臨床心理学を学ぶすべての人のための今までにない新しいテキスト。その発展とともに細分化・専門化の進む臨床心理学を学ぶために、それぞれの分野の第一線で現在活躍中の40名が集まり、自分の専門を初学者に向けて語る実践的テキスト。
本書は現代社会における子どもの状況について理解し、つぎに問題行動の意味と特徴、問題の発生などを説明し、心理診断と心理療法の知識・技術に関してわかりやすく解説したものである。
本書は4年制大学、短期大学、専門学校の学生、または一般の方を対象とした臨床心理学の入門書である。
本書は、とりわけ、子どもたちの抱えている適応上の諸問題について、それらの症例や事例をもとに、具体的な解決方法、指導方法、ならびにその早期発見や予防のあり方などが述べられている。
70余年も読みつがれた不朽の名作の新版。初めて新仮名づかいにするとともに、難しい漢詩や手紙文の一部には読み下し文や現代語訳をつけて、若い読者の方々にも読みやすくなって刊行。
本書は、教師が生徒指導を行ううえで実際に役立つ根本的な考え方や態度を提示したものである。
逆説と警句にみちた随筆文学の傑作。多芸多才なチェスタトンの業績のうち、ジャーナリスト、エッセイスト、思想家、文芸批評家、シェイクスピア学者としての代表作。
子どもたちは家庭と学校で育ちます。その家庭と学校で人間を知り、社会を知るのです。その家庭と学校が今SOSを発しています。彼らを包み込む社会の度量が狭く窮屈になっているのです。犯罪やもめごとは、社会内での対人摩擦の排出ガスでしょう。そのガスを吸わされた子どもや青年はしかたなくそれに酔わされ大人と同じことをまねするのではないでしょうか。社会心理臨床家として、親や教師を支援するためにまとめたのがこの書です。
本書は、少子・高齢社会における今日、乳幼児の保育、ジェンダー形成のあり方、中高年期の心をめぐる問題などを中心に取りあげ、生涯発達の視点から、人々が心理的に健康であるための臨床心理学的サポートのあり方を「コミュニティ・アプローチ」をキー・ワードに論じたものである。
本書は、大学の一般教養「心理学」の授業のテキストとして企画された。心理学をはじめて学ぶ学生に、心理学の世界を知ってもらうことを目的に、心理学という科学の体系、こころ、行動、情報、脳・神経の活動について、認知論、行動主義、人間性心理学、現象学的心理学、生理学的基礎といった視点を網羅して、できるだけ幅広くわかりやすく解説したものである。
心の時代がやって来た。心のケアの必要性が叫ばれている。心の専門家も求められている。でも、いったい「心」ってなんだろう…?「臨床心理学」ってなんだろう…?これから臨床心理学を学ぶ人、心理職をめざす人のための、わかる入門テキスト。
本書は、面接や治療の具体的な進め方やそこでの臨床家の役割など、心理臨床の実際をさまざまな現場における事例に基づいてまとめたテキストである。多様な実践に対応できるよう、発達段階や施設・機関、各種心理療法ごとに特徴的な事例を取り上げ、面接・治療過程の展開や対応のポイントを詳説する。また、実践家として研鑽を続けるために指導者からアドバイスを受けるスーパービジョンの必要性とその方法についても解説している。