丹念な事例研究を読みすすんでゆくと、カウンセラーとしての著者の基本姿勢、すなわち、いつまでも希望を失わずにクライエントと歩みを共にする姿が生き生きと浮かんでくる。力のこもった記述である。
明治元(1868)年から昭和20(1945)年までの間に誕生した新語・俗語を収録した辞典。見出し語の排列は五十音順。小説・随筆・評論・回想録・新聞・広告文案・流行歌詞・当時刊行の新語辞典・モダン語辞典等から用例を採録する。付録として新語俗語の造語法、用例引用文献一覧等が巻末にある。-近代日本のモダンなことば。近代日本文化の原点を探る。
阪神・淡路大震災などを契機にして、わが国においても「トラウマ」という言葉が広く知れ渡るところとなった。しかしその概念を曖昧にしたまま適用が拡大されていった結果、心の傷はすべてトラウマであるといった発想がもたれる結果ともなった。本書では「トラウマとは何か」という本質的な問いかけにさまざまな角度から接近し、再現性を核としたトラウマのメカニズムの解明を試みる。
本書は従業員の昇進の遅れを意味するキャリア・プラトー現象について、原因とそれが従業員におよぼす影響について考察する。
本書は従業員の昇進の遅れを意味するキャリア・プラトー現象について、原因とそれが従業員におよぼす影響について考察する。
本書は、臨床現場の諸領域において第一線で活躍している著者らが、コミュニティ心理学にのっとった独自の活動について具体的に紹介するものである。それぞれ、臨床心理学的地域援助の今後の発展を念頭に置いた個性的な主張をしつつ、今日の社会において、臨床心理士はどのような問題に取り組まなくてはならないかを、実例を交えて解説している。そして最終章でまとめとして「臨床心理学的地域援助とは何か」を明確にし、コミュニティ心理学の重要性を説いている。
本書は2部構成となっている。第1部では、セルフ・エフィカシーの理論を概観するとともに、セルフ・エフィカシーの概念が医療場面、教育相談場面でどのような意義を持っているか、動機づけ理論という観点からどのように理解することができるか、およびその測定法に関する概観が行なわれている。第2部では、さまざまな現場でセルフ・エフィカシーの概念をどのように位置づけることができるか探るとともに、セルフ・エフィカシーの概念を現場でどのように取り扱うことができるかを考えた。不安や抑うつといった情緒問題の解決や社会的スキルの獲得、ストレス管理、摂食障害や糖尿病等の治療といったさまざまな臨床場面において、また、子どもの問題行動や学業達成、職業指導といった教育場面においてセルフ・エフィカシーの概念を治療や指導にどのように活かすことができるかを明らかにした。また、看護、リハビリテーション、高齢者の抱える問題、運動と健康の維持増進処方といった今日的課題を抱えるにおいてもセルフ・エフィカシーの概念をどのように理解し、活用することができるかを明らかにした。
ふりがな新聞が拓いたメディアの近代。挿絵と総ふりがなにより、商品としての新聞と読書する大衆への道を見いだした小新聞(こしんぶん)の実証的研究。
本書は従業員の昇進の遅れを意味するキャリア・プラトー現象について、原因とそれが従業員におよぼす影響について考察する。
“ポプコン出身”という言い方があるほど、ヤマハ・ポピュラー・コンテストから世に出たミュージシャンは数多い。その代表曲を2枚組ディスクに全32曲を収録。中島みゆき、因幡晃、CHAGE&ASKA、チェッカーズ等々、懐かしのデビュー曲が初々しい。
本書は従業員の昇進の遅れを意味するキャリア・プラトー現象について、原因とそれが従業員におよぼす影響について考察する。