本書は、面接や治療の具体的な進め方やそこでの臨床家の役割など、心理臨床の実際をさまざまな現場における事例に基づいてまとめたテキストである。多様な実践に対応できるよう、発達段階や施設・機関、各種心理療法ごとに特徴的な事例を取り上げ、面接・治療過程の展開や対応のポイントを詳説する。また、実践家として研鑽を続けるために指導者からアドバイスを受けるスーパービジョンの必要性とその方法についても解説している。
本書は従業員の昇進の遅れを意味するキャリア・プラトー現象について、原因とそれが従業員におよぼす影響について考察する。
IgA腎症の基礎的所見を簡明にまとめるとともに、自験例・他験例(報告例)のエビデンスを踏まえた現時点で最良と思われる治療法の集大成を作り上げた。第1部では、IgA腎症の発症・進展メカニズム、IgA腎症の臨床検査所見・病理所見と予後判定を簡明に記載。第2部では、IgA腎症の治療を食事療法、薬物療法(特に、抗血小板・抗凝固・線溶療法、副腎皮質ステロイド、fish oil、ACE阻害薬、免疫抑制薬)、扁桃摘出の面からなるべく自験例やこれまでの報告例を中心にup dateな情報を記載。いくつかの新知見を交えた改訂第2版。
本書は、細小血管症や大血管症を中心に、糖尿病の各々の合併症別に最新の解説が、現在第一線で指導的な立場の専門家により執筆されている。
本書は、臨床心理アセスメント(査定)に関する基礎知識をひととおり解説したテキストである。クライエントの診断や見立て、適切な援助方法の選択、援助課程の評価などのために用いられる主な心理テストの特徴と扱い方を、その効用と限界を踏まえた上で理解しておくことは大切である。本書はそのような観点から、発達、知能、性格・人格、行動・社会性、適性、学力・想像力、神経心理学的検査といった心理テストをていねいに解説している。臨床心理士や産業カウンセラーなどの資格取得をめざす読者や、臨床現場にたずさわろうと考えている学生にとって好適な教科書・参考書である。
オーソドックスなアルコール依存症・薬物依存症から最新のインターネット依存症・サプリメント依存症まで、あらゆる依存症を網羅。依存症チェックリストで、さあ自己診断。
難関といわれる指定大学院への進学について、自分にあった学校選びから入試の攻略法まで、具体的かつコンパクトに指導します。指定大学院教授陣へのインタビューや合格者の体験記を通して、入試準備や大学院生活など、受験者が気になる入学前後の様子がよくわかります。臨床心理士の仕事内容や大学院修了後どうなるかなど、臨床心理士になってからの進路がはっきりとイメージできます。
親鸞の『正信偈』を社会科学者の視点で体系的に分析し、念仏思想の重要な点を痛切な慙愧心に求める。真宗の念仏とこの世の暮らしを問いかける話題作。
本書は、臨床心理士養成を目的とする大学院臨床心理学研究科、臨床心理学専攻の必修科目「臨床心理査定演習」の基本的テキストとして、また「臨床心理基礎実習」「臨床心理実習」における臨床心理査定の実際に役立つことを目指して構成されている。
本書は「臨床心理士」の資格を取得しようとする人びとに正確な情報を提供するため、既刊の『臨床心理士になるために』の別冊:臨床心理士資格試験問題集ー平成15年版ーとして公刊されるものである。
本書では、社会保障制度を将来にわたり持続可能なものとしていくために、年金、医療、介護等の改革について、「次世代育成支援」「多様な働き方への対応」等の各政策領域との連携を図ることにより、生涯を通じた生活保障の在り方の改革(生活保障改革)ともいうべき観点から進めていくことの必要性を打ち出すなど社会構造、経済構造が大きく変わりつつあることを念頭に置きながら、今後の社会保障の方向性についての考え方を示しています。
ADHD(注意欠陥/多動性障害)ってどういう意味?ADHDの原因ってなに?学校では?家では?外ではどうしたらいいの?発達障害の子どもとその家族との交流を通して、ADHD(注意欠陥/多動性障害)を中心に具体的な支援をわかりやすく解説。