沢庵和尚のいくつもの顔…柳生宗矩や十兵衛、宮本武蔵に剣禅一如の奥義を伝える禅僧。大徳寺一五三世を三日で辞し、流罪をも恐れず筋を曲げぬ反骨の人。トラを素手で手なづけ、家光を驚嘆させる大胆不敵さ。心にしみる法話の名人-沢庵和尚の全貌をあかす88話。
保育士と幼稚園教諭、乳幼児を育てる親、これほどまでに「対人関係を仕事の中心にする」営みがあるだろうか。この人たちには、子どもとの人間的つきあいのスペシャリストであることが求められる。そのための概念的理解と実践の方法を提供する。
本書は、著者が本願寺新報紙上に平成十三年二月から七十回にわたって連載したもので、題名が示す通り、「正信偈」の内容をわかりやすく親しみのある言葉で解説されている。「正信偈」は、『教行信証』「行巻」の末尾に置かれた六十行百二十句の短い偈文で、浄土真宗の僧侶・門信徒にとっては、朝夕の勤行に念仏・和讃を加えてつとめる最も身近な勤行聖典であり、また浄土真宗の教義の要とその伝持とが簡潔に述べられた大切な聖教である。本書は、この「正信偈」の偈文一つひとつの意味を、いわゆる専門用語をできるだけ避け、身近な出来事を例話とし、巧みな比喩を駆使して、噛み砕くようにわかりやすく語っている。
「心理臨床家の仕事は、いったい医行為とどこがどう違うのか?」心の専門家のアイデンティティそのものを問うこの質問に、日本の心理臨床の第一線で活躍するベテラン臨床家たちと法律家が、渾身の力をこめて書き下ろした問題提起の書。
臨床心理学とは何か、何をどのように学んだらよいのか、どのようにして心の健康をケアするのかなどをわかりやすく説く。初めて臨床心理学を学ぶ人にとって最適のテキスト。
重症児教育が変わるとき人間発達の地平がひろがります。重症児・者のライフステージを視野に入れた教育実践の展開から卒業後の生活、医療との連携まで、重症児教育・福祉が総合的に理解できる。
本書は、ロールシャッハ法、ベンダー・ゲシュタルト法、火焔描画法の三つのテスト結果を数値化して心理査定データベースを作成することにより、それを基に得られる人格的特徴、臨床的情報などをまとめた書である。第1部では、著者が考案した心理査定データベースの構造と手順、データサンプリングの立場、採用した28群の臨床例の内訳などを解説し、データベース運用によって作成されるマップの概要を説明する。第2部では、三つのテストのスコアリング手法を詳しく解説する。第3部は、著者が長年蓄積してきた3411の原データベースから、各検索条件による564組の出力マップを、対応する事例や臨床的特記事項などと併せて掲載する。第4部は、このアトラスを自在に使用するための要点と各面からの臨床的索引を載せている。医療、教育・児童福祉、少年鑑別所、家庭裁判所などの臨床の現場で心理査定を行なう臨床心理士や、精神科医などの医療関係者が幅広く活用できるよう工夫した、わが国初の試みの成書。
本書の目標は、アメリカの大学院で使用されている臨床心理アセスメントのレベルの内容とした。APA(アメリカ心理学会)が採用している心理テストの倫理基準や、コンピュータによる自動解釈システムと利用の仕方についても紹介した。実証的なアセスメントを目指したので、妥当性や信頼性研究には特に注意を払った。本書では、心理テストを網羅的に取り上げるという方向は採らなかった。臨床心理アセスメントに重要なトピックについて、重点的、徹底的に取り上げた。心理学専攻生(特に3〜4年生)や臨床心理学コースの大学院生が、ハンドブックとして手元に置き、常に参照できる内容とした。臨床の場でも活用できるように設計した。
臨床心理学の基礎知識を全般にわたって解説した概論書。臨床心理学の背景にある考え方から、心理アセスメント、面接の進め方、精神疾患の分類といった実践的な知識や質的研究法を中心とした研究方法などをやさしく解説。また、学校・産業・地域における臨床心理学、カウンセラーの職業倫理、臨床にかかわる人の資格など、現代における臨床心理学と社会とのかかわりについても具体的に紹介。臨床心理学を学ぶ学生やさまざまな領域で臨床にかかわる人にとって、体系的な知識を身につけるために有用な教科書・参考書である。
社会心理学の理論、概念、知見から心の不適応の問題にアプローチする「臨床社会心理学」の基本的な考え方から最新の研究例までをやさしく解説。エピソードやイラストをふんだんに取り入れた入門テキスト。
ビジネス「心理戦」に絶対負けない裏ワザを紹介。
ナリタイ気持ちを実現する!心理系資格がよくわかる!合格までを完全サポート!カウンセリング技法紹介!養成講座で学ぶこと。