクチン接種状況と接種証明書の活用
●TOPICS 神経精神医学
・精神・神経疾患のニューロモデュレーション治療
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(24)(最終回)
・健康・ウェルビーイング志向の社会システムづくり
〔key word〕健康志向の社会システム、地域共生社会、経済競争力、産官学民協働、データ駆動の健康まちづくり
●連載 遺伝カウンセリングーーその価値と今後(14)
・がん診療における遺伝カウンセリング
〔key word〕遺伝性腫瘍、遺伝学的検査、遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)
●連載 臨床医のための微生物学講座(4)
・肺炎球菌ーーワクチン導入により変化する肺炎球菌感染症
〔key word〕肺炎球菌感染症、血清型、肺炎球菌結合型ワクチン(PCV)、薬剤耐性
●FORUM 世界の食生活(13)
・世界の病院食ーー世界の病人は何を食べているのか
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(5)
・生と死の境界線5
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
途中で歩いたって構わない。
走ることが楽しくなるアイデアがたくさん。
さぁ、カジュアルに走り出してみよう!
走ることはカラダにいいことだし、気持ちよさそう。
それは理解しているけれど、なかなか新たな一歩を踏み出せない、
そんなあなたをランニングワールドに引き摺り込みたい特集です。
2駅先にある映画館までゆっくりと走って、映画を見て帰りは電車で帰ってくる、
市場まで走って、美味しい食材を買って、帰りはバスで、月に1回でもいい……。
バリバリのラン着ではなく、機能性があって街でも違和感ないウェアが増えてきているし、
目的地での行動もスマホひとつさえあれば、なんとかなる時代。
もちろん、ランニングシューズも日常でも活躍必至の二刀流使いが基本、
そうです、今こそカジュアルに走り始めるには格好の環境が整ってきているんです。
まずは、実際にランニングを楽しんでいる570人にアンケートを実施して、
走り出してよかったこと、カラダやココロが変わった具体例をリサーチ。
健康診断の数値が改善、疲れにくくなった、睡眠の質が向上、痩せた、不調解消……、
『ターザン』ならではの科学的な裏付けを添えて紹介していきます。
そして、楽しく走るためのアイデア集へと。
美味しいモーニングの店をゴールにする、ラン前後に自撮りする、銭湯をランステにする、
ランで社会貢献する、わざと道に迷ってみる、コモドドラゴンごとく走る、など36提案。
さらには、最新のシューズカタログや、初めて参加しても楽しめるランイベント紹介なども。
ランニングは、時間や場所を選ばず、一人でも楽しめる、とても自由なスポーツ。
毎日続けなくてもいい、三日坊主でもいい…、
そんな気軽な気持ちで走り始めてみませんか?
症状別でわかりやすく、即対応可能。健康診断の検査項目をもとに根本解決も。メンタル&体調不良の理由がすぐわかる。すぐ読んで、すぐ安心。
冒険者カイルは、無能としてパーティを追放されてから十年間、ずっとソロで地道に活動していた。三十歳となり、世間では体力の衰えから冒険者を引退する頃合いだがーなぜか彼は最高ランクの魔物を一撃で倒せるようになっていた。己の天井知らずの能力成長に、呪いの類を疑ったカイルは久々に健康診断を受ける。だが、医者から告げられたのはー。「あなたは“晩成”の覚醒により、人間を逸脱しました」カイルの身に起こっていたのは、一日にちょっとずつステータスが上がるユニークスキル“晩成”の覚醒だった!自分が健康体だと知ったカイルは、駆け出しの冒険者・エリサとユイのパーティ『英雄の証』への勧誘を受け入れ、新たな冒険者ライフを送るが…。そんな遅咲き&最強三十路の爽快冒険活劇!